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着なくなった旧ユニフォームの行き先

2022年06月14日

 

夏のユニフォームをリニューアルしましたと

インスタやら当サイトでも

散々告知してきましたが、

 

 

リニューアルしたことで

着ることのなくなった旧ユニフォーム。

 

 

これ皆さんどうされていましたか?

 

 

廃棄物として処理するのが一般的なのかもしれませんが

リニューアルを検討していた段階で

旧ユニフォームをSDGsに絡めてどう有効活用できるか

というのも併せて考えてきました。

 

ユニフォームの販売元であるユニフォームネクスト株式会社様と連携し、

販売元(同社)とユーザー(当社)が連携して行うからこそ

SDGsとして意義のあるものにできないかというのを

念頭に置いて検討してきました。

 

そしてたどり着いたのが、

日本リユースシステム株式会社、株式会社リクルート(ゼクシィBaby)、

認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会が共同企画する

 

「古着deワクチン」というサービスでした。

https://furugidevaccine.etsl.jp/

 

 

 

同サービスはざっくり言うと

専用の回収キットで着なくなった衣類(古着)を回収し、

海外の途上国へ輸出され現地で仕分け・販売されるという

流れになるのですが、

 

 

その全工程にSDGs要素があり共感できたので

採用に至ったわけです。

 

・古着を回収する専用の回収キットの製作等を福祉作業所で実施し、

障がい者の方の雇用につながっている

 

・購入した専用回収キット1口につき、ミャンマー等の

子ども5人分のワクチン寄付にあてられること

 

・回収された古着は仕分け・選別のうえ開発途上国へと輸出され、

現地にて仕分け・販売されることとなり、

その作業に従事する現地雇用が生まれる

 

と、このサービスを発見した時から正直これ一択でした。

 

 

特に企業のロゴや刺しゅうが入ったものは国内での寄付等も難しく、

本サービスではそれも受け付けているとのことだったので

どこか遠い国で「HOKUTO」と入った作業着を着て仕事してもらえるのも

それはそれでいいことなのかなと思いました!

 

 

さらに福利厚生も兼ねて、

当社社員の各家庭で不要となった衣類等も併せて回収することとしました。

どうせ捨てるのに多少なりとも費用がかかるのなら

回収してSDGs活動に繋げようという想いのもと

多くの社員やそのご家族も賛同してもらい、

 

 

6月6日~7日の2日間で323点もの

旧ユニフォームや各家庭の不要な衣類の

回収ができました!!

 

 

 

 

 

今回はユニフォームネクスト株式会社様との共同で

考え抜いた選択であり、

おそらく旧ユニフォームの有効活用というニーズは

潜在的であれ、多くの企業様でお持ちなのではないかと

思っています。

 

また今後ユニフォームネクスト株式会社様では

ユニフォームの販売に併せて同サービスの紹介も

行っていくとのことであります。

(当社はその第一号事例)

 

 

 

結果的に、

特に新しいスキームを開発できたわけでもありませんし、

これを宣伝したところで当社のメリットはこれ以上ありませんが、

損得抜きに当社でこんなことしたよーという事例を広めることで

SDGs達成に向け大きな輪の広がりになればいいなと思います。

 

今後しばらくユニフォームのリニューアルはありませんが、

当社では定期的に福利厚生として同サービスの活用も

展開していきたいなと思います!

 

 

どこか遠い国で

「HOKUTO」のロゴ入りのワークシャツを着た人が

見つかることを楽しみにしたいと思います。

 

 

本日も読んでいただきありがとうございました。

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