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社長コラム
2025
社長コラム 2025年4月号「春が来た!アラブも来た!」
新年度になりました。今年の冬は寒い期間が長かったのと 3月に入ってもそれほど気温が上がらなかったので、美川の河津桜は例年より 2週間遅れで開花。4月に入ってソメイヨシノが開花しても、まだ美川の河津桜は 満開状態でした。毎年のことなのですが、あのなんとも言えない綺麗な桜を観ていると 心が癒され、新年度の新鮮な気持ちと相まって春の訪れを感じるのです。 いくつになってもこの感覚は変わらないのです。 4月1日、今年も新入社員3人を迎えて入社式が執り行われました。 新社屋になって初めての記念すべき入社式です。数年前から採用活動や 入社式の運営など、新入社員に関わることは小池田取締役や管理本部のメンバーに 全面的に任せてほとんど口出しはしないようにしています。 今回、新社屋へ移り、入社式のやり方も彼らなりに考えて全面リニューアル! 会場も広くなり、出席者もこれまでの役員と部長級以上の管理職から 課長級以上の管理職に枠を広げて、たくさんの社員の皆さんと新入社員を迎えることが できました。本当に嬉しい限りです。当日は例年以上に新鮮で 引き締まった雰囲気の中での入社式で、新入社員を含め出席者全員が 心地よい緊張感に包まれていました。私も顔は笑っていましたが いつになく緊張しているのが自分でもわかりました。 そんな中で今回の入社式から、新入社員ひとりひとりが登壇して 自己紹介を兼ねて、出席者全員の前で挨拶をしてもらうことになりました。 事前にそのことは聞いていて内心「大丈夫かなぁ」と心配していたのですが、 その心配はことごとく裏切られました。 話すことはおそらく事前に一生懸命考えてきたのだとは思いますが、 3人それぞれが一切原稿も見ず、自分のこれまでの生い立ちや、学校でやってきたこと 部活のこと、これからの抱負などを、自分の言葉で正面向いてきちんと話してくれました。 お見事!正直びっくりしました。それぞれ学校を卒業したばかりの3人が あの雰囲気のなかであの挨拶ができることに頼もしさすら感じました。 さらに新入社員研修最終日恒例の「他己紹介」でも、50人の先輩社員の前で それぞれ立派に発表してくれました。ちょっと褒めすぎかもしれませんが、 これから彼らがどう成長していくのか楽しみであり、彼らの人生の一部を預かった 我々の責任の重さを改めて痛感しています。 がんばれ新入社員!! 今月はもうひとつ、会社始まって以来の出来事がありました。 我が社にUAE(アラブ首長国連邦)のドバイから、製品の立会検査に アラブの方々8人が来社されました。守秘義務があり、製品や具体的な内容については ここでは書けませんが、県内にある自動搬送メーカーさんと共同で装置を製作して ドバイの工場に納める仕事を請けています。 最初に話があってからすでに8年以上経過しており、紆余曲折があって やっとここまで来たかぁという感じです。立会検査は5日間、 その間、商社の方々や通訳、それぞれの会社のスタッフを入れ総勢20人くらいの人が 国籍入り乱れて社内を行ったり来たりしていました。 数年前にアラブの方々が数人ちらっと来社されたことはあったのですが、 これだけの期間、大勢の方々が来社されることは初めてで正直、 大丈夫かなと心配していました。我が社の役割は立会検査そのものも大事なのですが、 ご来社された大勢の方々に、いかに気持ちよく立会検査や打ち合わせを おこなってもらえるか、その環境を提供できるかだと思っていました。 すでにインスタにもあげましたが、5日間のうちの2日間は 本格的なインド料理を提供している「Indian meal Tannir」のシェフにお越しいただき お昼にカレーやインド料理を作っていただきました。 これがこちらの想定以上にアラブの皆さんや、商社の方々に受けて ホントに喜んでいただき、2日間とも完食! 私は英語がまったく話せませんが、通訳を介して 「まさか、日本に来てこんな美味しいインド料理が食べられるとは思ってもいなかった。」 「もしよかったらドバイへ来てこの料理を作ってくれないか!」と言われたそうです。 心を込めてインド料理を作っていただいたシェフもこの言葉を聞いて 大変感激されていました。シェフは素敵な日本人女性の方です。 食事が大事だというのは万国共通で、これによって立会検査や打ち合わせでの お互いのコミュニケーションが取りやすくなり、大変有意義な5日間になったことは 言うまでもありません。 ・・・ただ実際、立会検査ではたくさんの厳しいご指摘や要望が出たそうで、 それらをすべてクリアしてドバイへ出荷する運びとなります。 