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社長コラム
2023
社長コラム 2023年1月号「二十歳のつどい??」
今年もスタートしてひと月近くが経ちました。
昨年の12月にはいきなりクリスマス寒波がやってきて大変だったのですが
お正月明けからは比較的穏やかな日が続いていました・・
が!クリスマス寒波からちょうど1ヶ月、今度は十年に一度の「強烈寒波」が襲来。
天気予報の精度は極めて高く予報通りの時間から大荒れの凄い天気になりました。
帰宅時のホワイトアウトやスケートリンク状の路面は正直怖かったです。
やはり今年の冬は厳冬なのです。
コロナ禍になって3年、今年のお正月はどこの神社もコロナ前の人出に戻り
ショッピングモールには元旦から大勢の人が押し寄せ、
今年は間違いなく元の生活に戻っていくことを確信する光景でした。
1月26日には岸田首相が新型コロナの分類を
5月8日に「2類相当」から「5類」に引き下げることを正式表明され、
マスク着用不要の議論も始まりました。
コロナ対応には賛否はあるものの今年は明らかにコロナ禍を脱して
経済活動もさらに加速していくものと思われます。
今年は「さあ!頑張るぞ」と心の底から思えるスタートです。
今年も9日の「成人の日」あたりで、成人式?二十歳のつどい?が全国津々浦々で開催されました。
例年このあたりで雪が降って大変なのですが今年は比較的穏やかで、
華やかな着物姿やスーツ姿の二十歳の若者たちが嬉しそうに街を歩いていました。
ところでこの「二十歳のつどい」いつからこうなったのか?
民法が改正され昨年4月から成人年齢が18歳に引き下げられました。
それに伴って20歳になった若者を成人と呼ばなくなった?なのに成人式は20歳のまま・・
だから成人の日なのに「成人式」ではなく「二十歳のつどい」となったらしい。
まあ!事情はよくわかるのですがどうもしっくりこない?
そもそも「成人の日」が1月15日でなくなったことにも正直、異論がある。
私が大切にしている言葉に「不易流行」があります。
これは「いつまでも変化しない本質的なものを忘れない中にも
新しく変化を重ねているものをも取り入れていくこと」という意味です。
世の中の変化に合わせてどんどん変わっていくことは大賛成なのですが・・
なぜ「成人の日」が1月15日だったのか?
「成人式」はなぜ執り行われるのか?
成人の通過儀礼である「元服の儀」が小正月(旧暦1月15日)に執り行われたことに
起因していたのではないのか?
それぞれに意味があって我々はそれを自然に受け継いできたはずなのに・・
ハッピーマンデーも阪神淡路大震災の防災やボランティアも大事なのですが・・
それと同等に我々日本人が大切にしてきた伝統はその意義も含めて
次の世代に受け継いでいかなければならないのです。・・
と!えらそうなことを言いながら今から41年前の自分の成人式は
単に同級生たちと明け方近くまで居酒屋で飲んだくれていただけのような気がします。
皆さんは「七草がゆ」をご存じでしょうか?
そうです!お正月明け一年の最初の節句である「人日の節句」、
1月7日に「七草がゆ」を食べて一年の無病息災を願うというものです。
我が家も毎年、お正月の暴飲暴食で胃腸が疲れたこのころにこの「七草がゆ」を食べています。
ところでこの七草はなに?何にも見ずにこの春の七草の名前を言えるだろうか?
「せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ すずな すずしろ」だそうです。
それぞれに縁起の良い意味もあるそうで、一度その意味と効用を調べてみてはいかがでしょうか。
うちの母は今でもこの春の七草の名前を早口ですらすらと言えるのには驚いています。・・
ただこの「七草がゆ」、味は薄味でイマイチと思って食べているのは私だけでしょうか?
我が社の今年の経営スローガンは「次世代に向けてのスタート」です。
今年はコロナ禍を脱して我が社も次の世代を見据えて仕事に取り組んでいきます。
以前にもお話しましたが本年4月ごろに厚生棟の改修、
そして6月ごろに新事務所建設に着手します。
これは単に職場環境を向上させるだけではなく、
次の時代に向けた働き方(ペーパレス・フリーアドレス・・等)をうちらしく取り入れ、
そして肝心なのは中身、社内や社員の5Sのレベルをさらにあげて
いかに付加価値の高い仕事をするか、
そして素敵な笑顔で大切なお客さまに喜んでいただける仕事をするかだと思います。
今年もたくさんの出会いとご縁があることを期待し、明るい会社を目指して頑張ります。
そのためにも心身ともに健康!今年の個人的な目標は「ON OFFの切り替え!」です。
社長として仕事も会社も大事ですが・・いい仕事をするためにOFFをどう過ごすか?
私にとっては大きな課題です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今年も一年どうぞ宜しくお願いします。