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社長コラム
2020
鼠多門橋 すっきり
石川県が進めております金沢城鼠多門・鼠多門橋の復元整備工事もいよいよ大詰め、7月の完成が目前に迫ってきました。 元来あった鼠多門橋は、江戸初期に建造されて、金沢城と尾山神社を結んでいた30メートル強の木でできた橋。これはあくまで推測の範囲ですが、ねずみがたくさんいたのかもしれませんね。ドラえもんはねずみが苦手ですが、この橋とはあまり関係のない話です。そしてそのオリジナルの橋は残念ながら明治期に焼失してしまったとのこと。 世紀をまたぎ、今回、新たな観光資源としてリニューアル。我々が工場でつくった鋼の橋に、県特産木の能登ヒバのパネルを貼付け、石川県の新たな魅力を創出することに。橋を渡る外国人の方も、「OH!トレビア~ン!」と言うかどうかはわかりませんが、おそらくJAPANESEなひと時をご堪能していただけるものと思います。 複雑な形状であったため、工場製作では構造の理解に苦労しました。金沢市中心部での工事ということもあり、様々な制約下での現地仕事となりました。そしてこの現場を担当したのは期間中に60歳を迎えた礒田さん。大学をご卒業されて以来、北都で現地工事一筋38年。節目の年に、生まれ育った地元で多くの人が目にする価値ある建造物を世の中に残すことができました。 事務所から現地工事を支える、高川さんからコメントをいただきました。 『2年以上続いた鼠多門橋の現場も残り1ヶ月程で完成を迎えますね。色々苦戦したところもあったかと思いますが、あと少し頑張ってください。磯田さんの豊富な知識を後輩へ伝授して、これからも一緒に頑張りましょう。 そのうち手を引いて鼠多門橋を渡ってあげますからね!』 地元の各新聞紙も、今回あらわになった鼠多門橋の写真を一面に掲載し、明るいニュースとして取り上げてくれています。うれしくなります。 自分たちの仕事が未来につながっていく。その姿を想像しながら、日々の課題に向き合ってまいりたいと思います。
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社長コラム
2020
令和2年の入社式
4月になりました。昨日と今日では大きく違います。新しい1年がスタート、ひとつステージが上がります。 今日、入社式を迎える皆さんにとってはもっと劇的に変わります。いよいよ今日から社会人、この時を「門出」といいます。 「門出」の由来は字のごとく「門(もん)を出る」。昔は今と違って、旅に出ても無事に帰ってこれるかの保証はなく、かなり強い意志を持って門を出ていました。覚悟を決めて、新しい世界へと出発していきました。 「門出」。その先に何があるのか。焦ることはありません。心配も無用です。まずは目の前の「いま、ここ」を味わいましょう。楽しみましょう。真剣に向き合ってみましょう。その経験が心を大きく育ててくれるのです。 『学ぶ心さえあれば、万物がすべてこれ我が師である』 これは松下幸之助さんの言葉です。心の持ちようで 新しい世界がどんどん広がっていきます。 今年のメンバーも、素晴らしい面々です。ホープ。まさにホープ。北都の一員になってくれて 心よりうれしく思います。共に学んでいきましょう。成長していきましょう。素晴らしい未来をつくっていきましょう! 本来であれば、この場にもう1名、新しい仲間が加わっているはずでした。韓国の大学を卒業して北都鉄工でエンジニアとして働くことになるオ ユンソクさん、コロナウィルス感染拡大が収束するまでは渡航を見送ろうということになりました。いずれ共に働く日が来ます。待ってます! 先行きが不透明の中での船出です。いろいろと思いはありますが、こんな時もあるのです。いま やれること、できることを頑張りましょう。この経験も糧に、大きく跳んでやろうではありませんか!! [caption id="attachment_1566" align="alignnone" width="246"][/caption]
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社長コラム
2020
メーカーとしての責任
写真は地元石川県、金沢外環状道路 海側幹線に架かる浅野川橋梁のものです。5月11日の夜間送り出し架設に向けて入念に準備が進められております。直下には鉄道が走っているため、午前0時から4時までという時間内で、50mほど先の到達地点まで送り出さなければならないという制約、失敗は許されません。石川県にとっても大きな事業の一環を担う重要な工事であるため、工程遅延はあり得ません。今後の事業計画全体に支障をきたすことになるため、不測の事態は許されません。そんな中で、コロナウィルスという世界中で猛威を振るっている脅威が迫っています。 我々にできること、でき得る対策を講じること、それを実施していくこと。メーカーとしての責任が求められています。今までは、良いものをつくってお客様に喜んでいただく、ものづくりを通して世の中の役に立っていくということが我々の責務だと思っておりましたが、それは当たり前。当たり前のように仕事ができない状況下においても、我々の求められている責務を果たさなければならない。訳が分かりませんが、現実に起こっていることです。乗り越えていかなければなりません。こんな時こそ精神論ではなく、冷静に、そして悲観的になることなく、できることを確実にやる。ひとりひとりがきっちりと役割を果たしていこうと思います。そこには当然 行動の自粛や手洗い消毒の励行等の感染予防も含まれます。感染しにくい強い体づくり、日々の体調管理も含まれます。 寒くて暗い冬が終わり、いよいよ4月、春が来ます。新しい年度となります。7名の新入社員も迎え入れます。世界中が苦しんでいるこの状況、いずれ打開され、元通りの日常、そして明るい未来は必ずやってきます。 とにもかくにも、コロナウィルスに打ち克つべく、自覚と責任を持って戦っていく所存です!!
