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社長コラム 2023年7月号「ONE TEAM(ワンチーム)」

あのラグビーワールドカップ日本開催からもう4年が経ちました。

私のようなラグビー門外漢でも日本チームがプールAを首位で突破して、

決勝トーナメントに進出したことは今でも記憶に残っています。

リーチマイケル・堀江・松島・稲垣・田中・・と、あのキャラ立ちした選手たちの活躍は、

ラグビーファン以外にも興奮と感動を与えてくれました。

今年はラグビーワールドカップフランス大会が開催されます。

さらにバージョンアップした日本チームを期待したいと思います。

 

その2019年の日本代表のスローガン「ONE TEAM」がその年の流行語大賞に選ばれ、

さらに日本ラグビー協会によって、そのロゴが商標登録出願されていたそうです。

その後、この「ONE TEAM」という言葉がいろいろな場面で使われるようになりました。

ラグビーはひとりが優秀でも絶対に勝てない!

日本チームキャプテンのリーチマイケルは

「ONE  TEAMといっても一夜にしてできるものではない。」といい、

当時、スポーツジャーナリストも

「ONE TEAMの完成に至る道は山あり谷ありであった。

平坦な道を選ばなかった選手やスタッフが誇り高きチームを作り、歴史を変えたのである。」と述べています。

個人的にはこの「・・平坦な道を選ばなかった選手やスタッフ・・」というのが核心だと思っています。

低い壁を選ばず、あえて高い壁に挑戦する。

そしてチーム全員で力を合わせて難問に立ち向かいそれをやりきる!

結果、強固なチームが形成される。なかなかできることではありません。

 

我々の企業活動に当てはめて「ONE  TEAM」とは何か?

組織の一体感が強い状態、強いチームワーク、団結力・・

さらに「ONE TEAM」になるためには、「魅力的な目的」が必要だと言われています。

我が社にとっての「魅力的な目的」とは?

いい環境で、いい待遇で、いい仲間と、いい仕事をすることは大事な目的だと思いますが、

やはり私は「大切なお客様に喜んでいただける仕事をすること」が

我が社にとっての「魅力的な目的」「みんなで目指す目標」だと思います。

 

若い社員や女性社員も少しずつ増えてきました。

時代とともに、それぞれの世代での考え方も仕事の取り組み方もどんどん変わっていきます。

当然、世代間のギャップや軋轢もあると思います。

それでも、その難問をみんなで乗り越えて

これからも「大切なお客様に喜んでいただける仕事をする!」という

「魅力的な目的」「高い壁」に全社員で挑み続けなければいけないのです。

そしてその結果、強固な「ONE TEAM」・最強の「チーム北都」が形成されるのです。

今月はいささか硬い話でスタートしましたが、

我が社も新しい期に入りましたので、私の思いの一端を書かせていただきました。

 

 

 

ところで「ONE TEAM」といえば・・

今、我が社のまわりで1年限定の「ONE TEAM」が結成され、大きなの目標に向かってスタートを切りました。

新社屋建設工事のプロジェクトチームであります。

既に厚生棟リノベーション工事は完成して、事前準備工事が6月からはじまっており、

7月12日には我が社の役員や建設に関わる会社の方々と地鎮祭を執り行いました。

このことは、地元紙や業界紙にも取り上げていただき、たくさんの方々からお声をかけていただきました。

新社屋建設工事は、設計監理を五井建築研究所さん、施工を髙田組さんにお願いして、

さらに米沢電気工事さん、日栄商事さん、金太さん、総合園芸さんに

それぞれ専門工事をお願いすることにしました。

これらの会社さんとはそれぞれに深いご縁があり、

これまでいろいろな形でお世話になった会社さんばかりであります。

今回、その皆さんに新社屋建設工事をお願いできたことは、

我が社にとっても個人的にもホントによかったと思っています。

 

そして今回は、単に新社屋を建設することだけでなく、

ものづくりにこだわり、それを生業にしている我が社らしいプロセス、

そして五井建築研究所の喜多社長がおっしゃった

「この新社屋を立派な作品として仕上げたい!」という「魅力的な目的」のために

施工者と施主の壁を取っ払って「ONE TEAM」を結成して完成を目指します。

言葉で言うのは簡単なのですが、これから1年間いろいろな難問が待ち受けています。

その難問を「魅力的な目的」達成のため、

そして完成を待ち望んでいる我が社の社員や関係者の思いのために、

1つずつ乗り越えていきたいと思います。

工事期間中、社員の皆さんをはじめご来訪者の方々には

ご不自由やご迷惑をお掛けすると思いますが、どうかご理解とご協力をお願いします。

 

 

 

7月に入っても大谷翔平の勢いは止まらず、

さらに我らが阪神タイガースもなんとか首位をキープしております。

このままのペースでこの夏を乗り切れば、

大谷翔平のホームラン王とタイガース優勝が現実味を帯びてきます。

まあ、大谷翔平についてはホームラン王だけにとどまらない・・と思いますが。

そんなことを楽しみにしながらこれから迎える夏本番を乗り切っていきたいと思います。

 

今月で社長コラムを書き始めてちょうど2年が経ちました。

内容はまだまだ納得できるものではないのですが、

これからも一生懸命書き続けますのでどうぞ宜しくお願いします。

今月も最後まで読んでいただきありがとうございました。