
Topics
トピックス
-
社長コラム
2025
社長コラム 2025年1月号「2025 始動」
去年の今ごろは能登半島地震の復旧対応の毎日で、互礼会や新年会は軒並み中止、 いろいろ制約がある中で何とか業務をおこなっていたように思います。 今年は能登復興元年で、能登はまだまだ元の状態ではありませんが、経済活動はほぼ通常に戻り、 年明けから互礼会や新年会は例年通りにおこなわれました。 そして新年のあいさつ回りも例年通りできました。 普通に穏やかな新年を迎えられることがいかに幸せかと言うことを、改めて痛感させられる 年明けです。元旦の尾山神社の長蛇の列、イオンモール白山の満杯の駐車場、 金沢駅の大混雑・・・あの光景が去年は普通ではなったのです。 ちなみに私は今年の元旦も16時10分に去年と同じ、イオンモール白山1階の スタバの前あたりにいました。自分の気持ちの中でリセットしたかったので、 心の中で黙とうしながら家族と一緒にうろうろしていました。 当然!何も起こらず、たくさんの家族連れが楽しそうに行きかう様子は平穏そのもの。 我が家の一年は元旦の朝、金沢神社→護国神社→地元新保本の神社へ初詣に行って始まります。 今年はいったいどんな年になるのか?まずは健康第一!社員や我が家を含めた そのご家族の皆さんが、心身ともに健康で一年を過ごせるようにと手を合わせ、 2025年のスタートです。 仕事始めからいろいろな方が「今年は巳年、蛇は脱皮して成長していく縁起のいい年である」と 言われていました。しかし世界へ目を向けると、超強権のドナルド・トランプ氏が 第47代アメリカ大統領に就任し、アメリカ第一主義を掲げ、次々に大統領令を発令して アメリカをはじめ世界は大混乱。韓国では尹錫悦大統領がいきなり戒厳令を発令して逮捕、 弾劾裁判。これが成長していく縁起のいい年のスタートなのだろうか?と 目を疑いたくなるようなことが起こっています。我が国も少数与党が野党にすり寄り、 本当に日本の将来のためになるのだろうかという法案が次々と提出されつつあります。 それぞれの国がお互いを思いやり、秩序を守り、平和であることが前提で、 そのうえで我々は仕事ができて暮らせているのです。そのことを忘れてはいけません。 こんな話題を年明けから書くとマインドが暗くなるのでもう止めます。 そんな中で我が社は今年、どんな考え方で一年仕事に取り組むのか? 今年の経営スローガンは『みんなが変わる!会社が変わる!』です。 昨年は能登半島地震が発生して大変なスタートでしたが、お陰さまで何とか創業90周年の 記念行事も開催することができました。さらに新社屋も完成し、無事引っ越しも終わり 新社屋での業務を開始しています。たくさんの方々から 「北都さん、立派な社屋を建てて、ホントによくなったよね。」と言われました。 本当にありがたいことです。ただ・・中身はまだまだだと思っています。 せっかくこんな立派な作品を作っていただいたので、この作品をもっともっと 素敵に生かせる仕事をみんなでやるのです。今年の経営方針にも書きましたが 我々が目指すのは「本当の意味でお客さまに喜んでいただける仕事をやる会社! お客さまに可愛がっていただける社員がいる会社!そしてお客さまや世の中から 選んでもらえる会社!」なのです。手前味噌ですが、我が社は私も含めて、 明るく元気な会社だと思っています。今回の新社屋建設を機にさらにバージョンアップしていく、 5Sをレベルアップしていく、そしてそのことを次の世代にきちんと繋げていく、 今年はまずここからだと思っています。すでに年明けから、いろいろ試行錯誤で動いています。 我々の目指すものをしっかり頭に置いて、まずはやってみる!そしてまた考える! その繰り返しで、気が付いたら我々は成長し、北都はさらにおもしろい会社に 変わっていくのだと思っています。そのことがあって初めて、人や仕事のご縁に巡り合えるのです。 いかさか前のめり気味の固い話になりましたが、年の初めということでどうかお許しください。 年明けに変えたことの一つが毎月の誕生会の運用です。 私が社長になってからずーっと毎月、お誕生日の社員の皆さんと誕生会と称して 美味しいお弁当を取って、一緒に食べていました。最初がいつだったかは忘れましたが 私が社長になった時からのはずなので21年前?話題満載で会話が盛り上がる月もあれば、 みんな黙々とお弁当を食べて話題を探すのに苦労した月もありました。 たぶん社員の皆さんの中には気が進まない人もいたのかもしれません。 それでもひとりひとりの顔と名前が確認でき、さらに近況も聞けたので、私にとっては 大切な時間でした。しかしコロナ禍になり、集ってご飯を食べること自体がNGになり、 誕生会そのものは中止にしてお弁当だけを毎月お配りしていました。 コロナ禍も落ち着き、そろそろ再開しようかどうしようかと思っている時に 「業務上、社外で仕事をしていて何年も誕生会に出ていない社員がいる。 これは不平等ではないか?」という声が私の耳に入り、言われてみればその通りで 個人的には残念なのですが、誕生会もお弁当をお配りするのも一旦取りやめにしました。 その代わりに今月からお誕生日の社員の皆さんには、私がこよなく愛している タリーズのロイヤルミルクティを飲んでいただくことにしました。 それぞれの皆さんにタリーズのプリペイドカードをご用意して、これまでのクッキーと合わせて お渡しします。計算では4杯くらいは飲めるはずなので、これを機会にロイヤルミルクティの ファンが増えれば一石二鳥です。先日、タリーズ金沢入江店へ行って、店長さんに プリペイドカード136枚をお願いしたら、さすがにびっくりされていました。 確かに一度に136枚もプリペイドカードを買う人いませんよね?とにかく今年一年は タリーズで、皆さんの反応を見て来年どうするか考えようと思います。 まだロイヤルミルクティを飲んだことがない社員の皆さん是非!一度飲んでみてください。 ちなみに私の昨年のタリーズ金沢入江店の店舗ランキングは3ランクあがって8位でした。 結局、今月も長くなってしましたが、今年一年もこのコラムを頑張って書き続けますので、 懲りずにお付き合いいただければ嬉しいです。 今月も最後まで読んでいただきありがとうございました。
View more
-
社長コラム
2024
社長コラム 2024年12月号「波乱万丈!激動の一年」