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社長コラム
2020
橋梁(鋼橋)実務者講習会が行われました
石川県発注の浅野川橋梁の仮組立検査に合わせ、橋梁(鋼橋)実務者講習会が行われました。 ”鋼橋の製作に関する広く専門的な知識を身に付けたい”という石川県さんのニーズを受けて講習会が実現、土木系技術員 15名の皆さんがご来場してくださいました。 我々にとって、お客様を当社までお招きして一緒に勉強をさせていただくという機会は初めてだったので、正直いろいろと不安もありましたが、鋼橋メーカーのエンジニアとしての立場から、設計から製作・工場出荷までの業務の流れとポイントについて説明をさせていただきました。超音波探傷試験や完全溶込溶接の実演や実習もさせていただきました。 手厳しい意見がビシバシ飛んでくるのかと当初びびっておりましたが、「地元 石川県に良いものを残すために共に勉強しようではないか」というHOTな雰囲気の中で、たくさんご質問もいただき、知識と意識を高め合うとても有意義な機会となりました。 [caption id="attachment_1511" align="alignnone" width="300"][/caption] 今後とも産学官で連携し、より良い社会づくりに貢献していける喜びをも感じながら、更なる成長を目指して行ければと思います。 今回も とても良い成長の機会を頂戴いたしました。しっかりと成果として世の中に還元するよう頑張ります! [caption id="attachment_1512" align="alignnone" width="300"][超音波探傷試験の実演][/caption] [caption id="attachment_1513" align="alignnone" width="300"][溶接実習][/caption] [caption id="attachment_1514" align="alignnone" width="300"][おまけ][/caption]
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社長コラム
2020
SDGs スターティン!
カッコイイことを追求しすぎて何もアクションできない。それよりも、小さな積み重ねでもいいから少しでも地球の未来がプラスになるように、今 自分たちにできることをやっていこう。そんな想いで宣言します。 『我々 地球人である北都鉄工は、SDGsへの理解に努め、その達成に向けた取り組みに参画してまいります』 言わずもがな、SDGsとは2030年までに世界共通で取り組む持続可能な開発目標のこと。掲げられている17の目標のうち、次の目標について具体的なアクションを展開していきます。 ・食品ロスを減らします。 ・構内でちょっとした野菜づくりをはじめます。野菜不足の社員に提供します。 ・健康経営に積極的に取り組み、社員とその家族の健康づくりを応援します。 ・プルタブを集めて車いす購入を支援します。 ・回収したアルミ缶、ペットボトルを地域の福祉施設に持ち込み活動費として役立ててもらいます。 ・事業所がある白山市の災害時協力井戸に登録し、いざというときに井戸水を地域に提供させていただきます。 ・全社で働き方改革に取り組み、ワークライフバランスの充実を目指します。 ・地域の学校と連携し、職場体験や見学会等の機会を提供し、職業教育に役立てていただきます。 ・地域イベントへの協賛・参加により地域活性化をサポートします。 ・事業所並びに現場周辺の環境改善活動に取り組んでいきます。 ・LCCを考慮した製品を世の中に提供します。 ・3Rの意識を高めることで温室効果ガスの削減につなげていきます。 2030年まで10年。できることはたくさんあるはずです。じわじわと高めてまいりたいと思います。 期待してください!
