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                    社長コラム 2025 社長コラム 2025年10月号「社長コラム51号」 以前にも書かせてもらいましたが、息子である小池田部長から「うちのホームページに社長のコラムを載せてもらえませんか?」と言われて、 渋々書き始めたのが2021年8月、ちょうど1年延期になった「2020東京オリンピック」が無観客で開催された時でした。 あれから4年3か月、このコラムが51本目になります。先月は言いたいことが山ほどあって50号の区切りだということをすっかり忘れておりました。 こんな持論を並べたコラムをいった何人の方が読んでくれているのだろうかと思いつつ毎月、何とか締め切りに間に合わせるように書き続けています。 そういえば、先月、小池田部長のところに「日刊スポーツ」から 「おたくの社長は阪神ファンだそうで、もし阪神が日本一になったら号外を出すので広告を載せてもらえませんか?」といきなり電話があったそうです。 地元の北國新聞ならまだしも、まったくお付き合いのないそれもスポーツ紙から広告掲載依頼があるなんて・・・? だいたい私が阪神ファンだということは身近な人にしか公言していないし、時々このコラムにさり気に書いているくらいで・・ もしかするとFacebookに紐づけしていた私の「社長コラム」を回りまわって、日刊スポーツのどなたかの目に留まったのかもしれません。 そう考えるとびっくりするやら嬉しいやら、ある意味SNSの拡散の凄さを再認識し、いい加減なことは書けないと改めて感じた次第です。 で、その広告掲載の件ですが、個人的には載せてもらいたかったのですが、会社ということになると明らかに公私混同になるので丁重にお断りしました。 残念!! 10月29日の朝時点で日本シリーズは阪神VSソフトバンク1勝2敗です。最後に勝つのはもちろん阪神です! 余談ですが、私の計算が間違っていなければこのままこの「社長コラム」を書き続けると2029年11月に「社長コラム100号」を書くことになります。 これから4年、原稿は49本書かなければいけません。その時の私の年齢は68歳!少なくとも100号は元気で社長として書きたいと思っています。 4年後に北都はどう進化しているのだろうか、社員のみんながどう成長しているのだろうかを考えるととっても楽しみなのです。 先月のコラムの写真に生成AIで作成した私のフィギュアを載せたら、 意外に反響があり一部の人から「あのフィギュアが欲しい!」とか「どうやって作ったのか?」とか「なかなかおもしろい!」とか言われました。 今、我が社でも少しずつですが、業務の中に生成AIを取り入れています。 私の「社長コラム」もいろいろな情報を入れれば、生成AIで私の思いに近い文章を書くことはできるそうです・・・が! アナログであまのじゃくな私には到底受け入れ難く、「そもそも生成AIに私の思いがわかるはずがない!なにが生成AIだ!」と勝手にいきがっております。 私が言うまでもなく生成AIの進化には目を見張るものがあり、 今まで人が何日もかかって行っていた業務がほんの数分でできるそうで、おそらく我が社の業務も数年先には劇的に変わっていると思われます。 もちろん生成AIの使い方はまだまだ難しいものがあるそうですが、大手企業ではすでに当たり前に取り入れて業務をおこなっているのです。 時代の流れなので抵抗する気はさらさらないのですが、 思いとか感情、熱量・・という人間の大事な心情まで生成AIが表現することには納得がいかないので、 これには当分抵抗していこうと思います。ネタが尽きようが締め切りぎりぎりになろうがこの「社長コラム」は生成AIに頼ることなく書き続けてみます。 100号の時はどうなっているか全く想像が付きません。 早いもので我が社の「創業90周年 感謝の集い」を開かせていただいてもう1年が経ちました。 この1年いろいろありましたが、次の世代に向けて少しずつですが歩みを進めています。 葛藤の毎日ですが、自分の信念である「お客さまに喜んでいただく仕事をする!明るくおもしろい会社を作る!世の中のお役にたつ!」 を曲げずにこれからも頑張っていこうと思います。 今月で64歳になりました。 腰が痛い、膝が痛い、胃もたれがすると毎日、不調を訴える年齢ではありますが、気持ちは「常に明るく前向きに!」です。 紆余曲折、いろいろありましたが日本の総理が高市早苗に決まって新しい内閣が発足しスタートを切りました。 日本初の女性総理です。 この難しい時代に日本の舵取りを担うのは生半可なことではないと思いますが、どうかしっかりした国家観をもって国民のために頑張ってほしいと思います。 ちなみに金沢生れの有村治子参議院議員が自民党総務会長に就任されました。 マスコミには全く取り上げられていないのですが自民党結党70年の歴史の中で参議院議員が自民党3役になったのは有村治子さんが初めてだそうです。 今後の活躍に期待です。 今月はいつにも増した持論を並べてしましたが最後まで読んでいただき有難うございました。 View more 
