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2019
フルハーネス型安全帯使用従事者特別教育がおこなわれました
労働安全衛生法施行令・安全衛生特別教育規程の改正にともないフルハーネス型安全帯使用従事者特別教育が実施されました。
従来 高所からの墜落による危険を防止するための措置として安全帯を着用して作業が行なわれておりましたが、胴ベルト型安全帯使用時に墜落した際の衝撃によって内臓を損傷する恐れがあること、救出されるまでの宙吊りの状態下での腹部等への圧迫による危険性などが指摘されておりました。そこでこの度 作業の安全性をより確保することを目的に、フルハーネス型の着用が原則義務化となり、作業に合わせた適切な安全帯の選定と正しい使用方法、今後求められる安全管理体制といった事柄について実演も交えた講習をおこなっていただきました。
法改正の意義を理解するとともに、高所作業の危険性と安全確保に向けて、認識を深めるとても良い機会となりました。安全帯を使用していても宙づり状態になった時はこんなに苦しいものだということを知り、安全作業を行う上での知識を広げることができました。
ご指導いただきました山下先生をはじめ、建設業労働災害防止協会の職員のみなさま、有意義な機会を設けていただきありがとうございました。
今後も安全を最優先に作業を進めてまいりますので引き続きどうぞ宜しくお願い致します。