早いもので今年も気が付いたらもう12月です。今年はどんな一年だったのか? 私や我が社にとっても一生忘れることのできない大変な一年だったことだけは確かです。 言葉で表現すると「危機」「混乱」「激動」「怒涛」・・いろんなことが起こりすぎて、 ひと言では表現できません。 今年は、元旦の能登半島地震に始まり、新社屋の竣工お披露目で終わる一年でした! 前半は震災対応、後半は我が社の90周年感謝の集いと新社屋建設工事・・ これに尽きるのですが、この話題は今年、コラムに何度も書かせていただきましたので 少し違った話から始めようと思います。 私は毎年この時期に、金沢医科大学病院で人間ドックの健診を受けています。 今年でなんと29年目になりました。そもそものきっかけは、29年前に交通事故で負傷した 左手の手術で入院したことでした。その時の入院期間は60日、まわりには仕事をしたくても 病気で入院治療して仕事ができない人がたくさんいて、普通に仕事ができることが いかに幸せかということを思い知らされました。 それ以来、一年も欠かさず毎年この時期に人間ドックに入っています。 最初は一人、もちろん自費。それが途中から仲間や義弟が加わり、 今では毎年、最大6人一緒に1泊して受診しています。 最近は会社の健康経営を推進する方針から、一部を負担してもらっていますが この健診は私にとっては欠かかすことのできないものなのです。 この時期に受診するのは、1年間の身体の成績をつけてもらい安心して新年を迎えるため。 29年前の34歳の時は当然ですが全く異常はなく健康体でした。 さすがに50歳を過ぎたところから、なんだかんだと指摘されるようになりその都度、 生活改善や薬での治療をして今日に至っています。 幸い今年も重篤なものは見つかりませんでしたが、何がでてきてもおかしくない年齢です。 来年も元気に仕事をするためにも、今まで以上にしっかり健康管理をすることを 心に誓って、今年も金沢医科大学病院をあとにしました。 そんな中で今年も言われたことは肥満?それも内蔵肥満のことです。 皆さんはご自分の一日に必要なカロリー、推定エネルギー必要量をご存じでしょうか? 日本医師会のサイトに載っていますが、私は2590kcalだそうです。 理論上これを超えると太る、超えないと痩せていく?みたいです。 皆さんはご自分の必要なカロリーを意識して毎日飲食をしていますか? 私はそんなことは全く気にせず食べたり飲んだりしています。 もともと少食なのですが、それでも甘いものは大好きで、夕食の量を減らしてでも そのあとにチョコやクッキーをばかばか食べていました。 金沢医科大学病院の主治医からは「それが一番ダメ!それをやめないと夜中に代謝されない糖が 体に溜まり、さらに内蔵肥満が加速して糖尿病になる!」と脅かされました。 そんなわけでその日以来、夕食後の間食は一切やめて、お茶だけにしています。 これで一年頑張ってみて来年またご報告させていただきます。 このコラムに書いた以上、夕食後の間食断ちは続けます!! ちなみに週末朝のタリーズロイヤルミルクティtallサイズ1杯178kcalは問題ない! と言われたので継続です。 とにかく心身ともに元気でいないと来年もいい仕事ができないのです。 12月19日に新社屋の竣工式とお披露目会を開催しました。 昨年7月12日に地鎮祭を執り行ってから、旧社屋解体工事や外構工事を含めた新社屋完成まで 17か月。五井建築研究所さんの設計で、髙田組さん、米沢電気工事さん、日栄商事さん、 金太さん、総合園芸さんの皆さんに大変立派な作品をつくっていただきました。 たくさんご苦労をおかけしました。何度も何度も言いますが、心から感謝であります。 すでにSNS等で新社屋の竣工式とお披露目会の様子はアップされていますが、 朝8時半に竣工式を執り行ったのち、10時半から16時の間に3回に分けて お披露目会を開催し、全部で130人ほどの方々に見ていただきました。 手前味噌ではありますが、今回の新社屋建設の経緯や意義、そして我が社が目指す 6つの目標( ①部門間連携強化 ②コミュニケーション促進 ③業務効率化 ④5S強化 ⑤快適な空間づくり ⑥来てもらえる会社に )などをうちの小池田取締役から 説明させていただいのちに、新社屋をご案内させていただきました。 皆さまからはたくさんのお褒めの言葉をいただきましたが、 今回の新社屋建設の本題はこれからなのです。どんなに立派な作品をつくっていただいても、 そこで仕事をする社員のみんなが気持ちを込めて使わなければ、 その作品は絶対に引き立たないのです。この新社屋という立派な作品の中で 全社員がこれから何をどう表現していくか?抽象的な言い回しですが、 要は我々の大切なお客さまに喜んでいただける仕事をするために、 さらに何をしなければいけないのかをこれから一緒に考えていこうと思います。 目指すはおもしろい会社、お客さまに喜んでいただける会社なのです。 長くなりますが今月はもう少しだけ書かせていただきます。 実は今回のお披露目会にわざわざご来社された方がもうお一人いらっしゃいます。 うちの相談役の高校の同級生で私のもう一人のおやじである森喜朗先生です。 森先生との関係は今さら申し上げる必要はないのですが、うちの相談役が大変お世話になった 森先生に是非この新社屋を見てもらいたいとご案内を差し上げたところ 「その日は人工透析もないので必ず行くぞ!」と言われ、その言葉どおり車椅子で元気に ご登場でした。たまたまご来社されたタイミングが2回目のお披露目会の時間にぶつかったので 皆さんびっくりされていましたが、我が社の社員やその場に出くわした方々に 笑顔で会釈をされていました。そして40年前に森先生に書いていただいた 「北都鉄工」の揮毫を彫った正面石碑の前でうちの相談役と満面の笑み?で写真を撮って 東京へ戻られました。もちろん二人の合言葉は「お互い90歳まで頑張るぞ!」です。 波乱万丈の一年でしたがいろいろ課題は残しつつもたくさんの方々のお陰で何とか終われそうです。 一年間本当にありがとうございました。来年もお客さまのことを第一に考えて仕事に取り組んでいきます。 来年も皆さまにとってさらに良い年になることをお祈りして 今年最後のコラムを締めたいと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。
View more
-
社長コラム
2024
社長コラム 2024年11月号「元伊勢三社」
