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社長コラム 2024年12月号「波乱万丈!激動の一年」

早いもので今年も気が付いたらもう12月です。今年はどんな一年だったのか?

私や我が社にとっても一生忘れることのできない大変な一年だったことだけは確かです。

言葉で表現すると「危機」「混乱」「激動」「怒涛」・・いろんなことが起こりすぎて、

ひと言では表現できません。

 

今年は、元旦の能登半島地震に始まり、新社屋の竣工お披露目で終わる一年でした!

前半は震災対応、後半は我が社の90周年感謝の集いと新社屋建設工事・・

これに尽きるのですが、この話題は今年、コラムに何度も書かせていただきましたので

少し違った話から始めようと思います。

 

私は毎年この時期に、金沢医科大学病院で人間ドックの健診を受けています。

今年でなんと29年目になりました。そもそものきっかけは、29年前に交通事故で負傷した

左手の手術で入院したことでした。その時の入院期間は60日、まわりには仕事をしたくても

病気で入院治療して仕事ができない人がたくさんいて、普通に仕事ができることが

いかに幸せかということを思い知らされました。

それ以来、一年も欠かさず毎年この時期に人間ドックに入っています。

最初は一人、もちろん自費。それが途中から仲間や義弟が加わり、

今では毎年、最大6人一緒に1泊して受診しています。

最近は会社の健康経営を推進する方針から、一部を負担してもらっていますが

この健診は私にとっては欠かかすことのできないものなのです。

この時期に受診するのは、1年間の身体の成績をつけてもらい安心して新年を迎えるため。

29年前の34歳の時は当然ですが全く異常はなく健康体でした。

さすがに50歳を過ぎたところから、なんだかんだと指摘されるようになりその都度、

生活改善や薬での治療をして今日に至っています。

幸い今年も重篤なものは見つかりませんでしたが、何がでてきてもおかしくない年齢です。

来年も元気に仕事をするためにも、今まで以上にしっかり健康管理をすることを

心に誓って、今年も金沢医科大学病院をあとにしました。

 

そんな中で今年も言われたことは肥満?それも内蔵肥満のことです。

皆さんはご自分の一日に必要なカロリー、推定エネルギー必要量をご存じでしょうか?

日本医師会のサイトに載っていますが、私は2590kcalだそうです。

理論上これを超えると太る、超えないと痩せていく?みたいです。

皆さんはご自分の必要なカロリーを意識して毎日飲食をしていますか?

私はそんなことは全く気にせず食べたり飲んだりしています。

もともと少食なのですが、それでも甘いものは大好きで、夕食の量を減らしてでも

そのあとにチョコやクッキーをばかばか食べていました。

金沢医科大学病院の主治医からは「それが一番ダメ!それをやめないと夜中に代謝されない糖が

体に溜まり、さらに内蔵肥満が加速して糖尿病になる!」と脅かされました。

そんなわけでその日以来、夕食後の間食は一切やめて、お茶だけにしています。

これで一年頑張ってみて来年またご報告させていただきます。

このコラムに書いた以上、夕食後の間食断ちは続けます!!

ちなみに週末朝のタリーズロイヤルミルクティtallサイズ1杯178kcalは問題ない!

と言われたので継続です。

とにかく心身ともに元気でいないと来年もいい仕事ができないのです。

 

12月19日に新社屋の竣工式とお披露目会を開催しました。

昨年7月12日に地鎮祭を執り行ってから、旧社屋解体工事や外構工事を含めた新社屋完成まで

17か月。五井建築研究所さんの設計で、髙田組さん、米沢電気工事さん、日栄商事さん、

金太さん、総合園芸さんの皆さんに大変立派な作品をつくっていただきました。

たくさんご苦労をおかけしました。何度も何度も言いますが、心から感謝であります。

 

 

すでにSNS等で新社屋の竣工式とお披露目会の様子はアップされていますが、

朝8時半に竣工式を執り行ったのち、10時半から16時の間に3回に分けて

お披露目会を開催し、全部で130人ほどの方々に見ていただきました。

手前味噌ではありますが、今回の新社屋建設の経緯や意義、そして我が社が目指す

6つの目標( ①部門間連携強化 ②コミュニケーション促進 ③業務効率化 ④5S強化

⑤快適な空間づくり ⑥来てもらえる会社に )などをうちの小池田取締役から

説明させていただいのちに、新社屋をご案内させていただきました。

皆さまからはたくさんのお褒めの言葉をいただきましたが、

今回の新社屋建設の本題はこれからなのです。どんなに立派な作品をつくっていただいても、

そこで仕事をする社員のみんなが気持ちを込めて使わなければ、

その作品は絶対に引き立たないのです。この新社屋という立派な作品の中で

全社員がこれから何をどう表現していくか?抽象的な言い回しですが、

要は我々の大切なお客さまに喜んでいただける仕事をするために、

さらに何をしなければいけないのかをこれから一緒に考えていこうと思います。

目指すはおもしろい会社、お客さまに喜んでいただける会社なのです。

 

 

長くなりますが今月はもう少しだけ書かせていただきます。

 

実は今回のお披露目会にわざわざご来社された方がもうお一人いらっしゃいます。

うちの相談役の高校の同級生で私のもう一人のおやじである森喜朗先生です。

森先生との関係は今さら申し上げる必要はないのですが、うちの相談役が大変お世話になった

森先生に是非この新社屋を見てもらいたいとご案内を差し上げたところ

「その日は人工透析もないので必ず行くぞ!」と言われ、その言葉どおり車椅子で元気に

ご登場でした。たまたまご来社されたタイミングが2回目のお披露目会の時間にぶつかったので

皆さんびっくりされていましたが、我が社の社員やその場に出くわした方々に

笑顔で会釈をされていました。そして40年前に森先生に書いていただいた

「北都鉄工」の揮毫を彫った正面石碑の前でうちの相談役と満面の笑み?で写真を撮って

東京へ戻られました。もちろん二人の合言葉は「お互い90歳まで頑張るぞ!」です。

 

波乱万丈の一年でしたがいろいろ課題は残しつつもたくさんの方々のお陰で何とか終われそうです。

一年間本当にありがとうございました。来年もお客さまのことを第一に考えて仕事に取り組んでいきます。

来年も皆さまにとってさらに良い年になることをお祈りして

今年最後のコラムを締めたいと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。