月刊ほくと新聞Hokuto News Paper

社長コラム 2024年7月号「究極のサービス??」

2024年07月号

タリーズの話題を書くのは久しぶりなのですが、今も毎週末欠かさず通っている

タリーズ金沢入江店がまたやってくれました。

今月初旬の土曜の朝、いつものようにいつものロイヤルミルクティTallサイズを

買いにいきました。この日は珍しくお店は空いていたのですが、

いつものように注文してスマホに入っているタリーズカードで

支払いを済ませたのとほぼ同時くらいに

「ホットのロイヤルミルクティをご注文された方ぁ」って呼ばれました。

一瞬、違うお客さんだと思っていたら、顔見知りの店員さんが私のだと言うのです。

あまりの早さにびっくりして「なんでこんなに早いの?」と聞いたら

その店員さんはニコニコ笑って「お客さまのクルマが駐車場に入ってきた時点で

作り始めていました!」と言うのです。一瞬びっくりして、私は

「もし、私が別のものを注文したらどうするの?」と聞いたら

その店員さんは「それはあり得ないと思います!」と笑って言い切るのです。

これにはさすがに参りました。確かに私は、タリーズでロイヤルミルクティ以外の飲みものを

注文したことはなく、強いて言えばその日の体調によってサイズを変えているのですが

それも最近はほぼTallサイズ。その日はたまたま私の前に他のお客さんがいなかった!

クルマを停めた場所がカウンターの正面から見える位置だった!

という二つの条件が重なったこともあるのですが、これはまさにお客さまファーストの対応。

そして何より名前も名乗ったこともない私が、ホットのロイヤルミルクティしか

飲まないこと、私がどのクルマに乗っているかをこの店員さんは

ちゃんと覚えているということです。私もいろいろな方から常に先を読んで仕事しろ!

と教えられてきましたが、これはちょっと読みすぎではないか?

と思わないでもないのですが・・。

まあ!ここまでやられるとさらにタリーズ金沢入江店に通うしかないのです。

ちなみに現時点で金沢入江店での私の店舗内ランキングは8位!!

 

今月7日の夜に犀川大橋架橋100年をお祝いする「百寿祭(ももじゅさい)」が開催され、

犀川大橋は人人人で埋め尽くされていました。

私の記憶では犀川大橋自体を工事以外で全面通行止めにして

ホコ天にしたのは初めてではないかと思います。

聞くところによると当日は15,000人の人が歩いていたそうです。

今回、国土交通省金沢河川国道事務所さんや、

金沢片町まちづくり会議・野町弥生地区商店街連盟などの地元の皆さん、

そして我が社も所属している日本橋梁建設協会など多くの方々のお世話で

この「百寿祭」が開催されました。当日は犀川大橋中央に特設ステージが設けられ、

100周年記念プレートの除幕や輪島御陣乗太鼓、にし茶屋街の芸妓衆による

踊りの披露等々・・久しぶりにお祭り気分満載で、大変盛り上がっていました。

そして右岸側(片町側)と左岸側(野町側)のそれぞれの代表が

犀川大橋中央で握手をして、これからの犀川大橋の安全を祈願しました。

 

現在の犀川大橋は大正13年(1924年)に完成したもので、

当時の最先端の技術で造られたワーレントラス構造の橋梁です。

そして昭和42年(1967年)2月10日まで北陸鉄道の電車が

この犀川大橋の上を走っていました。

私もかすかな記憶で最後の花電車を見たような気がします。

それから平成6年(1994年)に大規模補修をおこなって現在の姿になったのです。

ちなみに平成12年(2000年)には国の登録有形文化財に指定され、

犀川大橋は金沢市民にとって、なくてはならないシンボルになったのです。

これからも金沢の街が変わっていく様子を、この犀川大橋はずーっと

見守っていくのだと思います。犀川大橋架橋100年ということは

我が社が創業する10年前には犀川大橋が完成していたということなので・・

改めて当時の技術レベルの高さに驚かされます。どうやって造ったんやろう~~?

 

私が初めてこの社長コラムを書いたのが、3年前の2021年8月!

今月でまる3年になります。

何とか頑張って毎月欠かさず書かせてもらったので、原稿はちょうど36本。

改めて3年前の原稿を読み返してみると内容は??

ちょうど東京オリンピックが無観客で開催されたことを書いていました。

個人的には内容がマンネリ化しないように心がけて、

思ったことをそのまま書かせてもらっているつもりなのですが、

改めて読み返してみると何となく偏っているような気がします。

ちなみにうちの相談役は平成10年(1998年)~平成30年(2018年)までの

20年間、毎月欠かさず「北都鉄工 経営の原理原則」を書き続け、

6年前に1冊の本にまとめました。20年で原稿は実に240本!

私がそこまで行くにはあと17年・・

いったい何歳まで書き続けなければいけないのだろうと思うと

気の遠くなる話なのですが、とにかく先のことはあんまり意識せず

これからも毎月毎月思ったことや出来事を書き続けようと思います。

また皆さんからご意見やご批評をいただけると嬉しいです。

 

いよいよ今月末に新社屋が完成し、来月予定通り引っ越しをして

新社屋での業務が始まります。そのあと旧社屋を解体して

外構工事や付帯工事が始まり全体の完成は年末頃を予定しています。

長い間、私をはじめたくさんの人たちが楽しみにしていましたがいよいよ完成です!

来月のコラムは写真を中心にした新社屋特集?でも書こうかと思っています。

 

今月も最後まで読んでいただきありがとうございます。

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