我が社の社員を含めご担当いただいたすべての皆さん、本当にお疲れさまでした。 感謝です。そして何よりもうちの社員がほんのちょっとの時間でしたが、 アラブの皆さんと接する機会が持てたことは内需型の仕事中心の我が社にとっても、 大変いい経験になりました。ちなみに私は3回、ドバイの先方の会社へお伺いしましたが 一度も日本料理はでませんでした。 今月は開会した大阪・関西万博についても書きたかったのですが、 これは来月以降もう少し落ち着いた頃に書かせていただきます。 今月も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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社長コラム
2025
社長コラム 2025年3月号「生涯現役」
先月のコラムにも書きましたが、今年の冬は暖冬ではなかったのです。 結局、3月に入っても気温が乱高下して首都圏でも雪が降りました。 昨年11月に金沢気象台が出した3か月予報には 「1月を中心に例年より大雪の備えが必要です。12月から2月にかけて 今シーズンの冬は降雪量が平年並みか多い予報。冬型の気圧配置が強まる時期があるため、 特に1月を中心に大雪となる可能性が例年よりも大きいので、注意が必要。 12月も後半ほど大雪の可能性がある。」と、なっていました。 結局12月も1月も比較的、穏やかな日が続き、一部の地域を除いて、 ほとんど雪が降りませんでした。一転2月に入り、全国各地で「大雪警報」「大雪特別警報」 「顕著な大雪に関する情報」が発令されて、県内もしばらく冷凍庫状態だったのは 記憶に新しいと思います。結果的に予報ははずれ?超高性能コンピューターでも 自然現象の予測は難しいのです。ところで、皆さんは「大雪」の定義をご存じでしょうか? 実はこの「大雪」には決まった定義はないそうです。 ウェザーニュースによる意識調査では30㎝積もったら「大雪」と答えた人が54%、 その中でも北陸地方は50㎝積もると「大雪」と認識している人が多かったそうです。 30㎝で大雪?? ちょうど2年前のコラムにも書かせていただいた、澁谷工業 秘書室勤務 開 甲子久(ひらき かしく)さんが3月19日をもって正式に退職されました。 退職日がちょうど101歳のお誕生日でした。 創業者 澁谷庚子智(かしち)社長から現在の五代目 澁谷英利社長までの 5人の歴代社長を支え、まさに澁谷工業さんの生き字引、スーパーレジェンドであります。 女学校を卒業され、石川県庁林務課に勤務されたのち、1945年に澁谷工業さんの 前身の澁谷商店さんに入社され、今年で在籍81年!! 人生80年時代にあっても、会社在籍81年がいかに凄いかなのです。 昨年、100歳のお誕生日には「男女共同参画社会づくりの推進に寄与し、 長年にわたり仕事や地域活動で顕著な功績を収めた」として石川県より、 女性活躍の模範となる「特別功労賞」を受賞され馳知事から直接、お受けになりました。 2年前にも書かせていただきましたが、開さんの逸話や伝説?は枚挙にいとわず、 私が知っているだけでも、このコラムに書ききれないほどあります。 そのスーパーレジェンドがとうとう引退の日を迎えたのです。 退職日前日には、澁谷工業さんで引退セレモニーが執り行われ、私も勝手に押しかけて 参加させていただきました。あくまで澁谷工業さんの社内のことなので 外部の私が詳細を述べることは差し控えますが、当日は澁谷工業さんの皆さんの 心温まるご対応、そして開さんに対する感謝の気持ちがにじみ出る とっても素敵な引退セレモニーでした。その皆さんからのお気持ちに 開さんは終始涙ぐんでおられました。社外の私でさえも、泣きそうになりました。 僭越ながら私も皆さんの前でご挨拶させていただく機会をいただいたのですが、 開さんのお顔を見ていたら、話したいことはたくさんあるのになかなか言葉が出てこず、 結局しどろもどろでした。そこでひとつだけ開さんとのことをご紹介すると、 ある時期、開さんからよくお電話をいただきました。決まって「小池田社長さん、今どちらかしら? 社長が小池田君をすぐ呼んでくれんか?とおっしゃっているの! 30分で来てもらえないかしら~」そんなときに限ってこちらは、 会社で会議していたり、来客中だったりで「すいませんが1時間後にお伺いします。」 と申し上げると「わかった!でもできるだけ30分くらいでおいでになってねぇ」 と言い残して、一方的に電話を切られるのです。 最初のうちは「え~なんや~こっちの都合もあるのに!」