月刊ほくと新聞Hokuto News Paper

社長コラム 2022年3月号「それぞれの春」

2022年03月号

例年にも増して今年は怒涛の3月でした。

 

北京オリンピックの興奮さめやらぬまま3月をむかえ、

そのまま北京パラリンピックの開催・・

と思っていたところにロシアとウクライナの紛争が勃発して

平和の祭典が台無しになりました。

 

あの状況下で競技に出場して頑張っていた

パラアスリートたちの気持ちを考えると心が痛みます。

いかなる理由があっても人を傷つけることはあってはならないのです。

毎日ニュースであの惨状を見ると本当にやるせない気持ちになります。

一日も早い解決を願うばかりです。

 

 

北京オリンピックと言えば、先月のコラムで書かかせてもらった高梨沙羅選手、

あれから気持ちを切り替え3月2日のワールドカップ第14戦に復帰していきなり優勝、

さらに3月6日のワールドカップ第17戦でも優勝して

自身の持つワールドカップ通算勝利数を63に伸ばし今シーズンを終えました。

ただただ拍手喝采です。

 

今後の去就は明確にしていませんが、来シーズンもあの大ジャンプと

可愛い笑顔の表彰台を期待するのは私だけではないでしょう。

 

 

 

3月は我々石川県民にとっても大きな出来事がありました。

保守三つどもえの石川県知事選挙です。私が物心ついてから3人目の知事誕生でした。

前任の谷本知事は7期28年の長きにわたり石川県のかじ取りを担い、

最後はコロナ禍の対応で大変ご苦労されました。

これまで石川県発展のためにご尽力されたことに改めて敬意と感謝の意を表するものであります。

 

新たに石川県知事に就任した馳さんには谷本県政を継承しつつも、

次の時代に向けて石川県民のために既成概念やこれまでの慣例を打ち破り、

新しい発想でどんどん施策を打って頑張ってほしいと思います。

 

これからたくさんの難問が待ち受けてると思いますが・・

個人的には、人のことを悪く言わない馳さんのキャラクターと

何事にも怯まないあの突破力に大いに期待しています。

 

同日に新しい金沢市長も決まりました。

石川県と金沢市の「連携」がこれからの大事なキーワードになると思うので

そのことも意識してそれぞれ前向きに頑張ってほしいと思います。

 

「馳知事」「村山市長」聞き慣れるまでにしばし時間がかかりそうです。

 

 

 

そしてその県知事選、市長選の余韻が冷めない3月16日23時半ごろ、

最大震度6強を観測する大きな地震が発生して福島・宮城で再び大きな被害がでました。

被災された方々には心からお見舞いを申し上げるとともに

一日も早い復旧をお祈り申し上げます。

 

11年前にあれだけ甚大な被害がでてそれに対する耐震や備えをしていても、

東北新幹線が脱線したり建物が壊れたりするわけで

改めて地震の怖さを思い知らされました。

 

我々も他人事と思わずに日ごろから防災の意識を高め、

きちんと備えをしておかないといけないのです。

 

 

 

年度末が近づき異動や引っ越しなど慌ただしい雰囲気ではありますが、

4月になるとまた新しい年度が始まりそれぞれが新たな気持ちでの新生活のスタートです。

我が社も4人の新入社員を迎えます。

 

来年度はどんな出会いがあるのだろう、どんな仕事のご縁があるのだろう、

そんなことを考えると気持ちが前向きになりわくわくしてきます。

 

会社の近くで美川の河津桜がすでに満開です。

私も兼六園の桜を楽しみに4月をむかえたいと思います。

 

 【美川の河津桜】

 

一年間ホントにお疲れさまでした。

そして4月からさらにギアをあげてまたみんなでいい仕事をしていきましょう!

 

今月も読んでいただきありがとうございました!

 

 

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