Topics
トピックス
-
社長コラム
2023
社長コラム 2023年4月号「白山事業所リニューアルプロジェクト本格始動!」
春が来たぁ!今年は桜の開花が例年より早く、入学式のころにはもう桜が散り始めていました。 新年度に入りそれぞれが新しい気持ちでスタートを切り、 周りの環境の変化に戸惑いながらも頑張っている姿はなかなか新鮮でこちらも元気になります。 我が社も4人の新入社員を迎え4月3日に入社式を行い、全体研修を終えてすでに各職場で実務研修に入っています。 今年の4人もそれぞれ個性豊かでこの先が楽しみです。 おもしろい会社には自然とおもしろい人が集まる!そして強いチームができる! これからも世の中に役立つおもしろい会社を目指して、たくさんのおもしろい人たちに出会いたいと思います。 (・・決してお笑いの会社を目指しているわけではない!) 今年の新入社員歓迎会も最初は新入社員4人とも緊張していましたが・・ 最後は和気あいあいというか本性が現れるというか毎年の光景なんですが、先輩社員も入り乱れなかなかおもしろかったです。 やっぱりみんなが集うということはいいことなのです。 今月は4年に一度の統一地方選挙が執り行われました。 私も少なからず選挙運動に関わり、選挙の大切さを社員やまわりの人たちに訴えてきたのですが、 とにかく金沢市の投票率の低さには閉口しています。 金沢市の投票率は県議選が38.5%、市議選が35.8%! 金沢市民の3人に2人は投票へ行っていないのです。この原因は何なのか? 戦後、日本各地で自由な民主主義を求める声が高まり、先人達の努力のもと困難な道のりを経て 1945年ようやく20歳以上のすべての国民に選挙権が与えられ今日に至っているのです。 今、我々が平和に暮らせているのは我が国がその選挙権のもと国民ひとりひとりの声が反映される民主主義国家だからなのです。 どうもその根幹を忘れ普通に暮らせていることが当たり前になり、大切な選挙権を放棄し、 自由をはき違えてSNS等で好き勝手なことを投稿する、それが世論になる? もちろん今の政治や政治家に問題がないとは言いませんが、これからも「自分の1票があるから平和に暮せているのだ!」と思って 皆さんも投票所へ足を運んでほしいのです。 ただ石川県は一昨年から選挙・選挙・選挙・・で、さすがに石川県民の選挙疲れは否定できません。 私も個人的にはしばらく選挙は遠慮したいのですが・・。 計画から5年、コロナやいろいろあっていよいよと言うかやっとの思いで「白山事業所リニューアルプロジェクト」が本格着工しました。 以前にもお話しましたがこの「白山事業所リニューアルプロジェクト」には大きく2つの事業があります。 ひとつは厚生棟(食堂棟)の全面リノベーション、もうひとつは事務所棟の新築です。 まず厚生棟全面リノベーション工事に着手しました。 工事着工にあたり、3月22日に方除けの大社 京都の城南宮さんへ方除け安全祈願のお参りにお伺いし、 4月6日には今度は地元 若宮八幡宮の宮司さんにおいでいただき、施工をお願いした高田組の皆さんと一緒に地鎮祭を執り行いました。 皆さんと工事の安全・無事竣工を祈って工事がスタートしました。 厚生棟リノベーション工事は6月末完成予定で現在、旧ロッカールーム・浴室・トイレ・手洗い部分の解体工事が終わりこれから内装工事に取り掛かります。 これが終われば続いて食堂部分の工事に移ります。 うちの相談役からは「毎日、工場でみんな頑張くれているのだからいいのにしてやってくれや!」と言われていることもあり、 内装や椅子机など・・すべてのものが今までとはまったく違うイメージの設計になっており完成が楽しみです。 製造部のみんなにも喜んでもらえると思っております。 そしてこの工事が完成すればいよいよ事務所棟の新築工事に着手します。 今後このコラムの中でも随時、工事内容や進捗状況をお伝えしたいと思っています。 完成まではご来訪の皆さんや社員のみんなには相当ご不自由をおかけすると思いますが、ご理解とご協力をお願い致します。 これから我々の新しいお城を施工会社の皆さんと一緒になって、楽しみながら作り上げるのです。 そして完成した暁には、新しいお城でさらにお客さまに喜んでいただけるいい仕事をするのです。 完成までにはまだ相当時間がかかりますが、今から完成が待ち遠しいです。 3月のWBCの余韻を引きずったまま日本のプロ野球やメジャーリーグが開幕しました。 大谷翔平・ダルビッシュ・ヌートバー・吉田・菊池・・・例年以上にメジャーリーグから目が離せません。 メジャーリーグの試合を観たあとにプロ野球の試合を観ると、今まで以上に物足りなさを感じます。何が物足りないのか? 上手く言えませんが・・スケール感!迫力!スピード感!プロ野球も相当高いレベルでやっているのですがまだまだ及びません。 プロ野球選手がメジャーリーグでやりたいと思う気持ちもよくわかるのですが・・ 本来はプロ野球もメジャーリーグのいいところを見習って、さらにレベルアップをはかりもっともっと魅力あるものにしていかなければ いけないのです。 プロ野球がメジャーリーグの3Aになっては絶対ダメなのです。 それにしてもプロ野球の試合でのあの鳴り物や大合唱の応援は何とかならないのかと思うのは私だけだろうか? 日本の文化、国民性と言ってしまえばそれまでなのですが、もう少し静かして純粋に野球観戦を楽しんだらどうでしょう! まあ、確かに球場へ行って、生ビール飲んでみんなと大騒ぎしながら野球観戦するのは最高の醍醐味なんですが・・。 今年の虎はスタートダッシュよろしく首位戦線で頑張っています。今年こそは・・ゆ・う・し・ょ・う! 今月は我ながら硬い内容になってしまい書き終えてから反省しております。 GWで少し頭を柔らかくして来月はもう少しおもしろいコラムを書こうと思います。 今月も最後まで読んでいただきありがとうございました。
View more
-
社長コラム
2023
社長コラム 2023年3月号「白寿の秘書室長」