と思いながら クルマを飛ばしてお伺いしていましたが、途中からあのせっかちな澁谷弘利前社長のことを考え そのような表現をされていたことがわかり、私も開さんからの呼び出し要請には 最大限お応えするようにしていました。で!急いでお伺いすると、 話はだいたい5分くらいで終わるのです。社外の私でさえもそんな感じだったので、 社内の皆さんはもっと大変だったに違いないと、勝手に推察しています。 でも冷静に考えると、この対応は懸案事項を先延ばしせず、即断即決するという お手本だったのかもしれません。あのなんとも言えない明るく甲高い 開さんからのお電話が、もう鳴らないと思うとホントに淋しいのであります。 開さんはまさに澁谷工業さん一筋、見事な生涯現役を貫かれた 素敵でチャーミングなスーパーウーマンだったのです。 澁谷工業さんは引退されても人生は引退せず、これからも元気で お過ごしになられることを切に願っております。私の人生の中で、開 甲子久さんとの ご縁をいただいたことに心から感謝です。 こんなほっこりした部分もある年度末ですが、たくさんの皆さんのお陰で 今年度もなんとか無事に終われそうです。 4月1日には新入社員を3人迎え新たな気持ちでスタートします。 新年度も宜しくお願いします。 あっ!忘れるところでした。 今年度のタリーズ金沢入江店の私の店舗ランキングは7位! 昨年より4位ランクアップです。 今月も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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社長コラム
2025
社長コラム 2025年2月号「建国記念の日」
1月はホントに穏やかな日が続いて、今年の冬はでっかい寒波も来ずに このまま春になるのではないかと内心思っていましたが、やはり甘くはなかったのです。 暦の上では春を告げる立春を境に超極寒の1週間になりました。 石川県内にも大雪警報が発令され、いきなり「最長寒波」襲来で金沢市内の積雪も 一時40㎝くらいになり、そのあとも繰り返し寒波がやってきて普段、 雪が降らない地域でも大雪になり、大変なことになっていました。 結局、今年の冬は暖冬ではなかったのです。 今さら言うまでもないのですが、2月11日は「建国記念の日」なのです。 恥ずかしいことに私はこのコラムを書くまでは2月11日は「建国記念日」だと思っていました。 「建国記念日」と「建国記念の日」の違いはなにか? 「はて??」というほどのことではないのですが・・。 改めて調べてみると「建国記念日」は「日本特有のものに限らず広く世界的、 一般的な建国の日を指し示すもの」となっておりました。 ちなみにアメリカは7月4日「独立記念日」、フランスは7月14日「フランス国民祭典」、 中国は10月1日「国慶節」、ドイツは10月3日「ドイツ統一の日」が建国記念日なのです。 言われてみれば確かにそうなのです。 それでは我が国の「建国記念の日」の祝日は・・・ 「建国をしのび国を愛し、国の発展を期するという国民が等しく抱いている感情を尊重して 1966年に国民の祝日とされた」となっていました。 もともとは日本の初代天皇である神武天皇が即位したとされる日で 「紀元節」と呼ばれる建国を祝う祝日だったそうです。 それが戦後、一旦廃止され1966年にようやく「建国記念の日」として復活。 他国のようにその日に何かがあって「建国記念の日」を制定したのではなく、 今われわれが当たり前に暮らせていることに感謝しつつ、日本の生い立ちや 日本の素敵なところを見つめ直す日なのかもしれません。 その2月11日「建国記念の日」が我が社の創業記念日です。 創業者 小池田小平が何故この日を創業記念日に選んだのか? おそらく日本の始まりである「紀元節」の日に合わせて、日本の国と同様に 北都鉄工も長く続いて行ってほしいとの願いを込めてこの日に決めたのだと思います。 お陰さまで我が社も今年の2月11日で91年目を迎えました。 たくさんの先人の方々や多くのお客様に支えられて、今いる社員のみんなと 創業者の想いを繋げていることに改めて感謝であります。 これからもこの創業者の想いをしっかり伝えていくことが、社長である私の 大事な役割のひとつだと思っています。去年の今ごろは能登半島地震の復旧対応の中、 90周年や新社屋建設をどうしていくか思い悩んでいましたが、 今年はしっかり腰を据えて、次の世代にどう繋げていくかを決める 大事なスタートの年だと思っています。 1月31日に「北都鉄工共力会」の総会・講演会・懇親会が開かれ 70名の方々に参加いただきました。コロナ禍や90周年があり、 総会→講演会→懇親会のフルスペックで開催するのは何年ぶりでしょうか? 