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橋梁
2021
「土木のチカラ」by江口組さん
7月末の某日に、小松市を拠点として土木事業をされている「江口組」さんにご来社いただきました。
いま北都で製作している加賀海浜産業道路の手取川に架かる「手取川橋梁」は、実は江口組さんで施工された橋台・橋脚の上に架かるとのことで、そういったご縁もあり製作中の橋桁の見学に来ていただきました。
会社同士は車で30分かからない程のご近所さんですが、架かる前の橋桁を間近で見るのは初めてという方もいらっしゃり、橋桁の構造や製作過程などを、聞いてよ聞いてよと言わんばかりにお話しさせていただきました。
また今年それぞれの会社に入社した新入社員同士が実は学校のクラスメイトだったということで運命の再会を果たすというドラマチックな一幕があり、「えっ、何でおるん!?」という出会い頭の一言は芸人顔負けの素晴らしいリアクションでした。
そして江口組さんと言えば非常に情報発信(SNS、ブログ、YouTube等)に力を入れられており、その分野でも表彰を受けられたり、テレビの取材が来るなど、土木業界の中でも非常に先進的な取組みをされています。今回もご来社いただいた際に情報発信等のエッセンスをたくさんご教示いただきました。
(今回の見学会も江口組さんのブログにアップしていただきました、ありがとうございます)
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https://eguchi-gumi.jp/20210730kagakaihin-sangyoudouro/
土木という仕事には江口組さんのように道路を整備したり、北都のように橋を架けたりと地域の皆様の生活に直結するインパクトの大きな仕事もありますが、実は現場で要求される精度というのはミリ単位(あるいはそれ以下)だったりと、大きなインパクトの基には細やかな技術がたくさんあります。江口組さんの言葉をお借りするならば、これを「土木のチカラ」と言います。
北都はこれからも「土木のチカラ」+ものづくりの「鉄工のチカラ」を結集させ、いい仕事を目指していきます。また江口組さんと一緒にというのはおこがましいかもしれませんが、地域の皆様への情報発信を通じて「土木」という業界を盛り上げていきたいと思います。まずはこのニュース(ほぼブログ)の更新頻度を上げていきますので、お楽しみに(そのうちSNSもはじめるかも…)
またこの「手取川橋梁」はつい先日、仮組立検査を受検し無事に合格をいただきましたので、これから一度解体し塗装工程に入っていきます。
この橋桁が江口組さんの橋台・橋脚の上にピタッと納まり、地域の皆様に渡ってもらえる日が待ち遠しい今日この頃でした。