今月もこのフレーズで書き始めます。 皆さん、「元伊勢三社」をご存じでしょうか? 「元伊勢三社」は京都府福知山市大江町にある「元伊勢内宮皇大神社」「元伊勢外宮豊受神社」 「天岩戸神社」を指します。言い伝えによれば、伊勢神宮にある天照大神の御神体を 大和から伊勢に移す際に一時お祀りしたとされ、伊勢神宮ゆかりのある神社で、 古来より深い森を有し、長い間信仰の対象とされてきたそうです。 ちなみに出雲大社―元伊勢三社―伊吹山―富士山が北緯35度22分~27分のラインに 一直線に並んでいるそうで、何でそうなっているのかは未だにわかっていないようです。 ここまでくるとかなりマニアックな話題なのでもうやめます。 とにかくそんな所へ今月3日に12年ぶりに家内と行ってきました。 目的は「元伊勢三社」の参詣だったのですが、とにかく歩く歩く! 特に「元伊勢内宮皇大神社」は参道が300mあって、上り200段の自然石の階段坂道。 12年前にお参りした時はそれほどでもなかったのですが、 今回は途中で息があがり休み休み歩いて、やっと「元伊勢内宮皇大神社」に辿り着きました。 そしてさらにそこから300mほど奥に下ると「天岩戸神社」があります。 ここはここで凄い神社で最後は参道から5mほど岩場を登ったところにお社があり、 鎖を伝って一人ずつお参りするという、がんこマニアックで霊験あらたかなところであります。 私もこれまでいろいろな神社でお参りをさせていただきましたが、 この「元伊勢三社」は別格!空気も澄んでいてその場にいるだけで気持ちが落ち着き、 まさにパワースポットそのものでした。一般的にはあまり知られておらず、 今回も3連休中にもかかわらず参拝客はちらほら? そもそもあの階段や岩場は高齢者には厳しいので大半の方は当然、 三重の伊勢神宮へ参拝に行かれますよね。ここはJR福知山駅からクルマで 30分くらいのところにあるので、この話に興味のある方は是非一度お参りに行かれてみては どうでしょうか。絶対に心が洗われますよ! そもそも何で12年前に「元伊勢三社」をお参りしたのかというと、 実はそのすぐ近くに流れている五十鈴川に、橋というか歩行者専用の側道橋を 我が社で架けさせてもらいました。ここは近くにある美鈴小学校の子供たちが毎日通る 府道9号の通学路なのです。もともとこの五十鈴川には五十鈴川橋が架かっていましたが、 狭い車道しかなく過去に大きな人身事故もあり、地元からの強い要望もあって この五十鈴川橋側道橋の工事が事業化され、たまたま我が社が入札で落札をして 仕事をさせていただきました。 当時、この側道橋の完成を心待ちにしている美鈴小学校の子供たちと 現場見学会や写生会を開催し、その他にも地元の皆さんとの交流する場面もたくさんあり、 この側道橋が完成したときには地元の皆さんにも大変喜んでいただき 子供たちからもたくさんのお礼のお手紙をいただきました。 我が社もいろいろなところで橋を架けさせていただいているのですが、 私にとっても印象深い工事の一つでした。 そんなことを思い出しながら、五十鈴川橋側道橋を久しぶりに見てきました。 12年も経っているので汚れてはいましたが、橋そのものには全く損傷はなく 美鈴小学校の子供たちに毎日渡ってもらっているものと思っていました・・が! その毎日子供たちが通っているはずの美鈴小学校が廃校になっていました。 さすがにびっくりというか正直、ショックでした。 ご多分に漏れずこの地域にも過疎化の波が押し寄せて、子供の数が激減し3年前に廃校になり、 大江小学校に統合されました。廃校時の全校児童は18人だったそうです。 現実的には仕方のないことなのかもしれませんが、何とも切ない話なのです。 我々はその地域の方々の安全や利便性を高めるため、そしてその地域の方々に喜んでもらうために 仕事をさせてもらっているのですが、その地域そのものの過疎化が進み、 住んでいる方々が減っていく・・そんな現実を目の当たりにすると本当に複雑な思いになります。 それでも工事完成から廃校までの9年間、子供たちがあの側道橋を渡って 元気に美鈴小学校へ通ってくれていたのであれば、我々の仕事の意義はあったのだと思います。 あの時、手紙を書いてくれた6年生の皆さんは現在24歳? この広い日本のどこかで元気に頑張ってくれていることを願っています。 新社屋に引っ越して3か月ちょっと過ぎ、やっと少し雰囲気にも慣れてきたようです。 が!動き出してみると、いくつもの課題や問題点が見えてきました。 30点スタートなのでこれからです。社員のみんなと一緒になって一つずつ課題を解決しながら、 お客さまに喜んでいただける仕事をするお城を作っていこうと思います。 新社屋の全体工事も施工会社の皆さんのご尽力のお陰でほぼ予定通り12月初旬には竣工します。 そして12月19日(木)大安に竣工式を執り行い、お披露目をしたいと思っています。 近くにお越しの時は一声かけていただき、いつでもお立ち寄りください。 「HOKUTO カフェ」で美味しいお菓子とコーヒーをご用意してお待ちしています。 今月も最後まで読んでいただきありがとうございました。
View more
-
社長コラム
2024
社長コラム 2024年10月号「10月14日」
皆さん、10月14日は何の日かご存じでしょうか? 一般的に知られているのは「鉄道の日」。 1872年10月14日に新橋駅と横浜駅の間を結んだ、日本初の鉄道が開通した日 それを記念して1922年に当時の鉄道省が「鉄道記念日」と制定したそうです。 このことはまあまあ知れている話なのですが・・ 改めてウィキペディアで調べてみると、10月14日に起こったことがあるわ!あるわ! まあ365分の1日なので当然といえば当然なのですが・・。 詳細はウィキペディアに載っているので興味のある方は一度ご覧ください。 身近な話としては1958年 東京タワーが竣工、1974年 長嶋茂雄の引退試合・・。 当然、この日に生まれた人もいるわけで、1867年 正岡子規、 1890年 アイゼンハワー米大統領、1970年 女優の永作博美、 さらに私の全くの独断で最も可愛い天気予報士の田中美都さん (・・NHK 午後LIVEニュースーンに出演中)も10月14日生まれです。 冒頭から長々と10月14日のことを書かせていただきましたが、 お察しの通り私も10月14日生まれで現在63歳です。 ちなみに私が所属している金沢東ロータリークラブには10月14日生まれが4人もいて 毎年欠かさずこの4人で誕生会を開いています。 