今年はすでに春本番です。 「二十四節気」で真冬の大寒から立春→雨水→啓蟄→春分と 暦の上でも一歩ずつ春が近づいてくるのです。 この二十四節気、日ごろはあんまり気にしていないのですが 冬から春にかけてのこの時期だけは春が待ち遠しいので意識して暦を見ています。 今年の金沢の冬は雪の量はびっくりするほどではなかったのですがホントに寒かったです。 国道8号線は何度もスケートリンクになっていました。 その冬もいつの間にか終わり、例年通りトップを切って 美川の河津桜が満開になりさらに今年は3月の気温が高く、 金沢でもソメイヨシノが咲き始めています。「春がきた~~!」 今月は会社の内諾も得てこのことを書かせてもらおうと思います。 我が社も私個人も大変お世話になっている澁谷工業さんにすごい方が 今も普通に働いていらっしゃいます。 開 甲子久(ひらき かしく)さんという女性の方です。 お生まれは1924年(大正13年)3月! 女性の年齢を公表するのは大変失礼なのですが、御年99歳! めでたく今月「白寿」を迎えられました。本当にすばらしいことであります。 現在、澁谷工業さんの秘書室に毎日出社され、若い方々と一緒になって 決済業務を含めた秘書室業務を普通にこなされています。 澁谷工業さんはご存じの通り、ボトリングシステムのトップメーカーで 現在は再生医療にも力を入れ従業員3600人、売上高1000億円の プライム市場上場の日本を代表する立派な会社であります。 開さんは澁谷工業さんの前身である澁谷商店に入社され、 それ以来一貫して経理・総務・秘書室で勤務され、 創業者 澁谷庚子智社長 二代目 澁谷晴爾社長 三代目 澁谷亮治社長 四代目 澁谷弘利社長 そして現在、五代目 澁谷英利社長に仕え、まさに澁谷工業さんの歴史そのものであります。 私が初めてお会いしてからもう25年くらい経ちますがそのころで既に70代、 最初にお会いしたときから高いピンヒールを履かれ 姿勢正しく燐とした面持ちで仕事をされていました。 いつも早足で歩かれレスポンスが早くたくさんの案件をテキパキと片付けるお姿は 年齢を感じさせられませんでした。 「開 甲子久を無くして澁谷工業は語れない!」と言うても過言ではないと思います。 昔は女子社員に対する躾が大変厳しく、 開さんにきちんと仕込まれた女子社員の方々はどこへ嫁いでも恥ずかしくない! という逸話が残っているくらいです。 私がお伺いすると「小池田社長さん、お元気~~」と、 あの何とも言えない愛くるしい笑顔でいつも迎えていただいています。 いつのころからか毎年、開さんのお誕生日にはそのお歳の数だけお菓子をお持ちして お祝いを申し上げてきました。当然、今年も99個のスイーツをお持ちして 白寿のお祝いに参上しました。 ホントに嬉しそうな笑顔で「嬉しい~どれをいただこうかしら~?」と 乙女のようにはしゃいでいるお姿は到底、白寿には見えません。 私もあのお姿を見て幸せな気持ちになり、 「自分なんかまだまだ若造!しんどいなんて言うてたら、開さんに笑われるわ。」と思い 「来年は100個お持ちしますからこれからも元気に頑張ってくださいね。」と言い残して 席を立ちました。 今年もたくさんの方々から祝福されたのだと思いますが、 それよりも何よりも白寿を迎えた開さんを今でも大事にされている 澁谷工業の皆さんのお気持ちには頭があがりません。 一昨年、弘利前社長がお亡くなりになったときはホントに淋しそうで元気もなかったのですが 今は少し元気を取り戻し、これからは光利会長・英利社長が力を合わせて 澁谷工業さんをさらに発展させていく姿を楽しみにしながら長生きされるものと思っています。 来年は何を100個お持ちしようかなぁ。 ちなみにこの「甲子久(かしく)」というお名前、大正13年 「甲子(きのえね)」の年にできた甲子園球場の命名と同じで、 久しく元気に育つようにと名付けられたそうで・・ 甲子園の歴史も開 甲子久さんの歴史なのです。改めて・・凄い!! コロナ感染も日に日に落ち着いてきて3月13日からマスク着用も個人の判断になり、 少しずついろいろな場面でマスクを外した素顔が見られるようになってきました。 このままいくと来月の入社式も安心してマスク無しで開催できるのではないかと思っています。 4月から新入社員も加わり社内にはまた新鮮な空気が流れます。 さあ新年度のスタートです。 新たな出会いとご縁を大切にして4月からさらに前向きに頑張っていきます。 今回のWBCはホントに見どころ満載で盛り上がりました。 準決勝のメキシコ戦にはしびれましたが、 やはりすべてのめぐり合わせは最後の大谷翔平とトラウトの対決に繋がっていました。 今更ですが・・大谷翔平はただ者ではないのです。 個人的にはヌートバー!これから彼の活躍からも目が離せません。 今月も最後まで読んでいただきありがとうございました。
View more
-
社長コラム
2023
社長コラム 2023年2月号「オフコース」
昨年の2月は北京冬季オリンピック真っ盛りで、 高梨沙羅選手がスーツ規定違反で失格になって大騒ぎだったのですが・・ あれから早一年が過ぎてしまいました。 高梨沙羅選手はしばし休養を取ったあとワールドカップに復帰して、 今シーズンも元気に世界を転戦しております。 コロナ第8波もピークアウトして5月8日から「5類」に引き下げも決まり、 「さあ!今月は何を書こうかなぁ」と思いながら休日、 自宅で社長コラムの原稿を書き出した時に、 たまたまBSフジをつけたら「輝き続けるオフコース」という 2時間番組をやっていて思わず見入ってしまいました。 「オフコース」と聞いて、すぐにピンとくるのはおそらく我々から上の年代? 私の子供たちの年代になるとオフコース?誰?となるのですが・・ 1989年2月に解散するまで約20年間、日本の音楽界を代表する音楽バンド! 数々のヒット曲を世に送り出したミュージシャンです。 解散したのちはリードボーカルだった小田和正がソロで音楽活動して 75歳になった今でもあの高い音域で素敵に歌っています。 さすがに小田和正という名前は音楽ファンなら知らない人はいないと思いますが・・ やはり我々の年代はほろ苦い青春時代のオフコース? あくまで個人的見解であることはお許しいただき・・ 私は大学受験、高校卒業のころに聴いた「さよなら」がとても印象深いのです。 あのなんとも言えない切ない歌詞やメロディが、大学受験で ひとり淋しく泊まった東京のホテルでの夜、高校卒業、同級生との別れの時期に ぴったりだったような気がします。 念のため申し上げますが・・私は高校卒業時に彼女がいたわけではない・・ まあ!私の昔話はどうでもいいのですが。 この番組で出演者がいろいろコメントした中に 「思春期に聴いた曲は永遠である。