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社長コラム
2019
今年の仕事納めです
今年の年末も雪が無く、天候もさほど荒れることなく、うれしいのですが、幾ばくか不安も感じてしまいます。 仕事納めとなる12月28日もとても穏やかな、まさに掃除日和の一日となりました。常日頃、整理整頓を心掛けている社員達ではありますが、やっぱり大掃除の日って大切ですね。すごい量の要らないものがこの一日で排出されます。時折外に出てみると(掃除をさぼっているわけではない)白山がきれいに見え、一年間いろいろとあった出来事が、アルバムの中へ綴じられていくような感覚になりました。 床の白線も引き直されました。新しい年を迎える準備を整えました。工場もこれより しばしの休息。現在製作中である地元石川県の浅野川橋梁をはじめ、年明けからは大きな仕事が待っています。新しい年は橋梁年間生産量のレコードを更新する年となりそうです。忙しいのは工場だけではありません。北都鉄工"ONE TEAM"となって、しっかりと責任を果たしていく、お客様に喜んでいただく。気を引き締めて、心を込めて、更なる成長につなげてまいりたいと思います。そのためにも大切なのがリフレッシュ。身体のメンテナンス、そして英気を十分に養い、新年のスタートを万全のコンディションで迎えたいと思います。みなさん、摂取したカロリーは極力消化してくださいね!体重の増加は1%以内に抑えましょうね!それではまた来年もよろしくおねがいします!!
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社長コラム
2019
高校生からのプレゼント
11月13日から15日までの3日間、地元高校の少年2名が職場体験にやってきました。中学生の職場体験を受け入れたことはあったのですが、高校生では今回が初めて。職場体験に期待することも中学生の場合とは違うでしょうから、そこのところを最初にしっかりと話し合いました。その結果、今回のテーマは「まじめにものづくり」。将来を見据え、リアルにものづくりをやってみよう。やりがいを感じられるか、職業選択時の消去法に役立つことになるのか、せっかくの機会だから真剣にやってみようよ、ということで合意に至り、実際にこれから使えるような、数トンクラスの重量物を支えるための架台を図面から製作してもらうことになりました。 2人とも工業系ではないため、図面の見方からスタート。頭の中で形をイメージします。最初は平面図、よくわかりません。続いて立体図、あ、そういうこと。といった感じで少しづつ形がわかってきました。作業工程はこうで~、こんなところに気を付けて~。よし、材料を切ろう、カエリを取って、けがいて、ポンチ打って、穴をあけて、仮付けして、溶接して、歪を取って。言葉にすればこんな感じで簡単に済んじゃうけど、初めての事だし、大変だったよね。無報酬で、がっつり仕事をさせちゃってごめんね。それにしても、しっかり話を聞いて、わからないことは質問してくれて、丁寧につくりこんでくれました。おかげ様で5tウェイトを載せてもびくともしない立派な架台ができました。良い仕事をしていただきました。これからありがたく使わせていただきたいと思います。 これから工場の負荷が高まっていくことになります。北陸の冬に向かいます。焦ります。寒いです。でも ものづくりの会社は良い製品を世の中に送り出してなんぼ。いかなる状況であろうとも、大切なお客様からお引き受けした限り、心を込めて、丁寧に、確実に、自信をもって送り出せる製品をつくりあげる。高校生や中学生達に自慢できる会社であり続けるよう、気持ちを一段と引き締めてまいりたいと思います!!