今年の10月14日は私にとっても我が社にとっても特別な日になりました。 ホテル日航金沢で「北都鉄工 創業90周年 感謝の集い」を開かせていただきました。 このことについてはすでに新聞やSNS上で書いていただいているのですが、 私からも改めて少しご報告をさせていただこうと思います。 当日は我々主催者側も含めて281名の方々にご出席をいただきました。 森喜朗元内閣総理大臣、有村治子参議院議員、岡田直樹参議院議員、馳浩石川県知事、 村山卓金沢市長、田村敏和白山市長をはじめ、経済界からもたくさんの方々にご出席いただき お名前を挙げればきりがないのですが・・我が社が大変お世話になっている方々、ご本人に お越しいただきました。単に感謝の集いに花を添えていただくということだけではなく、 それぞれの方々に直接、感謝の気持ちをお伝えできたことは嬉しい限りでした。 特にうちの相談役の金沢二水高校の同級生で、私のもう一人の親代わりの森喜朗先生には 人工透析治療中で体調万全ではない中、車椅子でお越しいただき、 高校時代の話から初めて選挙に出たときのこと、そして私や我が社とのかかわり さらに政局の話まで、いつもとは全く違った雰囲気でお話をいただき 最後は「次の時代にむけて頑張れよ!」とエールをいただきました。 当初「挨拶は5分でお願いします!」だったのですが・・結局20分! 私も最初は時間を気にしながら聴いていたのですが、最後は聴き入ってしまい 改めて感謝の気持ちでいっぱいになりました。 マスコミや巷では未だに「政界のドン」とかいろいろ言われているようですが、 あのお話している森喜朗先生のお姿はそんなイメージはまったくなく、 穏やかでさりとて重厚感たっぷりの普通のおじいちゃん? うまく表現はできませんが、私が知っている森喜朗先生本来のお姿だったと思います。 森喜朗先生とうちの相談役は「90歳までは元気で頑張るぞ!!」と お互いにエールを送っているようですが、 おそらく90歳どころか次の100周年にも二人並んで座っているような気がします。 そんな二人の姿を今回たくさんの方々に見ていただけたことは、本当によかったと思っています。 今回の「90周年感謝の集い」のテーマは「これまでも 今も これからも」です。 相談役→私→取締役の息子と、ずーっと続いているたくさんの方々とのご縁に感謝をして、 これからもこのご縁が広がり続けていくことを願ってこの会を開かせていただきました。 特に今回は親子・ご兄弟でご出席いただいた方々が30組ほどおいでになり、 何代にもわたりお付き合いいただいていることに改めて感謝の気持ちでいっぱいでした。 手前味噌ですが・・当日は各テーブルで素敵な笑顔や歓声があがり、 たくさんの方々に楽しい時間を過ごしていただけたことは本当によかったと思っています。 さらに今回は少しだけ能登にもこだわり、この会を開くことによって微力ですが 能登復活の一助になったのであればさらに嬉しいのです。 感謝の会にもかかわらず、たくさんの方々から激励やエールをいただきました。 このことを励みに次の100年に向けて、さらにお客さまに喜んでいただける仕事をして、 全社員でもっともっとおもしろい会社を目指して頑張りますので これからも宜しくお願いします。 まだまだ書きたいことはあるのですが、長くなってしまうので続きはまた来月! 今月も最後まで読んでいただきありがとうございました。
View more
-
社長コラム
2024
社長コラム 2024年9月号「敬老の日」
先日、NHKの「チコちゃんに叱られる」を見ていたら「敬老の日はもともとなに?」 という問題がありました。はて??答えは・・ 兵庫県多可郡野間谷村(現在の多可町)で、1947年9月15日に 当時の門脇政夫村長が「老人を大切にし、年寄りの知恵を借りて村づくりをしましょう!」 と提唱して、村主催の「敬老会」を開催したのが「敬老の日」の始まりだと言われています。 それが兵庫県内全体に広がり、1954年に9月15日を国民の祝日として 「敬老の日」が制定されました。その後2003年から祝日法改正により 9月第3月曜日が「敬老の日」となったのです。 ちなみにこの多可町の八千代コミュニティプラザ前に「敬老の日提唱の地」と刻まれた 石碑もあるそうです。 皆さん、ご存じでしたか?? ところでこの敬老、老人とはいったい何歳以上の人を指すのでしょうか? 老人=「高齢者」・・明確な基準は設けられていないようですが、 一般的には「65歳以上」だそうです。現在、日本の65歳以上の人口が3,625万人、 その中で働いている人は914万人!改めてこの数字を眺めてみると、 実に65歳以上の4人に1人が仕事をしていることになります。 老人=高齢者→隠居生活はまだまだ早いということなのです(・・隠居生活?これってもしかして死語?)。 我が社にも現在65歳以上の役員や社員がいます。 みんな毎日、頑張って普通に仕事しています。最高齢の私の父である相談役87歳を筆頭に 70歳台が5人、65歳以上の60歳台が2人・・ もちろんその人その人にあった働き方で元気な間は仕事をお願いしていますが、 私から見てもみんな元気なのです。我が社にも定年はありますが、 一年ごとにそれぞれの社員と話をして、継続するか退職して違う道へ進むかを 選んでもらっています。私が若い頃は60歳と聞くとホントにじじぃだなぁ 思っていましたが、今はまったく違うのです。健康年齢が格段にあがり、 60歳を過ぎてもたくさんの人が、元気に世の中で活躍しているのです。 いずれこの「高齢者」の定義も変わっていくのだと思いますが、かく言う私も 来月63歳になります。最近、体力的な衰えを感じつつも毎日、仕事や何やに追われ 時間の経過がえらい速く感じるようになっています。 とにかくこれからも元気なじじぃでいられるように、心と体の健康に気を付けて 頑張ろうと思います。正直このじじぃという言葉には抵抗はあるのですが・・ 現実には、れっきとした二人の孫のおじいちゃんなので、それはそれで素直に 受け入れようと思う。 今月はここまで書いてなかなか前に進まない。 原因は、書き始めようとすると次々にいろんなことが起こって話題が定まらないのです。 自民党総裁選、大谷翔平前人未到の50/50達成、奥能登の豪雨災害、大の里大関昇進・・ ついでに「虎に翼」がとうとう終わる! 