そこから時間は止まっている。」 「時代を超えても色あせない!それから40年経ってもそれ以上の曲に出会っていない。」 まったく同感であります。 もちろんそれぞれ好みはあるのですが・・アナログ時代の象徴、 オフコースの素敵な楽曲はデジタルの時代になっても歌い継がれ、 たくさんのアーティストにカバーされています。 是非、若い方々にも聴いてもらいたいと思いますが・・これもわたし的には「不易流行」。 まあ、こんな話をしておきながらうちの両親が 「加山雄三」や「美空ひばり」を聴いて感激しているのを見て 「なんであの曲がいいげんろ?」と思う自分もいるわけで・・ 会社もそうですが、時代を超えて受け継がれるということはホントに凄いことなのです。 ちなみに私の中ではもうひとり「竹内まりや」というアーティストがおりまして・・ 竹内まりやの話をすると紙面が足りなくなるので今回はやめますが あの時代、山下達郎と結婚した時は結構ショックでした。 2月10日に厚生労働省からマスク着用の考え方について 「令和5年3月13日以降、個人の主体的な選択を尊重し、 着用は個人の判断に委ねることになります。 本人の意思に反してマスクの着脱を強いることがないよう、 個人の主体的な判断が尊重されるよう、ご配慮をお願いします。」 というお知らせが発表されました。 5月8日からの「5類」引き下げに向けての段階的な対応、 脱マスクへの第一歩だと思います。 やっとここまで来たかぁという感じで個人的には大変喜んでおります。 ただ・・これだけ長い間マスク生活を送ってきたわけで、 日本人の国民性から考えてこれが 「さあ!今日からマスクを外すぞ~!」というわけいくのか? いささか疑問であります。 脱マスクについては賛否両論、個々の見解は大きく異なると思われるので 「・・個人の主体的な判断が尊重されるよう・・」とあるように おそらく最初はみんなまわりを見ながら・・世の中の空気を見ながら・・ 少しずつ外していくみたいな感じになるのでしょうか? 今月、早々と地元の私立高校の卒業式が執り行われ卒業生や教職員が マスクを外して出席していました。 その模様がマスコミにも取り上げられ、 マスクを外して嬉しそうな卒業生の姿が全国ニュースに流れました。 全員が不安なくマスクを外していたかどうかはわかりませんが、 来月の卒業式シーズンには全国津々浦々であの光景が見られると思います。 私も含めて我が社の脱マスクの方向性についてはまだ議論できていませんが、 とにかく今年はコロナ後を見据えて一歩ずつ進みだしていることだけは間違いありません。 今年の冬はクリスマス寒波→年明けの強烈寒波→バレンタイン寒波と 1か月ごとに寒波がやって来て寒い思いをしましたがその冬ももうすぐ終わりです。 3月になると会社近くの美川の河津桜も咲き始めます。 兼六園のソメイヨシノが咲くころにはマスクを外した笑顔が たくさん見られることを期待して春の訪れを待とうと思います。 春になるとなぜかAKB48の「桜の花びらたち」を思い出すのは私だけでしょうか・・? 今月も最後まで読んでいただきありがとうございました。
View more
-
社長コラム
2023
社長コラム 2023年1月号「二十歳のつどい??」
今年もスタートしてひと月近くが経ちました。 昨年の12月にはいきなりクリスマス寒波がやってきて大変だったのですが お正月明けからは比較的穏やかな日が続いていました・・ が!クリスマス寒波からちょうど1ヶ月、今度は十年に一度の「強烈寒波」が襲来。 天気予報の精度は極めて高く予報通りの時間から大荒れの凄い天気になりました。 帰宅時のホワイトアウトやスケートリンク状の路面は正直怖かったです。 やはり今年の冬は厳冬なのです。 コロナ禍になって3年、今年のお正月はどこの神社もコロナ前の人出に戻り ショッピングモールには元旦から大勢の人が押し寄せ、 今年は間違いなく元の生活に戻っていくことを確信する光景でした。 1月26日には岸田首相が新型コロナの分類を 5月8日に「2類相当」から「5類」に引き下げることを正式表明され、 マスク着用不要の議論も始まりました。 コロナ対応には賛否はあるものの今年は明らかにコロナ禍を脱して 経済活動もさらに加速していくものと思われます。 今年は「さあ!頑張るぞ」と心の底から思えるスタートです。 今年も9日の「成人の日」あたりで、成人式?二十歳のつどい?が全国津々浦々で開催されました。 例年このあたりで雪が降って大変なのですが今年は比較的穏やかで、 華やかな着物姿やスーツ姿の二十歳の若者たちが嬉しそうに街を歩いていました。 ところでこの「二十歳のつどい」いつからこうなったのか? 民法が改正され昨年4月から成人年齢が18歳に引き下げられました。 それに伴って20歳になった若者を成人と呼ばなくなった?なのに成人式は20歳のまま・・ だから成人の日なのに「成人式」ではなく「二十歳のつどい」となったらしい。 まあ!事情はよくわかるのですがどうもしっくりこない? そもそも「成人の日」が1月15日でなくなったことにも正直、異論がある。 私が大切にしている言葉に「不易流行」があります。 これは「いつまでも変化しない本質的なものを忘れない中にも 新しく変化を重ねているものをも取り入れていくこと」という意味です。 世の中の変化に合わせてどんどん変わっていくことは大賛成なのですが・・ なぜ「成人の日」が1月15日だったのか? 「成人式」はなぜ執り行われるのか? 成人の通過儀礼である「元服の儀」が小正月(旧暦1月15日)に執り行われたことに 起因していたのではないのか? それぞれに意味があって我々はそれを自然に受け継いできたはずなのに・・ ハッピーマンデーも阪神淡路大震災の防災やボランティアも大事なのですが・・ それと同等に我々日本人が大切にしてきた伝統はその意義も含めて 次の世代に受け継いでいかなければならないのです。・・ と!えらそうなことを言いながら今から41年前の自分の成人式は 単に同級生たちと明け方近くまで居酒屋で飲んだくれていただけのような気がします。 皆さんは「七草がゆ」をご存じでしょうか? そうです!お正月明け一年の最初の節句である「人日の節句」、 1月7日に「七草がゆ」を食べて一年の無病息災を願うというものです。 我が家も毎年、お正月の暴飲暴食で胃腸が疲れたこのころにこの「七草がゆ」を食べています。 