月刊ほくと新聞Hokuto News Paper

小杉高架橋の桁一括架設

2018年10月号

当社白山事業所からほど近く、小松バイパスの4車線化にともなう工事が進められております。

今回桁一括架設作業をおこなうのは、『小杉高架橋』。本工事は国土交通省北陸地方整備局様御発注の案件で、橋長約130m、有効幅員8.75m、鋼重約330tの3径間連続鋼非合成I桁橋です。

石川県では過去に数例しかない、”多軸式重量台車とユニットジャッキを使って、地組した大ブロックの桁を台車で所定位置まで運びジャッキで下から持ち上げて連結するという桁架設”ということもあり、深夜、小雨交じりで気温も低い中にもかかわらず、工事関係者をはじめ、建設現場愛好家?が集まり、大勢のギャラリーに見守られながら作業が進められていきました。

台車上の桁がゆっくりと動き出します。長さ66.5m、重量は215.8t分のブロックが徐々に所定の位置へ。
そしてつながる。

今回の工事も無事に計画通り終えることができました。関係者の皆様には心より感謝申し上げます。

明日の朝、きっと地元のみなさんも、景色が変わっていることに気が付くと思います。そしていつの間にか当たり前の景色となります。みなさんの暮らしの中でお役に立てるよう、これからも良い製品をお届けしてまいりたいと思います。

工事は来年3月まで続きますが、最後まで気を緩めず、安全を最優先に作業を進めてまいります。引き続きご理解とご協力の程お願い致します。

据付完了時の上空写真

据付完了時の上空からの写真

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