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                    社長コラム 2025 社長コラム 2025年9月号「スポーツの秋」 9月に入っても一向に涼しくなる気配がなかったのですが、 第3週くらいからひと雨ごとに少しずつ気温が下がってきていつの間にかあの猛暑はなくなっていました。 ただ、このひと雨が半端な降り方ではなくて全国各地で線状降水帯が発生して 「顕著な大雨に関する気象情報」が発表されその都度、全国各地に厳戒態勢がしかれていました。 いつから日本はこんな気候になったのだろうか?「ひと雨ごとに・・」という表現は、今の気候にはそぐわないのです。 今年の冬はどうなるのだろう?と考えても仕方ないので、まずは金沢市役所前 アメリカ楓通り(通称)のあの見事な紅葉を楽しみに秋本番を待つことにします。 9月に入りいよいよ「スポーツの秋」到来と言いたいのですが、同時に「政局の秋」もやってきました。 このコラムではあまり政治の話は書かないほうがいいのかもしれませんが・・・。 すったもんだした末に石破総理が辞任表明をして10月4日に自民党総裁選挙が執り行われることになりました。 好き嫌いは別にして一点だけ申し上げると、石破総理すなわち自民総裁の責任の取り方・身の処し方にはずーっと納得がいかなかったのです。 大きな選挙で3連敗して誰も責任を取らない、特に石破総理はこれまで歴代総理総裁に対してこのことを指摘してきた張本人なのに・・。 これ以上書くと内容が過激になり、また小池田部長からダメ出しがでそうなのでやめますが、私も社長の端くれ。 トップとしての責任の取り方・身の処し方は常々覚悟しているつもりです。次に自民党総裁になる方にはその覚悟を持って就任してほしいと思っています。 今、世界中でいろいろなことが起こっています。 これまでの既成概念や考え方が通じない大変難しい時代になってきました。 この時代に日本の舵取りを担うのは並大抵のことではないのですが、 次の総理にはしっかりとした国家観を持ち、既成概念にとらわれることなく、柔軟な発想で世界と渡り合える人になってほしいと思います。 そんなことを考えると日本の政治もそろそろ大幅な世代交代の時期を迎えているのかもしれません。 前段が長くなってしまいました。「スポーツの秋」ですよね。 まずは我が阪神タイガース優勝の話から。 9月7日に早々とセ・リーグ優勝が決定しました。 これは2リーグ制になって最速!途中、交流戦で7連敗があった以外は危なげない戦いを続けてあれよあれよという間に優勝! 今年の阪神がガンコ強かったのか他が弱すぎたのか微妙なのですが優勝は優勝なので素直に喜んでいます。 ただ・・問題はクライマックスシリーズです。 下剋上??今年に関していえば、このコラムを書いている時点で2位3位のDeNA・巨人とのゲーム差が15以上あり、 さらにこの2チームの勝率が5割を切るか切らないか・・こんな状態で一発勝負のクライマックスシリーズでセリーグ代表を決める。 いくらアドバンテージがあっても、万が一ぶっちぎりで優勝した阪神が負けて別のチームが日本シリーズに出て、さらにパ・リーグのチームに勝つ! 果たしてこれで日本一を名乗る資格があるのだろうか?これはあくまで仮定の話であり当然! 阪神が日本一になるのですが、そもそもこの商業主義見え見えのクライマックスシリーズはそろそろやめたらどうかと思うのです。 一年間ペナントレースを戦い、優勝したもの同士が日本一を争うのが当たり前なのです。これこそが真の日本一なのです。 今月はもう一つ、9月13日から9日間の日程で陸上競技世界一を決める「東京2025世界陸上」が国立競技場で開催されました。 世界陸上が東京で開催されるのは実に34年ぶりだそうです。 2020東京オリンピックが一年延期になりさらに陸上競技も無観客での開催だったので、今回は満を持しての開催となりました。 連日、国立競技場には多くの陸上競技ファンが詰めかけて陸上競技の真の世界一を決めるに相応しい大会となりました。 地上波でも毎日中継され日ごろは陸上競技にそれほど興味がない私でさえもあの真剣勝負に釘付けになっていました。 ただ、残念なのは日本と世界の実力の差です。 番組を盛り上げるために織田裕二はいろいろコメントをしていましたが、冷静にそれぞれの自己ベスト・シーズンベストを比較しても歴然とした差があるのです。 もちろん日本国内では断トツのトップ選手なのですが世界へ出るとまだまだ差があるのです。 いったい何が違うのだろう?体のつくり?体幹?食生活?環境?日本選手ももうちょっとのところまできているのですが・・。 野球もサッカーも以前は世界との間に大きな壁があったのですが、今では大谷翔平をはじめ、たくさんの選手がMLBで活躍し、 サッカーも数えきれないほどの選手が海外の強豪クラブチームに所属して活躍しています。 そんなことを考えると、この陸上競技の選手たちもいずれは世界のトップ選手と肩を並べて、決勝に残りメダル争いをする日もそんなに遠くないのです。 それにしてもやり投げの北口榛花選手は残念だった。あの状況でよく頑張ったと思います。 次回は必ず、最高の投てきをして満面の笑顔を見せてくれると信じています。 今月22日に我が社の第68回定時株主総会を開かせていただき、決算をご承認いただきました。 たくさんの方々のお支えと全社員の頑張りのお陰で68期も黒字決算となりました。心より感謝いたします。 これからさらに難しい時代になっていきますが、感謝の気持ちを忘れず、世代交代を意識しながらさらにおもしろい会社、 お客さまに喜んでいただける仕事をする会社を目指して頑張って行きますのでどうか宜しくお願い致します。 今月も最後まで読んでいただきありがとうございました。 View more 