ところでこの七草はなに?何にも見ずにこの春の七草の名前を言えるだろうか? 「せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ すずな すずしろ」だそうです。 それぞれに縁起の良い意味もあるそうで、一度その意味と効用を調べてみてはいかがでしょうか。 うちの母は今でもこの春の七草の名前を早口ですらすらと言えるのには驚いています。・・ ただこの「七草がゆ」、味は薄味でイマイチと思って食べているのは私だけでしょうか? 我が社の今年の経営スローガンは「次世代に向けてのスタート」です。 今年はコロナ禍を脱して我が社も次の世代を見据えて仕事に取り組んでいきます。 以前にもお話しましたが本年4月ごろに厚生棟の改修、 そして6月ごろに新事務所建設に着手します。 これは単に職場環境を向上させるだけではなく、 次の時代に向けた働き方(ペーパレス・フリーアドレス・・等)をうちらしく取り入れ、 そして肝心なのは中身、社内や社員の5Sのレベルをさらにあげて いかに付加価値の高い仕事をするか、 そして素敵な笑顔で大切なお客さまに喜んでいただける仕事をするかだと思います。 今年もたくさんの出会いとご縁があることを期待し、明るい会社を目指して頑張ります。 そのためにも心身ともに健康!今年の個人的な目標は「ON OFFの切り替え!」です。 社長として仕事も会社も大事ですが・・いい仕事をするためにOFFをどう過ごすか? 私にとっては大きな課題です。 最後まで読んでいただきありがとうございました。 今年も一年どうぞ宜しくお願いします。
View more
-
社長コラム
2022
社長コラム 2022年12月号「感謝の一年」
気が付いたら今年もあと一週間をきりました。 毎月このコラムの締め切りに追われながら仕事をしていると あっという間に一年が過ぎてしまいます。 おまけに今月は2023年の経営方針の作成もあったのでさらに時間が足りませんでした。 12月のコラムを書くにあたり今年一年のコラムを読み返してみました。 「あ~いろいろあったなぁ!」が正直な感想です。 昨年末のコラムには「10大ニュース」を書きましたが 今年は違った切り口で一年を振り返ってみようと思います。 12月11日の北國新聞に読者が選ぶ「県内10大ニュース募集」という紙面があり 57の候補が挙げられていました。 その候補を順番に読むとやはり今年は「選挙イヤー」だったのだなぁと改めて認識しました。 石川県知事選挙・金沢市長選挙・輪島市長選挙・参議院石川県選挙区補欠選挙・ 参議院選挙・白山市長選挙・・選挙管理委員会の皆さんはコロナ禍の中、 ホントに大変だったと思います。 そんな中で目を引いたのは 「七尾の青柏祭で3年ぶりにでか山」 「高校相撲金沢大会3年ぶり5月開催」 「百万石行列3年ぶりに復活」という「・・・3年ぶり」のキーワードです。 コロナと対峙しながらの1年でしたが今年は経済活動との両立をはかりながら、 少しずつですがコロナ前の風景に戻りつつありました。 百万石行列の沿道に34万人、金沢マラソン参加者が1万2000人・・ 今まで当たり前に開催できたことがコロナで止まり、 それが改めて開催され待ち望んだ石川県民が大勢詰めかけ楽しむ光景は やっぱりいいものだとつくづく実感しました。 開催するにあたり関係者の方々のご尽力に改めて感謝であります。 来年はさらにいろいろな制約がなくなりマスクを外してたくさんの行事が 普通に開催されることを願うばかりです。 それにしてもこの秋から冬にかけての金沢市内の観光客の多さにはびっくりでした。 週末の繁華街のおでん屋さんの列を複雑な思いで見ていたのは私だけでしょうか。 今年は昨年に続いて世界的なスポーツの祭典の年でもありました。 2月の北京冬季五輪、12月のサッカーワールドカップカタール大会の開催です。 日本選手の活躍がコロナや暗い話題で沈んだ国民にたくさんの感動を与えてくれました。 北京冬季五輪の各競技もそうですがサッカーワールドカップの試合を観ていて いろいろ思うところがあります。 自分たちより格上のチームに真剣にぶつかる姿、綿密に組み立てられた作戦、 一瞬のチャンスを逃さないテクニック、そして最後まで諦めない気持ち・・ 結果は日本はベスト8進出はなりませんでしたが、 我々にたくさんのことを教えてくれました。 カタールとの時差-6時間・・日本では微妙な時間帯のテレビ観戦でしたが 眠い目を擦りながらテレビにくぎ付けになった人はたくさんいたと思います。 そもそも日本はあの組では予選突破は厳しいだろうと思っていたのに見事予選1位突破! このことだけでも日本中が大騒ぎになったわけで、 優勝したアルゼンチンや準優勝のフランスのあの祝賀パレード、 国をあげてのお祭り騒ぎにはうなずけるものがあります。 今回の日本の戦い方を観て、いつかあの祝賀パレードの光景を東京で見られる日がくるのも 夢ではないと思っています。 今年を振り返るとまだまだ書きたいことはたくさんあるのですが、 やはり年末に思うことは社員のみんなや私を含めた家族が健康で、 そして会社が元気で今年一年を終われることに感謝感謝ということです。 いろいろな出会いも別れもありましたがこれも次につながるものと前向きにとらえ 新しい年を迎えたいと思います。 来年はいよいよ新事務所の建設が始まります。 そしてその先、再来年には我が社は創業90周年を迎えます。 世代交代を意識しながら、今まで受け継いできた北都のDNAを いかに次の世代に伝えていくかをみんなで考えていこうと思います。 そして私の目指す厳しさの中にも笑顔の絶えない会社、いい仕事をする会社に 一歩でも近づけるようにこれからも頑張ります。 今年一年、私のつたないコラムにお付き合いいただきありがとうございました。 来年はもう少し笑ってもらえる話題を見つけてコラムに書こうと思います。 少し早いのですが皆さまよい新年をお迎えください。 今月も最後まで読んでいただきありがとうございました。 <あとがき> ・・実はこのコラムを書きあげたのは12月23日(金)。 そう、日本にクリスマス寒波がやってきて石川県に「顕著な大雪」情報が出された日です。 積雪は20㎝程度とそれほどでもなかったのですが、早朝からの猛吹雪と強風で 我が社は朝6時の時点で社員の安全を優先して全社員自宅待機・在宅勤務を決め、 私から指示を出しました。決めた張本人が出社するわけにもいかず、 コロナ禍でも一度も在宅勤務をやらなかったのに終日自宅に籠っていました。 あらかじめ持ち帰っていたノートパソコンを開くのですがなかなか集中できず、 合間に雪掻きを2回、買い出しに1回・・つくづく自分には在宅勤務は向いてないことが よくわかりました。 長い冬はまだ始まったばかりです。今後も「顕著な大雪」情報が出ないことを祈ります。 今年の冬は予報通りホントに寒くなりそうです。 【12月23日の当社構内】