奥能登の豪雨災害と大谷翔平を並べては不謹慎なのですが・・ 能登半島地震の復旧作業が少しずつ前に進んでいるところに、さらに追い打ちをかけるように 今回の奥能登の豪雨災害、どうして能登ばかりがと思いつつ 同じ石川県民として心からお見舞いを申し上げるとともに、現在も救出作業や復旧作業に あたられている方々に深く敬意を表します。 結局、我々にできることは経済支援しかないのかもしれませんが、能登半島地震からの 復興を含め、能登復活のためにこれからも何かのお役にたてればと思っています。 今日は9月23日です。大谷翔平は今日の時点で53/55、 大の里は25日の理事会で大関昇進が確実!・・奥能登はそれどころではないのですが、 せめてこの明るい話題で少しでも元気を出してほしいと思っています。 それにしても大谷翔平はこの記録をどこまで伸ばすのか?そもそもこの53/55・・ 本塁打と盗塁・・私の認識ではパワーがあるホームランバッターは体がどっしりしていて 足が遅い?この先入観は明らかに間違っているのです。気が早いのですが来季は二刀流復活・・ これだけわくわく楽しませてくれている大谷翔平に10年1,000億は 安すぎると思っているのは私だけでしょうか? ついでに「虎に翼」・・これまでのNHKの朝ドラにはあんまり興味がなく ほとんどスルーしていたのですが、恥ずかしながら?今回の「虎に翼」は結構観ています。 もちろん朝の時間帯は無理で、お昼も車内で観る以外は、週末のダイジェスト版を 観るしかないのですが・・。何がいいのかを細かく言い出すと、 来月のコラムまで行ってしまうのでやめますが、とにかく展開がおもしろい、 時代背景をうまく表現している、登場する人たちがみんなキャラ立ちしている、 題材が真面目な法曹界を取り上げてシリアスだが、女性中心で全体的に温かい・・ まあ並べてみるとまだまだあるのですが、おそらくいつもは朝ドラを観ていない人も 観ているのではないだろうかと思っていたら、私が尊敬する某電気工事会社の会長も この「虎に翼」に釘付けと聞いて思わず笑ってしまいました。 来月になってもしばらくは「とらつばロス」の話題が続くのだろう。 新社屋で業務を開始して1か月ちょっとが過ぎました。 現在、旧社屋の解体工事と外構工事が進められています。少しずつですが、 新社屋の雰囲気にも慣れてきましたが、まだまだこれからです! 我々の目的である大切なお客さまに喜んでいただけるいい仕事、いい製品づくりをするために、 次の時代を見据えた働き方を考え、新しいことに挑戦していく大事な時期なのです。 それぞれが考えてやってみる、そしてまた考える!気が付いたら前進しているのです。 そんなことを考えながら、来月14日に感謝の集いを開かせていただきます。 どうか宜しくお願いします。 来月、10年ぶりに我が社のホームページが一新されます。 引き続きこの拙い社長コラムも書き続けますので懲りずにお付き合いください。 結局、今月も長くなってしまいました。最後まで読んでいただきありがとうございました。
View more
-
社長コラム
2024
社長コラム 2024年8月号「新社屋始動!!」
今年の夏はパリオリンピックでの日本人選手のメダルラッシュや夏の甲子園、 そして全国各地で夏祭りやイベントが繰り広げられ、例年以上に熱く盛り上がりました。 唯一、不満があるとすると、我がタイガースがじりじりと首位から引き離されて 何とかCS圏内に留まっているということです。去年の勢いはいったいどこへ行ったのか?? そんな中、8月9日から新社屋への引っ越しが始まり、お陰さまで世の中のお盆休みの間に 大まかな引っ越しは完了しました。数か月前からみんなで断捨離を始め、 溜まりに溜まった書類やなんやをほとんど捨てて、引っ越しの準備をしてきたのですが、 実際にやってみると想定外のことがどんどん起こって、ホントに大変でした。 私もできるだけ自分のものは自分で!と思っていましたが、 結局は若手社員に大半を運んでもらいました。ガンコ暑い中、汗だくになって頑張ってくれた 社員の皆さんに心から感謝しています。そして暫定的ではありますが、 お盆休み明けの8月19日から新社屋での業務が始まりました。 まだまだ片付いていませんが、当分落ち着くまでは仕事と片付けの二刀流です。 そして長い間お世話になった旧社屋の解体工事や外構工事が始まり、 予定通り進めば11月末にはすべての工事が完了します。そんな状態なのですが、 既に何名かの方々がご来社され新社屋を見ていかれました。 それぞれからお褒めの言葉をいただきましたが、何はともあれ 予告通り今月のコラムで新社屋の一部を写真で紹介したいと思います。 引っ越しは大変でしたが、社員の皆さんが喜んでくれている様子はホントに嬉しい限りです。 ただ、新社屋にはまだ全く馴染んでなくて、私を含め全社員が右往左往状態です。 そしていよいよこれからが本番!この新社屋で私を含めた全社員がどう変わっていくか。 我が社の良さやおもしろさを大切にしつつも、これまでの慣例ややり方を一度リセットして、 いいものは続け、今の時代に合わないものはどんどん変えてみる!そしてやってみてまた考える! 我々の目的はあくまで、お客様に喜んでいただけるいい仕事をして 世の中のお役に立つことなのです。まさに不易流行! そのことを忘れずに新社屋で始動するのです。必ず次の世代に繋がると信じています。 新社屋についてはおいおいまたこのコラムで紹介したいと思います。 今月も最後まで読んでいただきありがとうございました。
View more
-
社長コラム
2024
社長コラム 2024年7月号「究極のサービス??」