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                    社長コラム 2025 社長コラム 2025年8月号「コラムも夏休み」 やっぱり8月も暑かった。 今月に入って石川県内には毎日のように熱中症警戒アラートが発令され、できれば外出を避けたいくらい暑い日が続きました。 これは石川県に限らず、日本全国津々浦々猛暑!酷暑!の毎日でした。 その反動で全国各地にいきなり線状降水帯が発生して、 特に熊本では甚大な被害に見舞われ今も大変なことになっております。 被害にあわれた方々には心よりお見舞い申し上げます。 今年の夏は観測史上最も暑い!そうで、この言葉を来年も聞かないことを願うばかりです。 「暑さ寒さも彼岸まで」 この慣用句は「冬の寒さは春分頃(3月20日頃)まで、 夏の暑さは秋分頃(9月20日頃)までには和らいで過ごしやすくなる」という意味です。 私は真冬のガンコ寒い時期、真夏のガンコ暑い時期の朝礼では決まって「暑さ寒さも彼岸までやから、もうしばらく辛抱して頑張ろう!」と話しているのですが、 果たして今年は9月20日頃に本当に涼しくなっているのだろうか? まあ!結局8月は暑い話題しかなく、 私もお盆休みはできるだけ暑い屋外を避け、涼しいところをうろうろする毎日でした。と!ここまで書いたら筆が止まってしまいました。 ふと今月の話題はなんだ?と考えたときになかなかキーワードがでてこない。 そんなわけでとりあえず8月に思い浮かぶことを並べてみました。 「戦後80年」「甲子園」「花火大会」「阪神独走」「線状降水帯」「近代建築8月号」「田久保市長」 どれを取ってもピンとこず、掲載49回目にして行き詰ってしまった。 ここまで書いたタイミングで、地元某大学の2年生2名が3日間のインターンシップを終えた成果発表会なるものに出席しました。 彼らの年齢は20歳、私と44年違うのです。テーマは「SNS活用による情報発信」。 言うまでもなく「Instagram」「Facebook」「X」「TikTok」の活用です。 わが社は数年前から情報発信にも力を入れて「Instagram」や「Facebook」でいろんな年齢層に向けて、 会社のこと、 仕事のことを直球変化球織り交ぜて情報を発信してきました。 お陰さまで現在「Instagram」のフォロワーは1237人です。 この人数が多いか少ないかは別にして、少なくとも1000人以上の人が我が社と繋がって、我が社の様子を見ていただいていると思っています。 私のこの拙いコラムも毎月「Facebook」に紐づけして何人かの方々に「いいね」を押していただいています。 そんな中、インターンシップの学生さん2人からいただいた提言は「TikTok」の活用についてでした。 今更この期に及んで「TikTok」の説明は必要ないと思いますが、ターゲットは10~20代の若者向けです。 これまで我が社のターゲットは学生さんもそうですが、お客さまや社員のご家族を含めたもう少し上の年代の皆さんを意識して情報発信してきたような気がします。 もちろん私も「TikTok」のことは知っていましたが、 どうも「動画」「ダンス」「炎上」「バズる」といったイメージが先行していて我が社のSNSにはそぐわないと思っていました。 しかし実際、学生さんたちの生の声を聞くと今の若い人たちは圧倒的に「TikTok」を見ているのです。 せっかく学生さんたちから提言をいただいたので、 今後、我が社も若い人たちにもっと会社や仕事のことを知ってもらうためにも「TikTok」を活用して、おもしろいものを投稿するべきではないかと思いました。が! この「おもしろいもの」がなかなかのくせ者で、バズらなくてもいい。のですがたくさんの人に見てもらえるもの、少しは笑ってもらえるもの・・・ そして我が社らしいもの!言うのは簡単なのですが実際は大変むずかしいのだと思います。 これは私のような頭の固い人間より我が社の若手社員のアイデアに期待するしかないのです。 但し、私は絶対に踊りません!踊れません!いずれ投稿される我が社の「TikTok」に乞うご期待。 8月は暑くて社長コラムも夏休みです。 9月はまたおもしろい話題を見つけて書きますので今月はこの辺でお許しください。 最後まで読んでいただきありがとうございました。 View more 
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                    ニュース 2025 新社屋…誌面デビュー!! この度、【近代建築】8月号に当社が掲載されました。 カメラマンさんに、とっても素敵に撮っていただきました!! 普段見慣れた景色もなんだか特別に見えます! これも日頃から応援してくださる皆さまのおかげです。 今後もより良い製品・サービスをお届けできるよう、 スタッフ一同精進してまいります! View more 
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                    社長コラム 2025 社長コラム 2025年7月号「暑い夏!熱い夏!」 まだ7月なのです。この暑さは異常過ぎる。年々夏が長くなっているような気がしているのですが、今年はそんなレベルではないのです。 今年の北陸地方の梅雨入りが6月10日(平年は6月11日頃)、梅雨明けは7月18日(平年は7月22日頃)でした。 期間的にはほぼ平年並みの梅雨だったのですが、この期間、北陸地方にはほとんど雨が降らず、あのじめじめした梅雨らしい梅雨ではなかったのです。 全国的には線状降水帯が発生して、ゲリラ豪雨で大変な地域もあったのですがそれも一時的なもので間違いなく今年は空梅雨。温暖化の影響はここにも出ているのです。 暦のうえでは、これからが夏本番!まだまだ先は長いのですが、気持ちで負けないようにこの夏を乗り切っていこうと思いますが・・・どうなることやら? こんな暑い毎日にはすっきり涼しくなる話題が一番なのですが、そんな話題はなかなか見つからない。 