View more
-
社長コラム
2022
社長コラム 2022年11月号「うみかん開通」
今月もいろいろありました。 11月9日に昨年、竣工したのと里山海道の上中山橋が優良工事知事表彰を受けました。 当日は会社を代表して馳知事からの表彰状をいただきツーショット写真も撮ってもらいました。 わが社の社員や協力会社の皆さんのお陰で何度も知事表彰をいただいているのですが、 今年は特に意味深いものがありました。 実は昨年も鼠多門橋で知事表彰をいただいたのですが、 これが前任の谷本知事名での最後の表彰状、 今年は馳新知事名での最初の表彰状です。 知事が交代しても変わらず知事表彰をいただけたことはわが社にとっても大変名誉なことであり、 あの大激戦の知事選のど真ん中にいた私にとっても感慨深いものがありました。 今回の表彰に甘んずることなくこれからも地元石川県のためにいい仕事をしていきます。 【馳知事とのツーショット】 今月は県内の2つの大きなプロジェクトの開通式がありました。 ひとつは南加賀道路の全線開通です。 今回、加賀市熊坂町~細坪町間の完成により加賀インターチェンジと 山代・山中温泉のアクセスが格段に向上し経済の活性化や観光振興に寄与するものであります。 この区間でわが社も「熊坂高架橋」の仕事をさせていただきました。 そしてもうひとつは金沢外環状道路海側幹線(金沢市大河端町~福久町間)3.2kmの開通です。 この区間の開通により暫定供用ながら山側幹線と海側幹線が 国道8号線を介してつながることとなり、 国道8号線の渋滞緩和と金沢市内の交通の円滑化に大いに寄与するものと思われます。 全線完全開通にはまだまだ時間はかかりますがそのころには金沢の街も さらに変貌をとげていると思います。 この区間でわが社は 「浅野川うみかん大橋(鋼橋部113m)」「大浦高架橋(216m)」「千田高架橋(290m)」 の3橋を架けさせていただきました。 どれもこれもガンコ難易度の高い仕事で工場製作から2年以上かけ、 たくさんの困難を乗り越え無事完成したことは感無量でありました。 ご指導をいただいた石川県及び金沢市のご担当の皆さま、 そしてわが社の社員や協力会社の方々をはじめこれらの工事に携わったすべての皆さまに 改めて感謝し敬意を表すものであります。 今回の経験がわが社の将来に必ずやつながると確信しています。 当日はそんなことを思いながら開通式後の祝賀パレードを 「浅野川うみかん大橋」のたもとで見送っていました。 新しい橋と素晴らしい青空・・とってもいい景色を見てしばし幸せな気分に浸っていました。 今回の完成区間は3、200m、そのうちわが社が施工させていただいた3橋の長さの合計が 619m・・全体の約5分の1・・重責を担っていたのだなぁと改めて実感しています。 すでに2期線(海側部)の工事も始まっています。 我々もその工事に携われるようにこれからもたくさんの経験を積み さらにレベルアップをはかっていきたいと思います。 【開通には感慨深いものがありました...】 県内の大きなプロジェクトの竣工と重なって 今度はわが社の「HOKUTOリニューアルプロジェクト」がいよいよ本格始動します。 正直、いよいよ!というよりやっとの思いで始動にこぎつけることができました。 私の悲願である事務所棟の新築であります。 1985年に長田の地から全面移転しすでに37年が経過しました。 その時の社員数は60名、現在はお陰様で120名になりました。 当然のことながら老朽化が進み、さらに手狭になり、 社員のみならずお客さまやご来訪者の方々にもご迷惑をお掛けしておりました。 ものづくりの会社は工場や機械・装置への設備投資を積極的にして、 間接部門にはなるべくお金をかけるな!と教えられてきましたが、さすがに限界であります。 実は事務所棟新築については2018年、今から4年前に計画を立ち上げ 内々に進めていたのですが・・規模や予算の問題、工場稼働の問題、時期の問題、 そして新型コロナの壁に阻まれて一時凍結をしました。 その間、世の中の状況が一変したのですが今回それらのことを踏まえて 先月の役員会で改めて本格着工を決めさせていただきました。 長い間、待たせた社員の皆さんにはホントに申し訳なかったのですが これから正式にスタートします。 今回の新築の目的は単に事務所棟を新しくするだけではなく、 ①大切なお客さまやご来訪者の方々に喜んでいただく ②次の時代にあった働き方を考え取り入れる ③風通しのいい雰囲気と仕事空間を作る ④さらに付加価値の高い仕事をする ④職場環境を向上させ社員のモチベーションをあげて明るい会社を作る ⑤会社や社員の5Sのレベルをもう一段あげる・・など、 これから具体的に目的を示しながら進めて行きたいと思います。 合わせて厚生棟(食堂)の全面リニューアルも同時に進めて行きます。 具体的にはこれからですが・・来年の春先くらいから厚生棟リニューアル工事を先行して、 夏前には事務所棟新築工事を着工したいと思っています。 完成は概ね再来年2024夏を目指します。 すでに計画概要は社内のグループウエア上には開示していますが、 社外の皆さまにも来月以降もう少し具体的な計画をお示ししたいと思っています。 この「HOKUTOリニューアルプロジェクト」は、 わが社の将来を左右する大事なプロジェクトなのでこれから全社あげて取り組んでいきます。 気が付いたらもう12月です。来月はやはり今年一年の反省や総括をしたいと思っています。 とにかくコロナとインフルエンザに注意して年末まで突っ走ります。 今月も最後まで読んでいただきありがとうございました。
View more
-
社長コラム
2022
社長コラム 2022年10月号「ゴールド免許復帰」