タリーズの話題を書くのは久しぶりなのですが、今も毎週末欠かさず通っている タリーズ金沢入江店がまたやってくれました。 今月初旬の土曜の朝、いつものようにいつものロイヤルミルクティTallサイズを 買いにいきました。この日は珍しくお店は空いていたのですが、 いつものように注文してスマホに入っているタリーズカードで 支払いを済ませたのとほぼ同時くらいに 「ホットのロイヤルミルクティをご注文された方ぁ」って呼ばれました。 一瞬、違うお客さんだと思っていたら、顔見知りの店員さんが私のだと言うのです。 あまりの早さにびっくりして「なんでこんなに早いの?」と聞いたら その店員さんはニコニコ笑って「お客さまのクルマが駐車場に入ってきた時点で 作り始めていました!」と言うのです。一瞬びっくりして、私は 「もし、私が別のものを注文したらどうするの?」と聞いたら その店員さんは「それはあり得ないと思います!」と笑って言い切るのです。 これにはさすがに参りました。確かに私は、タリーズでロイヤルミルクティ以外の飲みものを 注文したことはなく、強いて言えばその日の体調によってサイズを変えているのですが それも最近はほぼTallサイズ。その日はたまたま私の前に他のお客さんがいなかった! クルマを停めた場所がカウンターの正面から見える位置だった! という二つの条件が重なったこともあるのですが、これはまさにお客さまファーストの対応。 そして何より名前も名乗ったこともない私が、ホットのロイヤルミルクティしか 飲まないこと、私がどのクルマに乗っているかをこの店員さんは ちゃんと覚えているということです。私もいろいろな方から常に先を読んで仕事しろ! と教えられてきましたが、これはちょっと読みすぎではないか? と思わないでもないのですが・・。 まあ!ここまでやられるとさらにタリーズ金沢入江店に通うしかないのです。 ちなみに現時点で金沢入江店での私の店舗内ランキングは8位!! 今月7日の夜に犀川大橋架橋100年をお祝いする「百寿祭(ももじゅさい)」が開催され、 犀川大橋は人人人で埋め尽くされていました。 私の記憶では犀川大橋自体を工事以外で全面通行止めにして ホコ天にしたのは初めてではないかと思います。 聞くところによると当日は15,000人の人が歩いていたそうです。 今回、国土交通省金沢河川国道事務所さんや、 金沢片町まちづくり会議・野町弥生地区商店街連盟などの地元の皆さん、 そして我が社も所属している日本橋梁建設協会など多くの方々のお世話で この「百寿祭」が開催されました。当日は犀川大橋中央に特設ステージが設けられ、 100周年記念プレートの除幕や輪島御陣乗太鼓、にし茶屋街の芸妓衆による 踊りの披露等々・・久しぶりにお祭り気分満載で、大変盛り上がっていました。 そして右岸側(片町側)と左岸側(野町側)のそれぞれの代表が 犀川大橋中央で握手をして、これからの犀川大橋の安全を祈願しました。 現在の犀川大橋は大正13年(1924年)に完成したもので、 当時の最先端の技術で造られたワーレントラス構造の橋梁です。 そして昭和42年(1967年)2月10日まで北陸鉄道の電車が この犀川大橋の上を走っていました。 私もかすかな記憶で最後の花電車を見たような気がします。 それから平成6年(1994年)に大規模補修をおこなって現在の姿になったのです。 ちなみに平成12年(2000年)には国の登録有形文化財に指定され、 犀川大橋は金沢市民にとって、なくてはならないシンボルになったのです。 これからも金沢の街が変わっていく様子を、この犀川大橋はずーっと 見守っていくのだと思います。犀川大橋架橋100年ということは 我が社が創業する10年前には犀川大橋が完成していたということなので・・ 改めて当時の技術レベルの高さに驚かされます。どうやって造ったんやろう~~? 私が初めてこの社長コラムを書いたのが、3年前の2021年8月! 今月でまる3年になります。 何とか頑張って毎月欠かさず書かせてもらったので、原稿はちょうど36本。 改めて3年前の原稿を読み返してみると内容は?? ちょうど東京オリンピックが無観客で開催されたことを書いていました。 個人的には内容がマンネリ化しないように心がけて、 思ったことをそのまま書かせてもらっているつもりなのですが、 改めて読み返してみると何となく偏っているような気がします。 ちなみにうちの相談役は平成10年(1998年)~平成30年(2018年)までの 20年間、毎月欠かさず「北都鉄工 経営の原理原則」を書き続け、 6年前に1冊の本にまとめました。20年で原稿は実に240本! 私がそこまで行くにはあと17年・・ いったい何歳まで書き続けなければいけないのだろうと思うと 気の遠くなる話なのですが、とにかく先のことはあんまり意識せず これからも毎月毎月思ったことや出来事を書き続けようと思います。 また皆さんからご意見やご批評をいただけると嬉しいです。 いよいよ今月末に新社屋が完成し、来月予定通り引っ越しをして 新社屋での業務が始まります。そのあと旧社屋を解体して 外構工事や付帯工事が始まり全体の完成は年末頃を予定しています。 長い間、私をはじめたくさんの人たちが楽しみにしていましたがいよいよ完成です! 来月のコラムは写真を中心にした新社屋特集?でも書こうかと思っています。 今月も最後まで読んでいただきありがとうございます。
View more
-
社長コラム
2024
社長コラム 2024年6月号「北都鉄工 創業90周年大感謝祭」
この大事な期末、締めの6月に不覚にもコロナに感染してしまいました。 これまでも際どい状況は何度かあったのですが、何とか切り抜けて これまで一度も感染していなかったのに、よりによってこの大事な時期に感染して 戦線離脱を余儀なくされました。会社や家族にも迷惑をかけてしまい申し訳なかったです。 どこで感染したかはこの際置いておいて、社内の申し合わせにより コロナ感染確定日から5日間、自宅待機。我が家からすでに嫁いだ娘が使っていた部屋に自主隔離して 4日半過ごしました。幸い症状は軽症で、最後まで発熱することなく 喉の痛みと咳が出る程度でした。コロナ禍になって4年半、これまでもたくさんの方々から 話を聞きましたが、いざ自分がその状況に直面すると いかにこの自主隔離が大変かということを今更ながら痛感しました。 もうすっかり話題から消えてしまいましたが、当初はコロナに感染すると 病院やホテルに2週間隔離されていたのです。パソコンやスマホ、テレビがあって 外部とのコミュニケーションは普通に取れるのですが、何にもしないで過ごすことが いかに苦痛であるか今回身に染みました。 もちろん重症化しなかったことは喜ばなければいけないのですが・・ コロナが5類になり、世の中は過度な対応はしなくなりましたが、 それでも我が国はまだまだ普通の風邪ではないのです。 当たり前のことなのですが、普通の風邪もインフルエンザもコロナも、 感染予防には規則正しい生活、適度な運動、美味しく食事を摂る、 笑顔で過ごして免疫力を上げる・・これに尽きるのです。 私がコロナに感染した時期がたまたま「北都鉄工 創業90周年大感謝祭」の前週だったのですが、 何とか穴をあけずに社員の皆さんと一緒にこの「北都鉄工 創業90周年大感謝祭」に 参加できました。そもそもこの「・・大感謝祭」、ネーミングはいったい誰が付けたのか? 