月刊ほくと新聞Hokuto News Paper

鈑桁の生産が続きます

2014年07月号

学校の方は夏休みに入り、ラジオ体操をしている子供たちの姿を毎朝見かけるようになりました。甲子園出場を賭けた高校球児たちの闘いも大詰めを迎え、様々なドラマが生まれています。いよいよ夏本番に突入です。

工場の入り口に設置されている温度計の示す気温ははただいまのところ33℃、やめてくれればいいのに、これからもまだ上昇すると思われます。

酷暑に体力を奪われながらも、現在工場においては橋梁の生産が休みなく続いています。7月から11月にかけてずっと鈑桁製作の山積みが高く、効率良く生産を進めようと色々と検討を重ねながら作業に取り組んでいますが、やっぱり暑いものはアツイ!全身汗だくになって溶接の火花を出しています。

良い製品づくりは健全な身体から。体調管理を万全に、熱中症に充分気を付けながら、早め早めの対応を心掛け、この暑い時期を頑張って乗り切りたいと思います。

感謝の記念旅行

2014年06月号

おかげさまで当社は会社を創業してから、今年が 80th Aniversary。2月には記念式典が行われ、たくさんの方々にお祝いをしていただきました。そして今月はついにっ!待ちに待った記念旅行、青い空と青い海が広がる「OKINAWA」3泊4日の旅です!イェー!!

1班と2班とに分かれ、6月4日にまず1班が出発。6月6日に2班と合流し、記念パーティーを催しました。会場には、社員、そしてその家族達のうれしそうな笑顔が溢れます。そりゃあそうでしょう、なんてったってここはOKINAWAなんですもの!!

社長の方針から、非常に自由度の高い社員旅行。観光をする者、フィッシングをする者、シュノーケリングをする者、沖縄料理に走る者、エステにくり出す北都鉄工美容部員の皆さん(男)など、それぞれが思い思いに沖縄を満喫し、きらっきらに輝く時間を過ごすことができました。

目を閉じれば、また青い海が広がります。波の音が耳の奥に残っています。さようなら、OKINAWA。また仕事を頑張って、きっと帰ってくるからね。

ということで、そろそろ現実に戻り、次なる目標に向かっていきたいと思いますが、とどめです。 
「あ~、楽しかった~!!」

この記念すべき節目の年を迎え、そしてこういった恩恵に授かることができるのも、先人のご苦労があったからこそ。このことは我々がしっかりと噛み締めながら次の世代へとつなげていかなければなりません。心を込めて、お客様に喜んでいただける製品を提供し続けることが我々の使命です。
この感謝の気持ちを改めて胸に刻もう。

そして最後になりますが、多様なリクエストにも丁寧にお応えいただき、楽しい旅をご提供いただきました本田さんをはじめJTBの皆様、お忙しい所温かく迎え入れて下さいました沖縄先端加工センターの皆様に心よりお礼申し上げます。
ありがとうございました。

金沢城を駆けまわれ

2014年05月号

5月11日、澄みわたる青空のもと、いよいよ金沢城リレーマラソンの号砲が鳴ろうとしています。北都チームは20名で1周約1.9kmのコースを22周、合計42.195kmを走り抜けます。

スタート地点には、周りの人からは着ぐるみだと思われているであろう54歳水口さんが不気味に蹄をならしています。さあ、スタートしました!

高校時代は硬式テニスで石川県を制し、溶接でも石川県を代表して技能オリンピックに出場するという華々しい経歴を持つ水口さんですが、それから30年以上の歳月が彼のおなか周りに劇的な変化をもたらしました(ご本人の言葉を借りると彼のおなかはパンパらパンだそうです)。大方の予想は取組終了後に敗れて土俵を去る力士のような姿でのお戻りを期待してゴールで待っておりましたが、なんとまあお早いお帰りで、しかもまだまだ余裕そうではありませんか!?

NEXTランナーは社長の奥様。いつも朗らで、普段の「うちの主人がしょうもないギャグばかり言って皆様にご迷惑をお掛けしてすみません・・・・・」といった印象とは全く異なり、ストイックに走る姿はまじで超かっこいい。期待通りの7分台でお戻りになられました。

ここからも、小口、倉田、木藤の若手ホープ3人が同じく7分台の快走でぐんぐん順位を上げ、スタート1時間後の順位でフルマラソン参加566チーム中48位と、想定外の高位置につけました。

さあ、社員達の予想以上の奮走に心臓をバクバクさせている小池田康秀 52歳。奥さんと一緒にトレーニングすればいいのに、ゴルフばっかり。しかも最近ではめったにミスショットを打たないため、ゴルフ場を駆け回ることなく、悠々と歩きながらラウンドされているというお噂。女性社員達が「生きてさえ還ってきて下されば・・・・・」との想いを込めた メッセージを書き込んだTシャツを身にまといスタートラインに向かいます。いつでも119番に通報できるよう、万全の体制がしかれます。そして2周目も7分台で走り切られた奥様からついに社長へとタスキが渡りました!