あの騒ぎからもう一年が経ったのかぁ! あの騒ぎとは私の還暦であります。 家族や社員の皆さんそして友人からホントに心温まるお祝いをしていただき、 一生忘れない誕生日になりました。 今でも思い出すと感謝の気持ちでいっぱいになります。 私にとって還暦はあくまで通過点だと思いながら、 気が付いたらもう一年が過ぎてしまいました。 先月も申し上げましたが・・年々時間の経過スピードが速くなっているような気がします。 (・・今年も祝ってもらいました。感謝!) 9月のはじめに一枚のハガキが届きました。 運転免許証の更新手続きのお知らせです。 そこに、講習区分等「優良運転者講習(30分) 金5年」とありました。 「金5年」!!!苦節20年?いや30年だろうか? 最後にゴールド免許を持っていたのがいつなのか思い出せないくらい昔です。 それ以来、軽微な違反をいろいろやらかし、 最後はクルマにハンズフリー機能が付いているのに 携帯電話をうっかり持って話したところを捕まってしまいました。 もちろん違反なので申し開きはないのですが・・それを最後に品行方正、安全運転に努め、 やっとの思いで「金5年」にたどり着きました。 講習は新しい免許証ができるまでの30分間。 日曜の朝だったので受付手続きのほうに時間がかかりました。 開場前から長蛇の列ができていてそれをさばいている 免許センターのスタッフの皆さんの動きは見事でした。 これから何年運転できるかわかりませんが、これまで以上に安全運転に努め、 終生このゴールド免許を維持していきたいと思います。 10月7日に小松の江口組さんへうちの小池田室長とお邪魔しました。 その時の様子はすでにインスタやツイッター上に流れておりますが・・ とにかく驚かされることの連続でした。江口組さんは土木業界の中でもSNSを駆使して 広報活動を行っているトップランナーで他社の追随を許していません。 我が社もここ数年、江口組さんをお手本にしていろんな広報活動を展開し始めているところです。 どこに向けて情報を発信するのか、なんのために広報活動をするのか、 どうやって土木の魅力を伝えるのかという目的がしっかりしていて、 さらに自分たちも楽しみながらおもしろい情報を発信する。 直球変化球を織り交ぜながら、とにかくおもしろい!のひと言に尽きます。 中でもあのキャラ立ちした(・・失礼!)CHIKACO姉さんの圧倒的な存在感には 目をみはるものがありました。 江口組さんは土木広報大賞2020優秀賞を受賞され、 さらにCHIKACO姉さんも個人でキャラクター・グッズ部門第1位の優秀賞を 受賞するという筋金入りの強者であります。 当日は江口組さんが独自で配信しているYouTube「えぐチャンネル」の中の 「土木クイズ 土木Q」にうちの小池田室長が特別参加し、 さらに私まで「CHIKACOの部屋」に無謀にも出演させていただきました。 自分でも何を言っているのかよくわからずCHIKACO姉さんに圧倒されっぱなしでした。 江口社長が先頭になって積極的に広報活動を行うことによって、 地域社会や土木業界に貢献するとともに、 毎年、学生さんが江口組さんに興味を持ち入社されていると聞きました。 もちろん江口組さんはとってもいい仕事をされていて毎年、 優良工事表彰を受けている立派な会社であります。 これからの時代、この両輪がかみ合ってこそ初めて世の中の役にたつのだと思います。 我が社もこれから江口組さんに負けないように北都らしさを追求して情報を発信し、 さらにいい仕事をしていきます。 10月15日に第3回 高田組・北都鉄工懇親ゴルフコンペが23人参加のもと 小松カントリークラブで開催されました。 元々このゴルフコンペは2年前に髙田組さんと異業種JVを組んで仕事をさせていただいた 金沢城 鼠多門橋の竣工を記念して始めたもので、ホーム&アウェイ方式で開催しています。 当初は意気込んで我が社から対抗戦でやろう!と持ち掛けたのですが・・ 第2回を終了した時点であえなく白旗をあげ、 お願いして「対抗戦」⇒「交流戦」に格下げしてもらいました。 あの高田組の皆さんのレベルの高さにはただただ脱帽であります。 我が社が勝てるのは平均年齢と笑いを取ることだけ! 我が社の場合、年数を重ねてもあのレベルには到底届きそうもありません。 今回も上位3人は高田組、下位6人中5人は北都鉄工! 高田組さんから愛想つかれないように次回に向けて精進あるのみ。 若手の急成長に期待しています。 あと2か月ちょっとで今年も終わり!10月に新規で橋の仕事を3件受注しました 。難易度の高い橋の製作もまだまだ続いていますが 社員のみんなはホントによく頑張ってくれています。 これからだんだん寒くなります、健康管理をしっかりして11月も元気に乗り切ろうと思います。 今月も最後まで読んでいただきありがとうございました。
View more
-
社長コラム
2022
社長コラム 2022年9月号「タリーズ全国行脚」
またタリーズか!と言われようが今月はこの話から始めようと思います。 先日、東京で久しぶりにお会いした方からいきなり 「タリーズのロイヤルミルクティー、とっても美味しいですよね。 小池田社長がハマるのはわかります!」と言われてしまいました。 おそらくこの方は私のコラムを読んで意識して タリーズのロイヤルミルクティーを飲まれたのではないかと思い、嬉しくなりました。 そんなやり取りがあったあと都内某所にあるタリーズのお店に行って 思わずのけ反ってしまいました。 なんと全国各地域限定で出しているはずのタリーズカードが 陳列ケースに一堂に並んでいたのです。 特に京都の一部の地域でしかないはずの京都限定カードまで並んでいたのにはびっくりしました。 当然のことなのですが私が持っていないタリーズカードは根こそぎ購入しました。 帰りの新幹線の中で嬉しくなってそのタリーズカードを眺めていたのですが・・ よくよく考えてみると地域限定カードはその地域へ行って買うことに意味があるわけで、 全国行脚もしていないのにその地域のカードを買うのは邪道ではないかと思ってしまい・・ 結局はタリーズの販売戦略にまんまと乗せられた? まあ、それでもそれぞれのタリーズカードのデザインはなかなかなものなので・・ 全部並べてみたら12枚もありました。 あとは、もう発行していないと言われている「東京」を見つけて出して この収集活動は終わりにしようと思う。 タリーズにまったく興味のない方にはどうでもいい話で、すいません。 