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社長コラム
2019
ワクワク健康カップ2019
『石川県「企業対抗型健康づくり事業」ワクワク健康カップ2019~笑顔あふれる職場づくり~』 が開幕。 41グループが健康企業としての頂点を目指して競い合います。この事業の目的は”働く世代の食と運動による生活習慣の定着”。更なる健康寿命の延伸のためには働く世代からの健康づくりの支援が必要ということで、石川県の企業間で➀運動➁食生活➂睡眠休養➃健康クイズ これらの項目を各々ポイント化し、チーム平均獲得ポイントで争います。期間は年末まで3ヵ月近くに及ぶ長期戦。最も健康的な生活習慣を成し遂げた企業が勝者となります。 我が職場では、選ばれし10名の戦士が1日1万歩のノルマを達成すべく、広大な事業所内を所狭しと歩き回っております。昼休み、丸呑みした獲物の消化もままならないうちに「行くよ」とドスのきいた号令がかかると のっしのっしと女性社員たちが行進を始めます。小心者のある人は、1万歩未達成の罪悪感にさいなまれて眠れず、疲れた体に鞭を打ち不足分を無理やり走ってカバーしています。計測装置が壊れてリタイアせざるを得ない状況を演出してこのミッションから解放されようと謀るも、即座に新しい装置が送られてきて離脱を断念した者もおります。開き直ってこのミッションを記憶の彼方へ追いやろうとしている者もおりますが、おそらく そうはさせてもらえないでしょう。この黒いリストバンドをしている限り、そこに笑顔なんてあるわけがない! と思われるかもしれませんが、そこがこのスキームを考案された方の真骨頂。やってみれば案外楽しく、励まし合うようになります。笑い声も起こります。そして健康な体へと導かれていくのです。まさに思うつぼとはこのことですね。 [caption id="attachment_1405" align="alignnone" width="300"] [白雪のような手首と悪魔のような黒バンド][/caption] 第一クオータが終わろうとしておりますが、ただ今のところ10位あたりを行ったり来たり。結構頑張っているつもりですが、なかなか順位も伸び悩み、気持ちも折れそうになります。しかし まずは勝負よりも健康習慣を身に着けることが大切。健康意識を社内に浸透させていくことが大切。『いしかわ健康経営宣言企業』として名乗りを上げました。『健康経営優良法人2020』取得にも挑戦しています。社員が健康でイキイキと働く職場で、イキのいい製品とサービスをみなさまにお届けできるよう、まずは最後まで力を合わせて頑張ります! ↓↓↓ 3か月後の我々の姿(イメージ)
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社長コラム
2019
すて~きな夜、新しい仲間と
9月最後の土曜日、ラグビーW杯で日本チームが優勝候補アイルランドを相手に大金星を上げた直後の夜、新しい仲間との出会い。内定者による懇親会が金沢六角堂にて開かれました。 今年は6名が晴れて内定の運びとなりました。とても魅力的な若者達が集ってくれました。写真の後列がその内定者達です。早くも来年の4月1日が待ち遠しいです! この4月から社会人となった2名の新入社員も加わり、お互いに緊張する中、同期となる仲間たちとの晩さん会がスタート。ご馳走を目の前にしたら、次第に緊張も解け始めました。目の前で焼かれるステーキをあっという間に平らげ、とりあえずみんなと仲良くなっておこうと、会話にも参加し、少しづつですが仲間意識が芽生え始めました。今年の新入社員の2人が、先輩として立ち振る舞っている姿も とても印象に残る光景でした。 こうやって またひとつ、次へと進んでいきます。 この6名の持つ個性を存分に引き出し、磨き、しっかり活躍してもらいたいと思います。それぞれが自分の想いを実現し、充実した職業生活、そして人生を歩んでもらいたいと思います。そのためにも、我々迎え入れる側も日々勉強、時代に取り残されないようにブラッシュアップに努めながら、笑顔溢れる北都鉄工であり続けたいと思います。優勝候補にだって、チーム力、戦い方次第で勝つことだってできるのです。さあ、頑張るぞー!! 「Nice to Meat You !!!」 …すみません、つい言いたくなっちゃって…
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社長コラム
2019
白山リニューアルプラン進行中!
白山事業所に本社機能が移転したのが昭和60年、現在 在籍する社員の3分の1以上がまだ生まれてもいない頃、当時はピカピカだった社屋も、快調に働いていた設備も、30数年の月日が経過し、老化がごまかせなくなってきました。一方で、当社の女性社員の皆さんを見ていると、いつまで経っても変わることなく、このところのアンチエイジングの技術革新には、ただただ驚愕するばかりです。 昨年には工場の延伸、6月には屋外ヤードの改修が終わり、生産能力が増強されました。これからは事務所機能の充実に着手していきます。まず先行する形で、インフラ設備を順次更新しております。新たに井戸を掘削し、上下水道ともに改修工事をおこなうとともに、受電設備も更新し、電気系統も新しくしています。調整池の整備も完了しました。厳しい暑さの中で工事が進められておりましたが、おかげさまで順調に進んでおります。 将来を見据えたこの事業計画。盤石の体制で企業活動を展開していけるよう、我々の使命である”世の中に必要とされる製品とサービスをお客様にご提供する” ことに社員一丸となって注力できる環境を整え、NEXT30年に向かってまいりたいと思います。 ↓↓↓ 新たに改修した調整池。構内に降り注いだ雨水を一旦たくわえ、少しずつ水を排出しています。
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