それはそれは長い1.9kmの道のりであったことでしょう。沿道で応援する社員達に力ないVサインで応える小池田社長。頭の中にはかつての栄光の数々が走馬灯のごとく駆け回ります。一歩一歩の足取りが、この苦しみから解放される蜘蛛の糸。ついにゴールが見えました。「宮口、タスキを頼んだ!!」

ゴール後 酸素を吸引し、「あまり効かんな」とおっしゃった頃にはいつもの社長に。皆を盛り上げ、気づかい、最後のランナーがゴールするまで声を掛けます。最年長62歳の江田さんが8分台の圧巻な走りで皆をうならせ、チーム北都一丸となってタスキをつなぎ、最後は再び倉田くんが7分5秒で最後の1周を走り抜き、3時間14分56秒でフィニッシュ。金沢城リレーマラソン初挑戦は総合105位という結果となりました。

レース終了後に金沢本社に移動し、健闘を称えあいながらバーベQで乾杯。皆の表情も非常に充実しています。とっても気持ちの良い一日を過ごすことができました。社員の絆もまた強くなったと思います。
社長、来年もまた頑張りましょうね!!トレーニングには小口と倉田が付き合いますので!!

新しい仲間を迎えました

2014年04月号

今月のトップを飾るのはもちろんこのニュース。

「快晴の青空の下、今年も新たに5名の若者が仲間入り!」

平成26年4月1日、晴れて社会人となった5名は、それぞれのおもいを胸に第一歩を踏み出しました。今年も素晴らしい資質をもった個性豊かな面々が新しい仲間に加わってくれました。

これからスタートする新しい生活が順風満帆に進んでいければいいでしょうが、そうはいかないのが社会というもの。困難にもまれ、強くなってください。思い通りにいかないこと、たくさんあると思いますが、忍耐から学んでください。何よりも大切なこと、今まで支えてくれた人への感謝の気持ちを忘れないでください。それが前に進んでいくための大きな力となり、成長の源となります。
それでは1名ずつ新社会人としての抱負を発表していただきましょう。
(注)1名ダミーが含まれております。

「仕事と遊びのメリハリをしっかりする、自らの行動に責任を持つ、資格をたくさん取る」

「やる気と元気は人一倍あります。 慣れない仕事で迷惑をかけると思いますが一日でも早く先輩方に追いつき、社会に貢献できる人間になります。」

「会社の一員として積極的に仕事に励んでいきたいと思います。」

「”新入社員は失敗し怒られるのが仕事”と、聞いたことがあるような気がします。失敗から何を学び、今後どう行動するのかが大事であると考えます。失敗をバネに自分を成長させるぞ!!」

「北都鉄工の社員として力になれるようになり、また将来自分が自信を持てるような仕事をしていきたいです。」

「北都鉄工の諸先輩方は 社長を筆頭に皆さん揃いも揃って美男美女ばかりで、また人間としても素晴らしい方ばかりで目が眩みそうです。私もそれにあやかれるよう精進してまいりたいと思います。」
 

新しい仲間から新しいパワーをもらい、一層明るく前向きに、心を込めてより良い製品づくりに励んでまいりたいと思います。

竣工検査が続きます

2014年03月号

写真はこの3月に竣工を迎えた愛知県豊田市に架かる曙歩道橋です。

本年度末に竣工を迎えた官庁工事現場は橋梁工事で11現場、水門補修工事で13現場と、今までにない数の現場が動き、その対応であっという間に時が流れ去っていきました。各現場とも工程が錯綜し、難しい調整がおこなわれる中、何とか全ての現場を無事にやり遂げることができ、責務を全うすることができました。ご協力いただきました関係各位の皆様には深く感謝を申し上げる次第です。

ひとつひとつの現場で、多くのことを学ばせていただきました。この経験のひとつひとつが我々の大きな財産となり、今後の糧となります。ここで得た経験をさらなるレベルアップにつなげてまいりたいと思います。
 

新年度からもまた新しい現場が待っています。様々な困難が待ち受けていると思いますが、お客様から、そして社会から喜ばれる企業であり続けられるように、真心を込めて仕事に取り組んでいく所存です。

おかげさまで創業80周年

2014年02月号

昭和9年2月11日に金沢市で北都電気溶接所として創業して以来、80年の歳月が流れました。振り返れば良き時代、そして厳しい時代とそれぞれにありましたが、こうして創業80周年の節目を迎えることができたのも、皆様方のお力添えの賜物と深く深く、心より感謝申し上げる次第です。

2月1日、金沢市の金沢国際ホテルにて、平素より大変お世話になっている皆様をお招きして、創業80周年感謝の集いを催させていただきました。万感の想いで、皆様お一人お一人にご挨拶をさせていただきました。森嘉朗元内閣総理大臣や、谷本正憲石川県知事をはじめ、お忙しい中にもかかわらずたくさんの方々からご祝辞を頂戴しました。これからも皆様のご期待に添え続けていけるよう、更なる精進を決意する場ともなりました。本当に本当にありがとうございます。

これからも創業以来の「誠意と研鑽」のバトンを次世代、それから更に先の世代へとつなぎ、ぎゅうっと中身の詰まった年輪を積み重ね続けてまいる所存です。お客様に喜んでいただける心のこもったものづくり、そしていつも明るく前向きに!北都鉄工はこれからも皆様から必要とされる企業であり続けることを改めて宣言させていただき、80年目のスタートを切らせていただきます!!