まずは暑かった話から始めます。 先日、私が常務理事を務めさせてもらっている北陸鉄工協同組合の視察で「大阪・関西万博」へ行ってきました。 55年前に開催された「大阪万博」にも行った記憶がかすかに残っているのですが、私の人生の中で2度も大阪へ万博に行けるとは思ってもいませんでした。 今回の視察には、実は大きな目的がありました。 北陸鉄工協同組合で私と一緒に常務理事を務めている金森和治さんの会社、金森合金さんが「大阪・関西万博Co-Design Challenge 2024」に選定され、 未来社会ショーケース事業サプライヤーとして「災害廃材を利用したサインスタンド」を製作し、大阪・関西万博会場内「フューチャーライフヴィレッジ」に展示されているのです。 今回、北陸鉄工協同組合の役員の皆さんとそのサインスタンドを観に行ってきました。 (ちなみにこのフューチャーライフヴィレッジは西口ゲートから入場して右奥にあります。ちょっと歩きます・・・) 能登半島地震ででた災害廃材を1714年創業の金森合金さんが金属精錬技術を活かしてパビリオンに設置するサインスタンドを製作されたのです。 「創業1714年の株式会社 金森合金」現在 金森和治社長はなんと23代目だそうです。 創業1714年(正徳4年)?今年で311年?23代目の社長?当時からの記録が残っていて、その技術が脈々と現代まで受け継がれていることに改めてその凄さと歴史の重みを感じます。 我が社は昨年創業90周年を迎え、私が3代目の社長を務めています。足元にも及びません。 その金森合金さんが製作したサインスタンドを観に行ったのがちょうどお昼の12時半、一番暑い時間帯でした。 もちろん私も考えられる暑さ対策はしっかりしていったつもりでしたが、想像をはるかに超えるガンコな暑さでした。 ペットボトル片手に半袖シャツ・帽子・サングラス、首にタオルを巻いてほとんど真夏のゴルフスタイルだったのですが・・焼石に水。うわさ通り日陰はないし、どのお店も満杯状態。 当然、主要なパビリオンは事前予約がなければ入れない!結局、炎天下の中、広い会場内をうろうろ歩くしかなく、大屋根リングの下に避難。 とりあえずエレベーターで大屋根リングの上にのぼって、会場内を一望しましたがそこまででした。 本当は地元の真柄建設さんが造ったバーレーン館を観たかったのですが、会場マップで位置を確認したら到底そこまで行く気力がなくあえなく断念。 結局、万博会場には2時間だけいてホテルに戻りました。 当初の目的は達せられたのですが改めて体力の無さと暑さに弱いことを痛感しました。 これから大阪・関西万博へ行かれる方にはあの暑さを避けて是非!夕方からの入場をお勧めします。 もう少し涼しくなったら、バーレーン館を観に再度、行きたい気持ちはあるのですが・・行けるかなぁ。 開催当初はいろいろ言われていましたが、あの会場の盛り上がりとあんなに暑いのにたくさんの人たちが笑顔で会場を回っている姿を見ていると今回、 大阪・関西万博を開催した意義は十分あったと思います。 ただ、10月13日に閉幕したあとに大屋根リングを一部残す?以外はすべて解体するのは本当に勿体ない気がします。 今の時代、何か知恵を出して再利用とか移築ができないものかと考えるのは私だけでしょうか? ホントはもう一つ、熱い参院選の話を書きたかったのですが、大阪・関西万博の話が長くなってしまったのでこれはまた機会があれば書かせていただきます。 今月のコラムでちょうど4年になりました。48本原稿を書いたことになります。 最初のコラムを書いたのがちょうど東京オリンピックがコロナで一年延期したあと無観客開催になった時でした。 あれからもう4年も経ったのかと思うと月日が経つのは本当に早いものです。 毎回、つたない持論を並べたコラムで申し訳ないのですが、これからも頑張って書き続けようと思いますので引き続きお付き合いください。 今月も最後まで読んでいただきありがとうございました。 View more 
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                    社長コラム 2025 社長コラム 2025年6月号「長嶋茂雄 逝く」 今月も先月に引き続き、昭和の時代の話から始めようと思います。 若い方々には昔話で申し訳ないのですが、しばしお付き合いください。 野球にまったく興味がない若い方でも、名前くらいは聞いたことがある 国民的英雄!スター!ミスタープロ野球!こと長嶋茂雄さんが、今月3日に 89歳の生涯を閉じました。長嶋茂雄(以下敬称略)の経歴や逸話については いろいろなところに載っているのですが、とにかく日本の野球界をけん引してきた トップランナーであることだけは間違いないのです。 私も物心ついた時から野球といえば巨人!巨人と言えばON(王・長嶋)。 (・・念のため申し上げておきますが、私は改心して?今は正真正銘の虎党です) そして今でも破られない不滅の記録、9年連続日本一(V9)(1965~1973年) 今では考えられない記録なのです。森昌彦・柴田勲・黒江透修・高田繁・土井正三・ 高橋一三・堀内恒夫・城之内邦雄など、当時彼らをV9戦士と呼んでいました。 V9最後の年、1973年は私が12歳で小学校6年のはずなので、 このことを鮮明に覚えている方は、私より明らかに年上! 私より若い方々は「V9戦士?なにそれ?この人たち誰?」となるのでしょう。 私と長嶋茂雄の接点はただ一度!記憶は曖昧なのですが、小学校低学年の頃、 年に一度の北陸遠征で巨人が金沢へ来たときの夜、うちの相談役に連れられて行った 片町のお寿司屋さんで長嶋茂雄本人から直接色紙にサインを書いてもらい 握手をしてもらったことです。