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社長コラム 2023年2月号「オフコース」

昨年の2月は北京冬季オリンピック真っ盛りで、

高梨沙羅選手がスーツ規定違反で失格になって大騒ぎだったのですが・・

あれから早一年が過ぎてしまいました。

高梨沙羅選手はしばし休養を取ったあとワールドカップに復帰して、

今シーズンも元気に世界を転戦しております。

 

コロナ第8波もピークアウトして5月8日から「5類」に引き下げも決まり、

「さあ!今月は何を書こうかなぁ」と思いながら休日、

自宅で社長コラムの原稿を書き出した時に、

たまたまBSフジをつけたら「輝き続けるオフコース」という

2時間番組をやっていて思わず見入ってしまいました。

「オフコース」と聞いて、すぐにピンとくるのはおそらく我々から上の年代?

私の子供たちの年代になるとオフコース?誰?となるのですが・・

1989年2月に解散するまで約20年間、日本の音楽界を代表する音楽バンド!

数々のヒット曲を世に送り出したミュージシャンです。

解散したのちはリードボーカルだった小田和正がソロで音楽活動して

75歳になった今でもあの高い音域で素敵に歌っています。

さすがに小田和正という名前は音楽ファンなら知らない人はいないと思いますが・・

やはり我々の年代はほろ苦い青春時代のオフコース?

あくまで個人的見解であることはお許しいただき・・

私は大学受験、高校卒業のころに聴いた「さよなら」がとても印象深いのです。

あのなんとも言えない切ない歌詞やメロディが、大学受験で

ひとり淋しく泊まった東京のホテルでの夜、高校卒業、同級生との別れの時期に

ぴったりだったような気がします。

念のため申し上げますが・・私は高校卒業時に彼女がいたわけではない・・

まあ!私の昔話はどうでもいいのですが。

この番組で出演者がいろいろコメントした中に

「思春期に聴いた曲は永遠である。そこから時間は止まっている。」

「時代を超えても色あせない!それから40年経ってもそれ以上の曲に出会っていない。」

まったく同感であります。

もちろんそれぞれ好みはあるのですが・・アナログ時代の象徴、

オフコースの素敵な楽曲はデジタルの時代になっても歌い継がれ、

たくさんのアーティストにカバーされています。

是非、若い方々にも聴いてもらいたいと思いますが・・これもわたし的には「不易流行」。

まあ、こんな話をしておきながらうちの両親が

「加山雄三」や「美空ひばり」を聴いて感激しているのを見て

「なんであの曲がいいげんろ?」と思う自分もいるわけで・・

会社もそうですが、時代を超えて受け継がれるということはホントに凄いことなのです。

ちなみに私の中ではもうひとり「竹内まりや」というアーティストがおりまして・・

竹内まりやの話をすると紙面が足りなくなるので今回はやめますが

あの時代、山下達郎と結婚した時は結構ショックでした。

 

2月10日に厚生労働省からマスク着用の考え方について

「令和5年3月13日以降、個人の主体的な選択を尊重し、

着用は個人の判断に委ねることになります。

本人の意思に反してマスクの着脱を強いることがないよう、

個人の主体的な判断が尊重されるよう、ご配慮をお願いします。」

というお知らせが発表されました。

5月8日からの「5類」引き下げに向けての段階的な対応、

脱マスクへの第一歩だと思います。

やっとここまで来たかぁという感じで個人的には大変喜んでおります。

ただ・・これだけ長い間マスク生活を送ってきたわけで、

日本人の国民性から考えてこれが

「さあ!今日からマスクを外すぞ~!」というわけいくのか?

いささか疑問であります。

脱マスクについては賛否両論、個々の見解は大きく異なると思われるので

「・・個人の主体的な判断が尊重されるよう・・」とあるように

おそらく最初はみんなまわりを見ながら・・世の中の空気を見ながら・・

少しずつ外していくみたいな感じになるのでしょうか?

今月、早々と地元の私立高校の卒業式が執り行われ卒業生や教職員が

マスクを外して出席していました。

その模様がマスコミにも取り上げられ、

マスクを外して嬉しそうな卒業生の姿が全国ニュースに流れました。

全員が不安なくマスクを外していたかどうかはわかりませんが、

来月の卒業式シーズンには全国津々浦々であの光景が見られると思います。

私も含めて我が社の脱マスクの方向性についてはまだ議論できていませんが、

とにかく今年はコロナ後を見据えて一歩ずつ進みだしていることだけは間違いありません。

 

今年の冬はクリスマス寒波→年明けの強烈寒波→バレンタイン寒波と

1か月ごとに寒波がやって来て寒い思いをしましたがその冬ももうすぐ終わりです。

3月になると会社近くの美川の河津桜も咲き始めます。

兼六園のソメイヨシノが咲くころにはマスクを外した笑顔が

たくさん見られることを期待して春の訪れを待とうと思います。

春になるとなぜかAKB48の「桜の花びらたち」を思い出すのは私だけでしょうか・・?

 

今月も最後まで読んでいただきありがとうございました。