水門補修工事が熱い

2014年01月号

写真は金沢市を流れる浅野川の下流、地域の農業用水を供給するための利水事業を担っている表用水堰の長寿命化を図るべく、シリンダーを交換し終えたところの写真です。

 
現在弊社では石川県内の各所で水門の補修工事をおこなっており、どの現場も年度末に向けて佳境に入ろうとしています。幸い今年は例年に比べて降雪量が少なく、作業も順調に進んでおりますが、やっぱりこの時期の水門工事は寒い!鼻を真っ赤にさせながらひとつひとつ工程を進めております。

 
規模の大小はありますが、どの水門設備も利水・治水といった重要な役割を担うものばかり。工期内に確実に作業を終え、皆さまの安心と豊かなくらしを支えるインフラとしての機能を一層充実させるべく、雪が降ろうと、寒風が吹き荒れようと、我々の担う役割に強い責任と誇りを持ち、頑張ってまいる所存です!!

新曙歩道橋

2013年12月号

12月25日深夜、いよいよ桁の一括架設が始まろうとしています。

 
道路を行き交う車の流れも止まりました。クレーンが動き出し、桁を吊上げ旋回します。この瞬間の為に検討を重ねてきました。何度か経験は積んだというもの、今回も今までと同じように、不安が脳裏をよぎります。

桁が支柱に乗っかろうとしています。どうやら問題はなさそう、よし、いけ!どうだ!?・・・
予定通り、うまくいきました。今回も無事に遂行することができました。

大仕事を終え、車の流れも元に戻りました。工事関係者達の長かった一日がようやく終わり、くたくたになって現場を後にします。

・・・・・こうして彼らのクリスマスは終わりました。
大変な任務、本当にご苦労様です。きっとサンタクロースも見てくれていたと思いますよ!

 

朝には、行き交う人たちの頭上に 新しい歩道橋が きらり輝きます。

石川県知事表彰V3達成!

2013年11月号

誇らしげに表彰状を掲げる小池田社長の姿は見つかりましたでしょうか?
石川県の平成24年度優良建設工事表彰式でのワンショット。主要地方道金沢美川小松線橋りょう補修工事(美川大橋)が知事表彰を受賞することができました。

昨年、一昨年に引き続き、3年連続で知事表彰の栄誉に授かることができたことは、石川県の会社である我々にとって大きな意義を持つことです。地元で活躍できる喜びというものを改めて感じさせていただいております。また、この度の受賞も、いつも工事に携わっていただいている協力業者の皆さまをはじめ、たくさんの方々のご支援があるからこそと、心より感謝する次第です。

現在工場内にも出荷を控えた多数の物件を抱え、現地工事も各所で動いております。厳しい日程の中、いよいよ北陸の冬が本格的にやってきます。修羅場がやってきそうな気配です・・・・・・・でも、我々の仕事を必要としてくれる人がいる、喜んでくれる人がいる!
こうしてご評価いただけることを励みに、モチベーション高く厳しい冬を乗り越えていきたいと思います!!

ソフトボール大会

2013年10月号

第23回白山商工会議所会頭杯争奪ソフトボール大会に参戦しました!!
今回は・・・・・・・残念ながら初戦で散る結果に・・・・・・・・・・・

7対5、2点リードで迎えた最終回、勝利を目前にしてみんなの動きに変化が生じます。ヒットと2四死球でノーアウト満塁。しびれる展開で体も硬直してしまったのでしょう。エラーがからんであっという間に同点に追いつかれ、1アウトはとるものの内野ゴロの間に走者の生還を許しあえなくゲームセット。決勝戦までの必勝プランも水泡と消えました。

今回も小池田社長は一塁手として大活躍。三遊間からの鬼のようなショートバウンド送球を華麗にさばく小池田社長。3打数3安打、全てクリーンヒットをかっとばす小池田社長。走塁面においては大けがをされなかったのでとりあえず良しとしておきますね小池田社長!とにかく往時を彷彿させるハツラツとしたプレーでチームを引っ張ってくださいました。

今回の教訓。やっぱり勝ち進むには練習が必要だということでしょう。
悔しいけれど、まあ、楽しかったので良しとするか!!

 
最後になりますが、今回も大会をご準備いただいた白山商工会議所の皆様に厚くお礼申し上げます。ありがとうございました!

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