今月は私にとって大きな出来事がありました。 9月9日に森喜朗先生が初めて石川県議会の傍聴と石川県庁知事室を訪問されました。 当日、私とうちの中島取締役とで金沢到着から出発までのお世話をさせていただきました。 なぜこのタイミングなのか? どうしてこれまで訪問していなかったのか?そもそもなんで我々二人がお世話をさせていただいたのか?・・ とりあえずややこしい話は省略して、当日は大騒ぎになりました。 たくさんのマスコミに囲まれながらも、 森先生はご自分の愛弟子である下沢佳充県議の代表質問と知事答弁をきちんと最後まで聴かれ、 足を引きずりながら念願の知事執務室を訪れもう一人の愛弟子である馳浩知事を激励されました。 世の中ではいろいろ言われておりますが、これまで我が石川県の発展のために 国会議員の立場で心骨を注がれた功績は絶大であり、 今回念願叶っての石川県庁訪問はホントによかったと思います。 病気治療中の身であり内心大丈夫かなぁと心配しておりましたが 到着から出発まで極めてテンションは高く、最後までちゃんと歩かれ元気に帰っていかれました。 今回はご子息ご先祖のお墓参りやお世話になった方のお見舞いにも行かれ 「お盆に帰って来られなくてずっと気になっていた!ホントによかった!」と、 とっても嬉しそうなお顔が印象的でした。 とにかくマスコミの注目度は想像以上に高く、 私やうちの中島をはじめ一緒に傍聴した我々の仲間も新聞やテレビに出まくり、 たくさんの方から電話やメールをいただきました。 それにしてもあのマスコミの皆さんの取材攻勢には驚きました。 よくニュースやドラマでマスコミに追っかけられるシーンがあるのですが・・ それを生で見ることができ、ある意味貴重な体験でした。 今回の訪問にあたりお世話いただいた石川県庁の方々や 石川県警警護課の皆様に改めてお礼を申し上げます。 森先生のご来県を前後して、岡田直樹地方創生担当大臣の激励?陣中見舞い?に 大臣室へ表敬訪問してきました。 当然なのですが厳重な警備の奥に大臣室があり、 たくさんの秘書官や事務官に囲まれて執務をしていました。 直樹さん本人の表情はいつもと変わらず穏やかなのですが周りは物々しさ満点でした。 あーいう光景を目の当たりにすると直樹さんは ほんとに日本の中枢で大事な仕事を任されているのだなぁと改めて実感しました。 激務の毎日なので体に気を付けてこれからも頑張ってほしいと思います。 また、新聞各紙に新任大臣資産公開の記事が載っていました。 当然、直樹さんも載っていたのですがその中に・・【預貯金・有価証券】北都鉄工5株・・ 身内であり20年来の当社の大事な株主のおひとりです。 利害関係は全くありませんが・・北都鉄工5株?多いのか少ないのか? 先日、当社第65回定時株主総会が無事終わりました。 社員やたくさんの方々のお陰で65期は増収増益となりました。 改めて感謝であります。 直樹さんをはじめ株主の方々にも喜んでいただけたのではないかと思います。 今年も3か月ちょっととなりました。 現在、工場は高い稼働率で推移しており難易度の高い橋梁を製作中です。 今が正念場!製造部の頑張りに期待しています。 必ずいい橋を造ってくれます。 来月でまた一つ歳を取る。 年々時間が経つのを早く感じるのは気のせいでしょうか・・? 今月も読んでいただきありがとうございました。
View more
-
社長コラム
2022
社長コラム 2022年8月号「夏の終わりに・・」
今月こそはギアを入れ替えて、なにか違う切り口のコラムを書こうと思ったが、 結局8月も明るい話題がなかなか見当たらない。原因はコロナ・豪雨・阪神8連敗・・。 それでも私にとって大変嬉しいことがありました。 先月のコラムでも少し触れましたが、従兄の岡田直樹参議院議員が8月10日、 第2次岸田改造内閣で地方創生兼沖縄北方担当大臣に就任しました。 事前に○○大臣が有力とかいろいろ言われていて、 前日の夜にテレビのテロップで流れたときに一瞬「えっ?地方創生?」って感じだったのですが 改めて職責を確認してみると、今、日本が直面している大きな課題に真正面から取り組む 大事な役目だということがわかり、このお役目なら直樹さんには打ってつけだと思いました。 さらにその他にデジタル田園都市国家構想・大阪万博・行政改革・規制改革・ クールジャパン戦略・アイヌ施策を担当する大臣だそうで・・ いくら同じ内閣府の中とはいえさすがに8つの業務を担当するのは大丈夫なのか? と余計な心配をしてしまいます。 うちの相談役も「親戚一族の中から大臣がでるなんて大変名誉なことだ!」と 手放しで喜んでいますし、実は私も組閣当日、居ても立っても居られなくて 北陸新幹線に飛び乗り議員会館でその瞬間を一緒に見守っていました。 大勢のマスコミに囲まれて官邸からの連絡を待つあのなんとも言えない雰囲気、 入閣するときは皆さんこんな雰囲気なんだと肌で感じてきました。 官邸から戻ると各担当の秘書官が4人、SP2人がぴったり直樹さんのまわりを取り囲み、 その時点でもうすっかり大臣の顔になっていました。 これからさらに日本のためにそしてこの地元石川のために頑張ってくれるとものと 確信しています。 ただ・・当分、警護が厳しく気軽に食事やお茶ができないのがいささか淋しい気もします。 全く比較にもならないのですが、私もわが社も直樹さんに負けないように これからも前向きに頑張ろうと改めて思いました。 8月14日に6年ぶりに高校同期の同窓会が開催されました。 本来なら昨年、還暦を迎える年にみんなで集まってお祝いしよう!だったのですが、 コロナで一年延期になりさらに今年も第7波真っただ中での開催となりました。 コロナを心配しつつも60歳超えが50人近く集まって旧交を温めていました。 私の同期には教員や公務員が多く、この4月で定年を迎え第2の人生をスタートした者も 少なくありません。 長い人生の中でたった3年間、同じ校舎で過ごした仲間がこうやって元気に再会できることは ホントに感謝しなければいけないのですが・・ 昔の同級生が集まると現在の自分たちのことは棚にあげてあーだこーだと言い始め、 いつの間にか当時の記憶が甦り感謝の気持ちなどすっかり忘れて昔話に盛り上がっていました。 当然!私にも触れてほしくない過去はないわけではないのですが・・ みんなと話をしているとそのこと自体も今となってはいい思い出になっています。 