Project Story

Project 1

  • 新潟県
  • 国道289号

NIIGATA

「国道289号B橋梁上部工事」

新潟県三条市塩野渕字御所

新潟県と福島県を結ぶ国道289号。
中でも新潟県三条市と
福島県只見町の間の約20kmは
「八十里越」と呼ばれる通行不能区間です。
当社が手がけるB橋梁は、
その解消を目指した事業の一環で、
当該地域の発展に寄与します。

Point

当該地域は日本有数の豪雪地帯で、現場で施工できる期間は積雪のない半年間だけでした。短期間での施工が求められるため、後戻りがないよう工程管理には細心の注意を払いました。また、本橋では時間の経過とともに保護性さびが表面に形成され、塗装等の防食をしなくても腐食が進まない「耐候性鋼材」が使用されています。

Voice

関係者の声

担当箇所
T.Yさん

限られた期間内、物理的制約、台風の影響がある中、
現場でのコミュニケーションの重要性を再認識。

本工事は、限られた期間の中で完成させる必要があったため、受注当初から大幅な架設計画の見直しを行い、準備を進めて来ました。現場は、通信設備不通地域のため、現場での連絡は衛星電話を使用しながら関係各所とコミュニケーションを図りました。
鋼桁の架設はヤード内で地組した長さ40m、重量37tの橋桁を650t吊りオールテレーンクレーンを使ったトラッククレーン・ベント工法を採用しました。地組箇所やクレーン組立ヤードは、狭いスペースや勾配等物理的な制約が多く、仮設備や搬入計画等対応に苦慮しました。また架設時期に台風が発生したため、日程を延期したりと予定通りに進まなかったこともありましたが、無事故・無災害で工事を終えることが出来ました。
工事現場では、職員・作業員同士のコミュニケーションが重要だと改めて感じます。現場の様々な年代層をいかにコミュニケーションを通して安全に作業が行えるようまとめあげることを心掛け、橋梁技術者としてインフラを支え社会の発展に貢献していきたいと思います。

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