社長還暦祝いの舞台裏
2021年10月14日
本日10月14日は
当社社長の60回目の誕生日、つまり還暦です。
例年は女性社員中心に（ひっそりと）お祝いしていましたが、
さすがに今年はそういうわけにはいかないと思い
社長の性格・嗜好を熟知した社員何名かで夏ごろから
プロジェクトチームとして作戦を練ってきました。
作戦会議では
「社長は冗談か本当か還暦にあたって赤いものは絶対着ない・かぶらないと言っている」
「かといって本当は祝ってほしいはずだ」
「普段使うものはこだわりがあって、恐らく自分で買うだろう」
「実用的なものより“おもしろいもの”をあげた方が喜んでもらえる」
「なるべく多くの社員の前でサプライズで何かしらのお祝いをしたい」
結論として
オリジナルの記念品を製作し
社員が集まる場で贈呈するという
話にまとまりましたが、
まず何を作っていいか分かりませんでした。
するとその様子を偶然見かけた当社の工事部長が、
「社長はいつも橋が完成した時に、橋歴版をまじまじと見られている。
実は橋歴版が欲しいのではないか？」
という冗談のような一言から話は動き出しました。
橋歴版とは完成した橋に取り付ける金属製の板のことで、
橋の名前や完成年月日、事業主体、設計・施工会社等を記したものです。
【見えにくくてすいません。。。】
橋歴版・・・
還暦・・・
還暦版！！
もはやダジャレのような発想ですが、
これはおもしろいんじゃないかということで
この冗談みたいなアイデアを採用することにしました。
製作にあたっては金属加工を得意とされ、バッチやメダル、記念品等を手掛けてらっしゃる
金沢市の桂記章株式会社 澤田社長様にご相談させていただきました。
当社社長と澤田社長様は公私ともにお付き合いされていることもあり、
今回の趣旨をお伝えしたところ、
「こんなことできるよ！こんなこともできるよ！」と
ご提案をたくさんいただきました。
そして出来上がった品は我々の想像の遥か遥か上をいくものでした。
【木材はケヤキを使用していただき、非常に特別感の漂う仕上がりにしていただきました。】
また還暦版と並行して
社員からのメッセージカードを集めた
メッセージボードの製作にも取り掛かりました。
メッセージカードの
期日内の提出率は（当社比で）脅威のほぼ100%。
当社の団結力を垣間見た気がしました。
メッセージの内容も
社長が阪神ファンということで、
阪神の歴代最強助っ人ランディ・バースを名乗る人物からの
お祝いメッセージがあったり、
社長のコラムを楽しみにしていますという声があったり、
様々なメッセージが集まりました。
【この中に自称ランディ・バースが紛れ込んでいます】
そして迎えた10月11日（月）
誕生日よりも3日早かったのですが、
毎週月曜日は事務所・工場合同で朝礼をしており、
また社長も還暦祝いについてはまだ油断しているだろうということで
この日の朝礼をサプライズのXデーとしました。
朝礼の次第が進み、
最後に営業からのお知らせという事で
I君から「少し早いのですが、社長還暦おめでとうございます」
と言うと
照れ臭そうにしながらも「それは違うやろ～」と
まず一言。
そしてお祝いとして用意していた
花束、メッセージボード、還暦版を贈呈しました。
一部の社員の中では
社長が感極まって泣くのではないかと
予想していましたが
まったくそうはなりませんでした。（笑）
しかし表情を見る限りは
喜んでもらえたのではないかと
思っております。
還暦を迎えたことについては
恐らく今月の社長コラムで述べるかと思いますので
またそちらもお楽しみに。
最後になりますが
今回還暦版の製作にあたってご尽力いただきました
桂記章株式会社 澤田社長様
本当にありがとうございました。
そして改めて社長、還暦おめでとうございます。
本日も読んでいただきありがとうございました。
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