今の高校生を見ているといかにあの時代が自由で伸び伸びしていたか、 世の中が寛容だったかと思うときがあります。 「あの時代はよかったなぁぁ」すでに高齢者の仲間入りです。 今回はコロナやそれぞれの事情で参加を見合わせた人もたくさんいたようなので 数年後に改めてリベンジ同窓会を開催する? その時まで心身ともに元気でおらんなんと心に誓ってまたみんなそれぞれ元の日常に戻りました。 それにしても昔のことをみんなよく覚えているなぁと感心しました。 それも余計なことを・・。(笑) 3回目のワクチン接種からちょうど5ケ月経つ1日前に4回目の追加接種券が届きました。 昨年あれだけ大騒ぎしたワクチン接種なのですが、今は静まりかえっていて それぞれが粛々とワクチン接種をしているようです。 ワクチン接種については賛否両論それぞれの意見があるので、 ここで私があえて申し上げることはないのですが・・。 とりあえず60歳超えの高齢者のくくりなので迷わず打ってもらうことにしました。 過去3回、モデルナで軽い倦怠感はあったものの大きな副反応はなかったのですが 4回目はどうかなぁ。今日これから主治医のところでモデルナです。 8月もコロナ感染拡大の中、なんだかんだと感染対策をしながら普通に動いていました。 9月はピークアウトしてもう少し気持ちのうえでも前向きに動けることを期待して 秋を迎えたいと思います。 来年の夏こそは短パンはいてビアガーデンに行ってキリン一番搾りの生を飲みたい! (・・ビアガーデンに糖質ゼロはない?) 今月も読んでいただきありがとうございました。
View more
-
社長コラム
2022
社長コラム 2022年7月号「3年ぶりの新入社員歓迎会・・」
今年の梅雨はホントにあったの?? 今年の北陸の梅雨は歴代2番目の短さ14日間だった。 その14日間も雨らしい雨はほとんど降らず6月28日には梅雨が明けてしまい、 6月に猛暑日まであり完全に季節が前倒しになりました。 これでは体調がおかしくなるのも当然といえば当然なのです。 そんな中、岡田直樹さんは体力と気力を振り絞って18日間闘い抜き、 7月10日の参院選挙において274,253票という立派な票をいただき 無事当選されました。 ご支援いただいた皆さまに私からも改めてお礼を申し上げます。 これから岡田直樹さんは地元石川のみならず 日本のためにさらに頑張ってくれるものと確信しております。 個人的には9月の閣僚人事を楽しみにしていますが・・ 決めるのはあくまで岸田総理・・。 その参院選最終日1日前の7月8日に安倍元総理が銃撃されて お亡くなりになるという衝撃的な事件が起こりました。 この事件についてはマスコミやSNS上で嫌というほど書かれているので 今更とやかくは述べませんが、本当に残念でなりません。 安倍元総理もさぞかし無念だったに違いありません。 警備の責任がどうとかよりもそもそも人の命を、 その人の人生を勝手な逆恨みで奪っていいはずがないのです。 この事件を通して我々はもっと命の尊さを考えるべきだと思います。 早々と梅雨も明け、わが社も新しい期に入り、直樹さんも無事当選して・・ さあ元気出していくぞ!と行きたいところなのですが、 イマイチもやもやしていてテンションがあがらない。 原因は2つ! ひとつはここへ来ての急激なコロナ感染再拡大。 想定はしていましたが、夏休みやお盆休みを控えたこの時期での再拡大は悩ましい限りです。 わが社はある時期から基本的に感染対策をしっかりして経済活動をやるという方針を打ち出し、 出張や外での会議、打ち合わせ、会合等の出席は許可しており、私も普通に動いています。 ホントはもっとすっきりした気持ちで活動したいのですが まだしばらくはこんな状況が続きそうです。 そもそも治療薬はどうなっとるんやろう? もうひとつの原因はタイガースの迷走ぶり・・ 気が付けば最悪の状況からは脱して2位争いの団子レース状態。 日替わりで順位が変わり、連敗すればすぐに最下位、連勝すれば首位の背中が見えてくる! 8月は死のロード、ここを何とか乗り切って9月には首位争いに参戦しているものと信じています。 本題に入る前に半分書いてしまった。 7月22日(金)、3年ぶりにホテル日航金沢でわが社の「新入社員歓迎会」が開かれました。 3年ぶりというか3年まとめてというか・・この2年半コロナ感染拡大で開催を見送ってきました。 たくさんの希望や期待をもってわが社に来てくれた新入社員のみんなには ずーっと申し訳ない気持ちでいっぱいだったので今回、開催できて正直ほっとしています。 ただ・・ここへ来てのコロナ感染急拡大や時期的なこともあり 参加してくれた社員が例年より少なかったのですが、 それでも参加してくれた社員は久しぶりの集まりということもあり 新入社員を囲んでそれぞれが楽しそうに食事をしていました。 すでに3年目の新入社員もいるわけですが壇上でのひとりひとりの挨拶を聞いて、 今回も個性豊かで将来の可能性を秘めた頼もしいメンバーがたくさん集まってくれたなぁと 改めて感謝と嬉しい気持ちでいっぱいになりました。 この新入社員のみんながこれから立派な社会人として幸せないい人生を歩んでいけるように 私を含めて会社としても精一杯のサポートをしていきたいと思います。 私のモットーはおもしろいところにおもしろい人が集まる!です。 北都には北都にあたわった出会いがあり、そこに人が集まり、チームが形成され、 お客さまに喜んでいただけるいい仕事をして社会に貢献していくのです。 これからもこの偶然の出会いに期待しながらいい仕事をしていこうと思います。 来年の新入社員歓迎会は例年通り4月に たくさんの社員と一緒に楽しくやれることを願うばかりです。 その前に懸案になっている北清会旅行や新年会をどうするか・・ コロナ感染状況を見ながらひとつずつ判断していていきます。 とにかく気持ちで負けないように前向きにこの暑い夏をみんなで乗り切っていきましょう! 余談ですが・・先月のコラムに書かせていただいた 8月31日閉店予定の「アンナミラーズ高輪店」は連日長蛇の列で、 休日は開店1時間前にはすでに2時間半待ちになっているそうです。 ただ、並んでいる人の平均年齢が比較的高いらしいので、 あの時代を懐かしんでいるのは私だけではなかったようです。 あと1か月ちょっとで閉店なのですが・・あのバナナパイを食べに行けるなぁ?
View more