確かに今の北都鉄工があるのは、これまでもそして現在も 大切なお客さまのために頑張ってくれている社員みんなのお陰なのです。 社長である私や会社が社員の皆さんに感謝するのは当たり前のことなのですが 「・・大感謝祭」と銘打ってしまうと、そんじょそこらでは大感謝祭にならないのです。 今回の開催の趣旨は大きく4つ! ① 元気に90周年を迎えられたことに感謝して全社員でお祝いをする。 ② 長年にわたり北都鉄工で勤務され今日まで頑張ってこられた社員の皆さんへ 永年勤続表彰(40年以上・30年以上・20年以上)を授与する。 ③ この一年の間に北都鉄工に新たに加わってくれた仲間の歓迎会。 ④ 67年の長きにわたり北都鉄工の取締役を務めてきた私の父である 2代目社長 小池田康成が6月21日付で取締役を退任し、 相談役として今後も会社を見守っていくことになり、そのことへの感謝と慰労の気持ちを 全社員で表す。(・・+ 大抽選会) とにかく楽しい3時間でした。この3時間の受け止めかたは社員ひとりひとり違うと思いますが、 その模様は私の言葉よりこれらの写真が一番だと思うので是非ご覧ください。 壇上から社員のみんなのたくさんの笑顔を見て、この130人の社員とこれまで頑張って 礎を築いてくれた先人たちのお陰で、今の北都鉄工があるのだということを改めて実感しました。 誰ひとり欠けてはいけないのです。 そしてこれからも感謝の気持ちを忘れず、大事なお客さまに喜んでいただける いい仕事をしていくのです。何度も言いますが「不易流行」です。 次の10年に向けてこれからも大事なお客さまのために、 大切な社員と一緒に進化し続ける北都鉄工を目指していきます。 1月1日に能登半島地震が発生して大変な年明けになりましたが、 半年が経ち、我が社も決算月を迎え67期もたくさんの方々のお陰で なんとか締めることができそうです。7月から新しい期になり、 まずは新社屋への移行という大仕事が待っています。 「常に明るく前向きに!」を忘れずに68期もみんなで頑張ります。 今月も最後まで読んでいただきありがとうございます。
View more
-
社長コラム
2024
社長コラム 2024年5月号「こどもの日」
5月5日は「こどもの日」「端午の節句」であります。 今更申し上げるまでもなく、男の子の健やかな成長と健康を願ってお祝いをする日です。 「端午」とは「最初の午(うま)の日」という意味で、 「節句」とは季節の変わり目のこと。午(うま)は五(ご)とも読めることから 5月5日が「端午の節句」として奈良時代以降に定着したそうです。 その後、江戸時代に入り、季節の変わり目に病気や災いを払う 「菖蒲(しょうぶ)」を飾るしきたりが、 武道や武勇を重んじる「尚武(しょうぶ)」と同じ読みから 次第に男の子のための行事になった・・そうです。冒頭からむずかしい話ですいません。 要は・・私が物心ついたときには既に、5月5日「こどもの日」は鯉のぼりを揚げて、 かしわ餅を食べる祝日だったのです。 近年、5月5日はゴールデンウイーク最終日で「こどもの日」というより Uターンラッシュとかゴールデンウイーク明けの「5月病」とかの話題が先行して、 「こどもの日」の行事そのものの話題が少なくなったような気がします。 金沢市内でも鯉のぼりが揚がっている光景をほとんど見なくなりました。 そんな中で、我が社を含め公私ともに大変お世話なっている 米沢電気工事さんの本社前に見事な鯉のぼりが揚がっておりました。 お聞きすると、米沢 寛 会長のご長男が生まれた時に購入して ご自宅の前に揚げていたそうですが、まわりにビルが増えご迷惑がかかるので、 会社の前で揚げることにしたそうです。きちんとした国家観を持ち、 君が代・日の丸や日本の伝統文化を大事にされている米沢 寛 会長らしい対応には いつもながら脱帽であります。 青空に気持ちよく泳ぐ鯉のぼりはなかなか新鮮でいい感じでした。 今年見逃した方は是非、来年ご覧になってはいかがでしょうか。 改めて調べてみると、全国各地で鯉のぼり祭りやイベントが開催させていて 壮観な光景を見ることができるようです。 石川県内でも珠洲市の大谷川鯉のぼり流しや、 金沢の浅野川の中に流す鯉流しが有名だそうです。 今年は震災だったのでなかなか観ることができなかったのですが、 来年は是非、私も観に行きたいと思っています。 5月5日といえば、ちょうど一年前の5月5日14時42分に 珠洲市で震度6強の地震が発生していたのです。 今年元旦の能登半島地震でそのことを忘れがちなのですが、 能登ではこの一年の間に大きな地震が二度発生して、甚大な被害に見舞われているのです。 能登半島地震発生から4か月が経ち、金沢以南にはたくさんの観光客が訪れるようになり 少しずつ日常を取り戻してきましたが、 能登にはまだまだ不自由な生活を強いられている方々がたくさんおいでになるのです。 だんだん地震の報道も減ってきたような気もするのですが、 能登の復興はまだ始まっていないのです。 今後、復旧から復興へフェーズが変わっていきますが、 我々はこれからも能登の支援を忘れず日々の仕事や経済活動にあたらなければいかないのです。 がんばろう能登!! 5月は一年のうちで一番天気が安定していて過ごしやすい月のはずなのですが、 今年はゴールデンウイーク明けから気温が上がったり下がったりで、 体調を崩していた人が案外いたようです。私も何となくすっきりしない日が続いていました。 そんな中、高田組さんをはじめたくさんの方々のお陰で、 新社屋建設工事は7月末竣工に向けてピッチが上がってきました。 内装工事も進み、ガラスもほぼ入り、車寄せの大屋根ブロックの社内溶接も終わり、 7月初めには防音シートも外れて全容が現れてくる感じです。 壁や床などの内装色も決め、机・椅子・棚などの選定も終わり、 いよいよ新しい社屋での業務開始が視野に入ってきました。 これからが本番です!この新社屋でこれからどんな働き方をするのか? すでに運用を始めているグループウエア(HCS)の活用はもちろんのこと ペーパーレス化への取り組み、そしてフリーアドレス導入へ向けたゾーニング・・。 管理本部からは新社屋で達成したい目標 ① 業務効率化 ② 部門間連携強化 ③ コミュニケーション促進 ④ 5S強化 ⑤ 快適な空間 ⑥ 来てもらえる会社に が示され具体的に動き出しています。 次の時代に向けてこれからどんどん変わっていきます。 