なぜ、そのお寿司屋さんに長嶋茂雄がいて、 なんで我々親子がそこに行けたのかは、今となってはわからないのですが、 当時は大変感激してその色紙が色あせても長い間ずーっと、部屋に飾ってあったのです。 が!その色紙はたぶん自宅の引っ越しの時に行方不明?? 今となってはいい思い出なのです。 ついでに申し上げると「我が巨人軍は永久に不滅です!」と明言を残した 長嶋茂雄現役引退セレモニーが1974年10月14日、私の13歳の誕生日でした。 これもなにかのご縁と勝手にこじ付けています。 長嶋茂雄は昭和11年2月20日生まれ、うちの相談役の一つ年上、 あの年代の人たちにとってはヒーローそのものだったのです。 ちなみにそのころの金沢の野球場といえば「兼六園球場」。 さすがにこのことを鮮明に覚えている人は少ないと思いますが、 現在の「本多の森北電ホール(旧 石川厚生年金会館)」のところに 1973年までありました。もちろん、私はそこで試合はしたことはないのですが、 かすかな記憶で巨人戦を観たことを覚えています。 その一年後の1974年に、現在の西部緑地公園内にある 石川県立野球場が建設されたそうです。それから今年で51年!今も使い続けています。 当然!老朽化が進み、グラウンド自体も現在の規格より狭く両翼も短いのです。 震災復興や金沢城公園の整備も大事なのですが、 この石川県立野球場や産業展示館を含めた西部緑地公園の再整備を 一日も早く進めてほしいと願っているのは私だけではないのです。 馳知事お願いします! 我が社の68期も今月で終わります。お陰さまで今期も何とか赤字を出すことなく 決算が組めそうです。大切なお客さま、仕入先の皆さま、 そして一年間いろいろ苦労をかけましたが、一生懸命頑張ってくれた社員を含めた すべての皆さまに改めて心から感謝であります。 68期を振り返ってみると前半は新社屋の完成・引っ越し、 そして90周年感謝の集いの開催など、本業以外のことでばたばたしていて、 なんとなく社内も浮ついた空気が流れていたように思えます。 それでも、たくさんの方々に喜んでいただき、たくさんの笑顔に出会えたことは 何物にも代えられない喜びでした。 そして91年目がスタートした今期の後半は我が社の弱点、 今までの考え方ややり方ではもう通用しないことが出てくるなど、 いろいろな壁にぶつかりました。 次の世代のために新社屋を建て、DXを進め、仕事のやり方も変え、 ハード面をどんどん変えていきましたが、肝心なのはやはり中身なのです。 これまで我が社が大事にしてきたことを忘れずに、 69期は社長の私が先頭に立って、みんなで変わっていかなければいけないのです。 時間はかかりますがそのことが会社の成長、社員ひとりひとりの成長につながると 信じています。 何度も言いますが、なぜ我々は給料がもらえて生活ができるのか? 我々は大切なお客さまから仕事をいただき、まわりに支えられていい仕事をして 初めてその代価が得られるのです。この当たり前のことを絶対に忘れてはいけません。 我々は何のために仕事をするかなのです。 どんな時代になってもこのことは変わらないのです。 大切なお客さまに喜んでいただき、少しでも世の中のお役に立つことが 我々の使命なのです。 私もそのことをもう一度意識して、69期も笑顔を忘れずに前向きに 取り組んでいきます。 最後はいささか前のめりな話になりましたが、 今月も最後まで読んでいただき有難うございました。 View more 
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                    社長コラム 2025 社長コラム 2025年5月号 「昭和100年」 いきなりですが、皆さんは4月29日の「昭和の日」のことをご存じでしょうか? 国民の祝日に関する法律の一部改正によって2007年に制定された祝日なのですが、 私の中では4月29日は「天皇誕生日」だったのです。 物心ついた時から昭和天皇の誕生日をお祝いして世の中、みんなでお休みする! みたいな感じで刷り込まれていました。それが昭和天皇が崩御され、 平成元年(1989年)以降は「みどりの日」に名称が改められ、 さらに2007年の「昭和の日」制定に伴い、それまで「国民の休日」だった 5月4日が「みどりの日」になりました。 そもそも飛び石連休を解消するために制定された5月4日「国民の休日」なる祝日も 正直、ピンときてなかったのですが、結果的にはうまく収まって ゴールデンウイークを形成しているのです。 ところでこの「昭和」なのですが、今年2025年は 「昭和100年」にあたる年だということを、どれだけの人が認識しているのでしょうか? 私は昭和36年生まれなので、「昭和63年」の27年間を過ごしてきました。 年号が「平成」に変わったとき、「令和」に変わったときも、 時々「今年は昭和だったら何年なのだろう?」と思うことがありました。 それが気が付いたら子供たちは平成生まれ、孫たちは令和生まれ! さらに我が社の採用試験に提出される履歴書も、いつの間にか生年月日の表記が 西暦になっていました。最近、テレビ番組では「昭和の匂いがするお店」とか 「昭和の時代を生き抜いた人たち」とかを放映しているのですが・・・ 昭和の時代?江戸時代と同じとは言いませんが、「昭和」がもう歴史の教科書に 出てくる時代になっているのではないでしょうか。昭和の古きよき時代のことを 今の若い人たちに伝えるのも、我々世代の役目だと思っていたのですが、 世の中の変化のスピードが速すぎて、それ自体がもう時代錯誤なのかもしれません。 