今年は講演会の講師に参議院議員の有村治子さんをお呼びして 「国家 国柄 国民性」という演題でお話いただきました。 有村治子さんは金沢生まれ滋賀県育ち、金沢の内田病院で生まれました。 この内田病院は、その時代一世を風靡した産婦人科で2万人が同じ分娩台で生まれたそうです。 その中の一人が有村治子さん、そして私の従兄の岡田直樹さんも同じ分娩台で生まれました。 残念ながら、私は別の病院だったのですが、私の妹二人も内田病院でした。 さらに有村治子さんの父上と岡田直樹さんの父上は金沢菫台高校(現在の金沢商業高校)の 同級生で、軟式テニスでダブルスを組みインターハイにも出場したそうです。 そんなお二人の子供がなんの因果か現在、それぞれ参議院議員として日本のために頑張っている! すごいご縁ですよね。有村治子さんは初代 女性活躍担当大臣などを歴任され現在4期目です。 私が初めて有村治子さんにお会いしたのは24年前の最初の選挙の時に、 岡田直樹さんの父上ともうお一人の同級生だった北川晶夫さん(菱機工業前会長)のご紹介でした。 最初の印象は礼儀正しく、明るく元気できちんと人の顔を見て話ができる素敵な女性! そんな有村治子さんとこんなに長くご縁が続くとはその時は全く想像もつきませんでした。 しっかりした国家観や倫理観を持ち、我々日本人が忘れてはいけない相手を敬う気持ち、 感謝の心、そして筋を通して自分の信念を曲げない、ばりばりの硬派なのですが 笑顔が素敵で明るくとっても魅力的な女性なのです。もちろん立派な家庭人でもありますし、 参議院には欠かせないひとりだと思っています。 これからもっと広いフィールドでの活躍を期待しています。 ちなみに今年の7月には参議院議員選挙が予定されています。 毎月、月末に「HOKUTO CAFÉ」で外部のお店の方にお願いして、 お昼休みに食事やスイーツを販売しています。今月で4回目になります。 運営やお店の選定などまだまだ試行錯誤のところはあるのですが、「HOKUTO CAFÉ」を 有効利用しながら、少しでも社員のみんなに喜んでもらえるようにと思っています。 管理本部のメンバーはゆくゆくは外部の方にもと考えているようですが、 クリアしなきゃいけない問題がたくさんあるので、もうしばらく時間がかかると思います。 ちなみに今月は金石の名店「そらみそ」のおにぎり2個+港町のめった汁セットです。 数量限定だったのでもちろん完売でした。来月は何が登場するのでしょうか? 寒い寒い冬ももうすぐ終わりです。早くあの綺麗な桜が見たい気持ちと 花粉症の憂鬱な気持ちが入り混じっています。 今月も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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社長コラム
2025
社長コラム 2025年1月号「2025 始動」
去年の今ごろは能登半島地震の復旧対応の毎日で、互礼会や新年会は軒並み中止、 いろいろ制約がある中で何とか業務をおこなっていたように思います。 今年は能登復興元年で、能登はまだまだ元の状態ではありませんが、経済活動はほぼ通常に戻り、 年明けから互礼会や新年会は例年通りにおこなわれました。 そして新年のあいさつ回りも例年通りできました。 普通に穏やかな新年を迎えられることがいかに幸せかと言うことを、改めて痛感させられる 年明けです。元旦の尾山神社の長蛇の列、イオンモール白山の満杯の駐車場、 金沢駅の大混雑・・・あの光景が去年は普通ではなったのです。 ちなみに私は今年の元旦も16時10分に去年と同じ、イオンモール白山1階の スタバの前あたりにいました。自分の気持ちの中でリセットしたかったので、 心の中で黙とうしながら家族と一緒にうろうろしていました。 当然!何も起こらず、たくさんの家族連れが楽しそうに行きかう様子は平穏そのもの。 我が家の一年は元旦の朝、金沢神社→護国神社→地元新保本の神社へ初詣に行って始まります。 今年はいったいどんな年になるのか?まずは健康第一!社員や我が家を含めた そのご家族の皆さんが、心身ともに健康で一年を過ごせるようにと手を合わせ、 2025年のスタートです。 仕事始めからいろいろな方が「今年は巳年、蛇は脱皮して成長していく縁起のいい年である」と 言われていました。しかし世界へ目を向けると、超強権のドナルド・トランプ氏が 第47代アメリカ大統領に就任し、アメリカ第一主義を掲げ、次々に大統領令を発令して アメリカをはじめ世界は大混乱。韓国では尹錫悦大統領がいきなり戒厳令を発令して逮捕、 弾劾裁判。これが成長していく縁起のいい年のスタートなのだろうか?と 目を疑いたくなるようなことが起こっています。