社長の私でさえもこの流れの早さに戸惑うところもあるわけで、 社員の皆さんの中にも戸惑いや違和感がある人もいるのかもしれません。 なぜ今やるのか?何のためにやるのか?そのことをしっかり落とし込んで 取り組まなければなりません。世の中も加速度的に変わっていきます。 5年先を見据えると今のままでもモノづくりはできますが、 おそらく時代に取り残されていくのです。 しいては大切なお客さまに喜んでいただける仕事ができなくなるのです。 新しいことに挑戦するには勇気がいります。そんな中でいかに北都らしく変わっていくか、 我々が大切にしてきたことは絶対に忘れてはいけません。 創業90年、今回の新社屋建設が北都始まって以来の転換期なのです。 「不易流行」・・理念やミッションなど、 その会社の変えてはいけない「不易」の部分は守り続ける。 その一方で時代とともに変わっていく「流行」の部分は慣例や前例に縛られることなく 勇気をもって変えていかなければいけない。このことに尽きるのです。 来月は我が社の期末です。 今、いただいている大事な仕事をしっかり納めて今期を締めたいと思います。 今月も最後まで読んでいただきありがとうございました。
View more
-
社長コラム
2024
社長コラム 2024年4月号「エイプリルフール」
「エープリルフール」という言葉を聞いて、どれだけの人がピン!とくるのだろうか? 今更なのですが「エープリルフール」の日本語訳は「四月馬鹿」。 毎年4月1日は嘘をついてもよいという日!起源の諸説はいろいろあるそうです。 イングランド王政復古の記念祭「オークアップルデー」に由来する説、 3世紀のインド春祭り説、古代ペルシャのお祭り「シスダベタール」が原型説、 1564年のフランス改暦説・・ 日本には大正時代に欧米から伝わった?、その昔に中国から伝わった?、 さらに「嘘は午前中だけ、午後はネタばらし」というルールもあったそうです。 とにかくこの「エープリルフール」はある程度のいたずらや嘘は許されるという 春の到来を祝う由緒正しきお祭りだったのです。 私が若い頃は、どんな嘘ならおもしろくてみんなに笑ってもらえるのかを 真剣に考えていたのですが、最近はめっきりそんな話はなくなりました。 今の若い人たちは「エープリルフール」という言葉すら知らないのかもしれません。 笑って許せる洒落た嘘ならおもしろいのですが、 それが段々エスカレートして人騒がせになり、さらに最近はフェイクニュースが 世の中を駆け巡りホントに寂しい限りです。いつから日本はこんなことになったのか? もう少し、余裕というか、遊び心がある寛容な世の中になってもいいのではないかと 思うのです。素敵な嘘?笑える嘘?・・改めて考えると実はむずかしいのです。 今年も新入社員5人を迎えました。 4月1日に部長職以上の役職者出席のもと入社式が執り行われました。 その様子はインスタや社内報に載っていますが、 現在の社屋での入社式はこれが最後です。 私も毎年、新入社員の前でご挨拶をさせてもらっているのですが、 ここで話すのもこれが最後かと思うと一抹の淋しさを感じました。 来年からはいよいよ新社屋での入社式です。今年の新入社員は例年にも増して 個性的な顔ぶれが揃ったようです。入社式での挨拶や 社内研修最終日の他己紹介?の発表の様子を見ていても、それぞれが特徴を出して 自分を表現している姿はなかなか頼もしいものがありました。 そして何より新入社員同士の仲がいい!これからたくさんの人と出会い、 たくさんの仕事にも出会います。その出会いをチャンスと捉え、 最大限に生かしてたくましく成長していってほしいのです。 これから待ち受けるたくさんの苦労を乗り越え、素晴らしい人生を歩んでくれることを 切に願っています。一年後の姿が楽しみです。頑張れ! 新年度に入り新社屋建設工事もギアが1段あがったようです。 まだ外側の防音シートは張られたままですが内装工事も着々と進み、 ガラスも一部張られ、外装の色も決めました。 皆さんが見えないところで7月末竣工に向けてまっしぐらです。 今後、机・椅子や事務用品をはじめ細かいものを発注し、内装の色を決めて、 防音シートが外され、正面車寄せの大屋根が登場して、 いよいよ皆さんの前に全容が現れます。ホントに楽しみです。 そしてこれからが新社屋建設の本題です。何度も言いますが、 この新社屋で次の世代に向けてどんな会社を目指すのか、 これからの時代に合わせた仕事のやり方をどう進めていくのか。 大切なお客さまは我々の進化を期待しているのです。 今年の経営スローガンは「みんなで変わる!」。 私を含めて一人一人がいかに変われるかがこれからの北都の命運を握っているのです。 ・・長くなるのでこの続きは来月書きます。 3月末にタリーズコーヒージャパンから 「2023年度『店舗別ランキング』上位のお客さまに特典をご用意しております。」 というメールが届きました。 特典内容は上位30名の方々にタリーズデジタルカードを送ります!というものでした。 一年間頑張ってそのお店に通い続けた人へのご褒美です。 確認したら私はタリーズ金沢入江店で10位でした。 4~30位は「グリーンカード」(・・実物はまだ届いていません)。 この一年間もほぼ例外なく週末はタリーズ金沢入江店に通い ロイヤルミルクティを飲み続け、お店に支払ったお金は単純計算で50,000円以上。 この10位をどう評価するかは別にして、私の上に9人いることだけは確かなので 今年度もそのことをどこかで意識しながら、せっせとタリーズ金沢入江店へ通って 美味しいロイヤルミルクティを飲み続けることにします。 そもそも1位の人はタリーズ金沢入江店にいったいいくら支払っているのだろうか? 結局はまんまとタリーズの戦略に乗せられているのです。 個人的にこの近辺で一番きれいな桜は河北潟の通称「母恋街道の桜」だと思っています。 あの桜のトンネルは絶景です。ところが今年は能登半島地震で通行止めが続き今も通れません。 残念やなぁと思っておりましたら、たまたま偶然とってもきれいな桜を見つけました。 石川県庁の一般駐車場の間にある桜です。 もう散り始めていますが来年は是非、皆さんご覧ください。これはお勧めです! 来月は一年の中で一番天気が安定しているいい時期です。 GWが明けたらトップギアを入れて頑張って行きましょう! 結局、今月も長くなってしまいましたが最後まで読んでいただきありがとうございました。
View more