インベーダーゲーム・ウォークマン・ルービックキューブ・ポケベル ・ファミコン・ルーズソックス・写ルンです・たまごっち・・・ これらを聞いて「はぁ~懐かしいなぁ!それ知っとるわ!」と言う人は 間違いなく戦後の平和な昭和を過ごした人なのです。 「昭和レトロ」・・・なんとも寂しい響きです。 今月、7年ぶりに北清会(社内の親睦団体)の旅行が開催されました。 行先は北海道です。今回も7年前と同様に社員のご家族にもたくさんご参加いただき 2班に分かれて総勢140人で行ってきました。今の北海道は気温も安定して 一番いい季節のはずなのですが、旅行期間中は暑い日もあればひんやりの日もありました。 それでも空気はからっとしていて北陸特有のじめじめ感はまったくなく爽やかな気候でした。 今回も2班に分かれて日程をずらして行ったのですが、唯一重なる日の夜に 140人全員が集まって懇親会?大宴会?が開かれました。 場所は「サッポロビール園」、もちろん定番のジンギスカンと北海道限定の生ビール 「サッポロクラッシック」や「サッポロファイブスター」・・ 乾杯してスタートしたのですが、途中から誰がどこで飲んで食べているのかわからない状態でした。 そもそも私はキリン党でサッポロを飲むことにいささか罪悪感はありましたが そこは「郷に入っては郷に従え」で美味しくいただきました。 大人は大人、子供は子供それぞれが楽しく食事している姿は、何度見てもいいものでした。 まあ、ご想像通り、最後はむたむたになって、予定していた全体写真も撮らず そのまま全員バスに乗ってホテルに戻り、若者たちはすすきのの街へ消えていきました。 もう若くない私は疲れてホテルの部屋へ直行してバタンキュー。 二日目以降はそれぞれ自分たちで計画を立てて動いていました。 レンタカーやバス・電車で遠くまで観光に行く者、ゴルフをやる者、釣りに行く者、 ひとりで走る者、一日中飲んでいる者・・それぞれ楽しい時間を過ごしたようです。 私は家内と一緒に電車とレンタカーで、生まれて初めて富良野と美瑛まで行ってきました。 平日だったのとラベンダー開花前だったので比較的空いていましたが、 どこへ行っても日本人よりアジア系の外国人が圧倒的に多く 日本にいるのに完全アウェイ状態でした。これは富良野や美瑛だけでなく 札幌市内やホテルも同じ状態で、改めてインバウンドの凄さを思いしらされました。 おそるべしインバウンド! 最終日、今回のもう一つの目玉である北海道日本ハムファイターズの本拠地 「ES CON FIELD HOKKAIDO」のスタジアムツアーに参加してきました。 ここはどう表現していいかわからないくらいの圧倒的なスケール感と、 細部までこだわりぬいた世界トップクラスのボールパーク(野球場)でした。 スタジアム自体もそうなのですが、運営方法や周辺環境との調和など ホントによく考えられていて、これからの街づくりの手本の一つだと思っています。 今後、スタジアムの前にJRの駅もできて、周辺施設もまだまだ建設予定です。 新千歳空港からも30分くらいなので、機会があれば是非一度足を運ばれることをお勧めします。 可愛いファイターズガールが笑顔で迎えてくれますよ! 今回お世話いただいた北清会の幹事の皆さん、現地で無理難題を聞いていただいた JTBの皆さん本当にありがとうございました。 そして今回、この旅行へ行けたのも日ごろからの社員の皆さんの頑張りと まわりの方々のお支えがあってのことと改めて感謝しています。 今回、仕事やいろいろな事情で参加できなかった社員の皆さんには、 次回は是非参加できるように、若手の意見も取り入れながら、新たな企画を考えてもらおうと 思っているので楽しみにしていてください。 今月はまだまだ書きたいことがたくさんあるのですが、またまた長くなってしまったので この辺にしておきます。6月は我が社の決算月です。 今期もきちんと締められるようにラストスパート頑張ります。 今月も最後まで読んでいただきありがとうございました。 View more 
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                    ニュース 2025 夏のインターンシップを開催します! 夏のインターンシップを開催します! 今年は、文理不問の3daysのものと理系向けの5daysのもの2種類のプログラムを 用意しました。 文理不問のものは、理系的要素は全くない「広報」「企画」「マーケティング」を学べる コンテンツになっていて、「北都鉄工」という会社を戦略的に学生の皆さんの視点で広報しよう! というテーマのもと、実際にどういう点をどういうコンテンツを使って発信するかまでを 考えていただきます。こちらは、実際に今年の春にもおこなったプログラムなのですが、 学生ならではの視点で会社のいろんないい点を見つけてくださり、 それを発信するための企画を最後に考案していただきました。 また、この3日間のプログラムの最終日には考えていただいた戦略について 私たちに向けて簡単にプレゼンテーションをしていただきます。 3日間を通じて、広報、企画、マーケティングについて学べるだけではなく、 プレゼンテーションを行う際のノウハウなども知ることができる、プログラムになっています! 理系向けのものは、橋の仕事についてがっつり実務型で体験していただくプロゴラムになっています。 公共事業を扱う私たちならではの仕事について理解を深めていただいたり、 橋梁技術者としての仕事を一緒に体験していただきます。 特に普段私たちが生活していて、なかなか目にすることがない「橋」の大きさのスケールを 実際に見て感じていただくことができるプログラムになっています。 この夏、ぜひ私たちと一緒に「働く」体験をしましょう! お申し込みはチラシのQRまたは、こちらのURLからしていただけます! https://job.mynavi.jp/27/pc/corpinfo/displaySeminarList/index/?corpId=88432 たくさんのご応募お待ちしております! View more 