我が国も少数与党が野党にすり寄り、 本当に日本の将来のためになるのだろうかという法案が次々と提出されつつあります。 それぞれの国がお互いを思いやり、秩序を守り、平和であることが前提で、 そのうえで我々は仕事ができて暮らせているのです。そのことを忘れてはいけません。 こんな話題を年明けから書くとマインドが暗くなるのでもう止めます。 そんな中で我が社は今年、どんな考え方で一年仕事に取り組むのか? 今年の経営スローガンは『みんなが変わる!会社が変わる!』です。 昨年は能登半島地震が発生して大変なスタートでしたが、お陰さまで何とか創業90周年の 記念行事も開催することができました。さらに新社屋も完成し、無事引っ越しも終わり 新社屋での業務を開始しています。たくさんの方々から 「北都さん、立派な社屋を建てて、ホントによくなったよね。」と言われました。 本当にありがたいことです。ただ・・中身はまだまだだと思っています。 せっかくこんな立派な作品を作っていただいたので、この作品をもっともっと 素敵に生かせる仕事をみんなでやるのです。今年の経営方針にも書きましたが 我々が目指すのは「本当の意味でお客さまに喜んでいただける仕事をやる会社! お客さまに可愛がっていただける社員がいる会社!そしてお客さまや世の中から 選んでもらえる会社!」なのです。手前味噌ですが、我が社は私も含めて、 明るく元気な会社だと思っています。今回の新社屋建設を機にさらにバージョンアップしていく、 5Sをレベルアップしていく、そしてそのことを次の世代にきちんと繋げていく、 今年はまずここからだと思っています。すでに年明けから、いろいろ試行錯誤で動いています。 我々の目指すものをしっかり頭に置いて、まずはやってみる!そしてまた考える! その繰り返しで、気が付いたら我々は成長し、北都はさらにおもしろい会社に 変わっていくのだと思っています。そのことがあって初めて、人や仕事のご縁に巡り合えるのです。 いかさか前のめり気味の固い話になりましたが、年の初めということでどうかお許しください。 年明けに変えたことの一つが毎月の誕生会の運用です。 私が社長になってからずーっと毎月、お誕生日の社員の皆さんと誕生会と称して 美味しいお弁当を取って、一緒に食べていました。最初がいつだったかは忘れましたが 私が社長になった時からのはずなので21年前?話題満載で会話が盛り上がる月もあれば、 みんな黙々とお弁当を食べて話題を探すのに苦労した月もありました。 たぶん社員の皆さんの中には気が進まない人もいたのかもしれません。 それでもひとりひとりの顔と名前が確認でき、さらに近況も聞けたので、私にとっては 大切な時間でした。しかしコロナ禍になり、集ってご飯を食べること自体がNGになり、 誕生会そのものは中止にしてお弁当だけを毎月お配りしていました。 コロナ禍も落ち着き、そろそろ再開しようかどうしようかと思っている時に 「業務上、社外で仕事をしていて何年も誕生会に出ていない社員がいる。 これは不平等ではないか?」という声が私の耳に入り、言われてみればその通りで 個人的には残念なのですが、誕生会もお弁当をお配りするのも一旦取りやめにしました。 その代わりに今月からお誕生日の社員の皆さんには、私がこよなく愛している タリーズのロイヤルミルクティを飲んでいただくことにしました。 それぞれの皆さんにタリーズのプリペイドカードをご用意して、これまでのクッキーと合わせて お渡しします。計算では4杯くらいは飲めるはずなので、これを機会にロイヤルミルクティの ファンが増えれば一石二鳥です。先日、タリーズ金沢入江店へ行って、店長さんに プリペイドカード136枚をお願いしたら、さすがにびっくりされていました。 確かに一度に136枚もプリペイドカードを買う人いませんよね?とにかく今年一年は タリーズで、皆さんの反応を見て来年どうするか考えようと思います。 まだロイヤルミルクティを飲んだことがない社員の皆さん是非!一度飲んでみてください。 ちなみに私の昨年のタリーズ金沢入江店の店舗ランキングは3ランクあがって8位でした。 結局、今月も長くなってしましたが、今年一年もこのコラムを頑張って書き続けますので、 懲りずにお付き合いいただければ嬉しいです。 今月も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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新年の安全祈願に行ってきました!
新年の安全祈願に行ってきました。 安全第一で今年も頑張ります!
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