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                    社長コラム 2025 社長コラム 2025年4月号「春が来た!アラブも来た!」 新年度になりました。今年の冬は寒い期間が長かったのと 3月に入ってもそれほど気温が上がらなかったので、美川の河津桜は例年より 2週間遅れで開花。4月に入ってソメイヨシノが開花しても、まだ美川の河津桜は 満開状態でした。毎年のことなのですが、あのなんとも言えない綺麗な桜を観ていると 心が癒され、新年度の新鮮な気持ちと相まって春の訪れを感じるのです。 いくつになってもこの感覚は変わらないのです。 4月1日、今年も新入社員3人を迎えて入社式が執り行われました。 新社屋になって初めての記念すべき入社式です。数年前から採用活動や 入社式の運営など、新入社員に関わることは小池田取締役や管理本部のメンバーに 全面的に任せてほとんど口出しはしないようにしています。 今回、新社屋へ移り、入社式のやり方も彼らなりに考えて全面リニューアル! 会場も広くなり、出席者もこれまでの役員と部長級以上の管理職から 課長級以上の管理職に枠を広げて、たくさんの社員の皆さんと新入社員を迎えることが できました。本当に嬉しい限りです。当日は例年以上に新鮮で 引き締まった雰囲気の中での入社式で、新入社員を含め出席者全員が 心地よい緊張感に包まれていました。私も顔は笑っていましたが いつになく緊張しているのが自分でもわかりました。 そんな中で今回の入社式から、新入社員ひとりひとりが登壇して 自己紹介を兼ねて、出席者全員の前で挨拶をしてもらうことになりました。 事前にそのことは聞いていて内心「大丈夫かなぁ」と心配していたのですが、 その心配はことごとく裏切られました。 話すことはおそらく事前に一生懸命考えてきたのだとは思いますが、 3人それぞれが一切原稿も見ず、自分のこれまでの生い立ちや、学校でやってきたこと 部活のこと、これからの抱負などを、自分の言葉で正面向いてきちんと話してくれました。 お見事!正直びっくりしました。それぞれ学校を卒業したばかりの3人が あの雰囲気のなかであの挨拶ができることに頼もしさすら感じました。 さらに新入社員研修最終日恒例の「他己紹介」でも、50人の先輩社員の前で それぞれ立派に発表してくれました。ちょっと褒めすぎかもしれませんが、 これから彼らがどう成長していくのか楽しみであり、彼らの人生の一部を預かった 我々の責任の重さを改めて痛感しています。 がんばれ新入社員!! 今月はもうひとつ、会社始まって以来の出来事がありました。 我が社にUAE(アラブ首長国連邦)のドバイから、製品の立会検査に アラブの方々8人が来社されました。守秘義務があり、製品や具体的な内容については ここでは書けませんが、県内にある自動搬送メーカーさんと共同で装置を製作して ドバイの工場に納める仕事を請けています。 最初に話があってからすでに8年以上経過しており、紆余曲折があって やっとここまで来たかぁという感じです。立会検査は5日間、 その間、商社の方々や通訳、それぞれの会社のスタッフを入れ総勢20人くらいの人が 国籍入り乱れて社内を行ったり来たりしていました。 数年前にアラブの方々が数人ちらっと来社されたことはあったのですが、 これだけの期間、大勢の方々が来社されることは初めてで正直、 大丈夫かなと心配していました。我が社の役割は立会検査そのものも大事なのですが、 ご来社された大勢の方々に、いかに気持ちよく立会検査や打ち合わせを おこなってもらえるか、その環境を提供できるかだと思っていました。 すでにインスタにもあげましたが、5日間のうちの2日間は 本格的なインド料理を提供している「Indian meal Tannir」のシェフにお越しいただき お昼にカレーやインド料理を作っていただきました。 これがこちらの想定以上にアラブの皆さんや、商社の方々に受けて ホントに喜んでいただき、2日間とも完食! 私は英語がまったく話せませんが、通訳を介して 「まさか、日本に来てこんな美味しいインド料理が食べられるとは思ってもいなかった。」 「もしよかったらドバイへ来てこの料理を作ってくれないか!」と言われたそうです。 心を込めてインド料理を作っていただいたシェフもこの言葉を聞いて 大変感激されていました。シェフは素敵な日本人女性の方です。 食事が大事だというのは万国共通で、これによって立会検査や打ち合わせでの お互いのコミュニケーションが取りやすくなり、大変有意義な5日間になったことは 言うまでもありません。 ・・・ただ実際、立会検査ではたくさんの厳しいご指摘や要望が出たそうで、 それらをすべてクリアしてドバイへ出荷する運びとなります。 我が社の社員を含めご担当いただいたすべての皆さん、本当にお疲れさまでした。 感謝です。そして何よりもうちの社員がほんのちょっとの時間でしたが、 アラブの皆さんと接する機会が持てたことは内需型の仕事中心の我が社にとっても、 大変いい経験になりました。ちなみに私は3回、ドバイの先方の会社へお伺いしましたが 一度も日本料理はでませんでした。 今月は開会した大阪・関西万博についても書きたかったのですが、 これは来月以降もう少し落ち着いた頃に書かせていただきます。 今月も最後まで読んでいただきありがとうございました。 View more 
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                    社長コラム 2025 社長コラム 2025年3月号「生涯現役」 先月のコラムにも書きましたが、今年の冬は暖冬ではなかったのです。 結局、3月に入っても気温が乱高下して首都圏でも雪が降りました。 昨年11月に金沢気象台が出した3か月予報には 「1月を中心に例年より大雪の備えが必要です。12月から2月にかけて 今シーズンの冬は降雪量が平年並みか多い予報。冬型の気圧配置が強まる時期があるため、 特に1月を中心に大雪となる可能性が例年よりも大きいので、注意が必要。 12月も後半ほど大雪の可能性がある。」と、なっていました。 結局12月も1月も比較的、穏やかな日が続き、一部の地域を除いて、 ほとんど雪が降りませんでした。一転2月に入り、全国各地で「大雪警報」「大雪特別警報」 「顕著な大雪に関する情報」が発令されて、県内もしばらく冷凍庫状態だったのは 記憶に新しいと思います。結果的に予報ははずれ?超高性能コンピューターでも 自然現象の予測は難しいのです。ところで、皆さんは「大雪」の定義をご存じでしょうか? 実はこの「大雪」には決まった定義はないそうです。 ウェザーニュースによる意識調査では30㎝積もったら「大雪」と答えた人が54%、 その中でも北陸地方は50㎝積もると「大雪」と認識している人が多かったそうです。 30㎝で大雪?? ちょうど2年前のコラムにも書かせていただいた、澁谷工業 秘書室勤務 開 甲子久(ひらき かしく)さんが3月19日をもって正式に退職されました。 退職日がちょうど101歳のお誕生日でした。 創業者 澁谷庚子智(かしち)社長から現在の五代目 澁谷英利社長までの 5人の歴代社長を支え、まさに澁谷工業さんの生き字引、スーパーレジェンドであります。 女学校を卒業され、石川県庁林務課に勤務されたのち、1945年に澁谷工業さんの 前身の澁谷商店さんに入社され、今年で在籍81年!! 人生80年時代にあっても、会社在籍81年がいかに凄いかなのです。 昨年、100歳のお誕生日には「男女共同参画社会づくりの推進に寄与し、 長年にわたり仕事や地域活動で顕著な功績を収めた」として石川県より、 女性活躍の模範となる「特別功労賞」を受賞され馳知事から直接、お受けになりました。 2年前にも書かせていただきましたが、開さんの逸話や伝説?は枚挙にいとわず、 私が知っているだけでも、このコラムに書ききれないほどあります。 そのスーパーレジェンドがとうとう引退の日を迎えたのです。 退職日前日には、澁谷工業さんで引退セレモニーが執り行われ、私も勝手に押しかけて 参加させていただきました。あくまで澁谷工業さんの社内のことなので 外部の私が詳細を述べることは差し控えますが、当日は澁谷工業さんの皆さんの 心温まるご対応、そして開さんに対する感謝の気持ちがにじみ出る とっても素敵な引退セレモニーでした。その皆さんからのお気持ちに 開さんは終始涙ぐんでおられました。社外の私でさえも、泣きそうになりました。 僭越ながら私も皆さんの前でご挨拶させていただく機会をいただいたのですが、 開さんのお顔を見ていたら、話したいことはたくさんあるのになかなか言葉が出てこず、 結局しどろもどろでした。そこでひとつだけ開さんとのことをご紹介すると、 ある時期、開さんからよくお電話をいただきました。決まって「小池田社長さん、今どちらかしら? 社長が小池田君をすぐ呼んでくれんか?とおっしゃっているの! 30分で来てもらえないかしら~」そんなときに限ってこちらは、 会社で会議していたり、来客中だったりで「すいませんが1時間後にお伺いします。」 と申し上げると「わかった!でもできるだけ30分くらいでおいでになってねぇ」 と言い残して、一方的に電話を切られるのです。 最初のうちは「え~なんや~こっちの都合もあるのに!」と思いながら クルマを飛ばしてお伺いしていましたが、途中からあのせっかちな澁谷弘利前社長のことを考え そのような表現をされていたことがわかり、私も開さんからの呼び出し要請には 最大限お応えするようにしていました。で!急いでお伺いすると、 話はだいたい5分くらいで終わるのです。社外の私でさえもそんな感じだったので、 社内の皆さんはもっと大変だったに違いないと、勝手に推察しています。 でも冷静に考えると、この対応は懸案事項を先延ばしせず、即断即決するという お手本だったのかもしれません。あのなんとも言えない明るく甲高い 開さんからのお電話が、もう鳴らないと思うとホントに淋しいのであります。 開さんはまさに澁谷工業さん一筋、見事な生涯現役を貫かれた 素敵でチャーミングなスーパーウーマンだったのです。 澁谷工業さんは引退されても人生は引退せず、これからも元気で お過ごしになられることを切に願っております。私の人生の中で、開 甲子久さんとの ご縁をいただいたことに心から感謝です。 こんなほっこりした部分もある年度末ですが、たくさんの皆さんのお陰で 今年度もなんとか無事に終われそうです。 4月1日には新入社員を3人迎え新たな気持ちでスタートします。 新年度も宜しくお願いします。 あっ!忘れるところでした。 今年度のタリーズ金沢入江店の私の店舗ランキングは7位! 昨年より4位ランクアップです。 今月も最後まで読んでいただきありがとうございました。 View more